2025年3月2日日曜日

2025.3.2 幌天狗 テレマーク75mm族の集会ふたたび

前日までの春の陽気から一転、寒気が入って山の上はガリガリ。
降雪予報もどこかへ消えてしまった。
行先に迷っていたところ、浜益岳から対岸の尾根に輝いて見えてた、幌天狗のハゲ斜面が滑りたいと思って提案してみると、呆気なく許可が下りてしまった。
まぁこんな天気だし降雪が無ければ、尾根をロングに滑れば良いくらいに考えていた。
前夜に@makochan009から参加の入電があり、必然的にテレマーク75mmの集会となる。
テレのエキスパートが勢ぞろいの中、テレ初心者のワタシ。
やべぇ、シチュエーションじゃねぇか、もしかして。。

雪はサラっとしか降ってないし、風は強いし、メンバーは無表情で登ってきている。
ヤバいくらいの殺気を背後に感じながら先導していく。
途中、逃げ出そうかと思いペースアップするも、振り切ることは出来ず。。
目指す幌天狗は遥か彼方。
遠いね、遠いよね。。

標高が上がってくると爆風になってきた。
誰も引き返そう、とか言ってくれないので、ひたすら天狗を目指す。

テンションが、だだ下がりの万蔵さんも、デッドマンになりかけていた。

真っ白いけど、到着。
ここが幌天狗でぇす。尾根の上はガリガリ爆風でぇす。

ところが、目的の大斜面には雪が溜まっていて、想像してたよりコンディションが良かったりして。
遥々登ってきた甲斐がありました。
これは、また晴れた日に滑りたい大斜面ですね。

まさか、パウダーを滑れると思っていなかったので、急にテンションUP!
デッドマンは、ごちそう斜面で蘇るの法則。
いやぁ、良かった、良かった!
パウダーを滑れたし、みんなで楽しめたし一安心。

雪が溜まっていたので、ワタシもテレ板でも何とか滑れました。
テレエキスパートの滑りのお手本を目の前で魅せつけられましたね。
ワタシも少しずつ出来ることが増えてきて、テレも楽しい。





2025年3月1日土曜日

2025.3.1 浜益岳 一足早く春を先取りザラメ雪のビック斜面

1か月間違えたんじゃないかってくらい気温が上昇。
下界では10℃超え。山の雪も死んでしまったか。
強風予報だが天気は良い。
こんな時は、気持ちを切り替え春のザラメ雪を先取りです。
どうせなら、早めに緩むであろう南斜面狙いで。

長ーい林道歩きを覚悟していたところ、先行者あり。
湿雪ながら、じんわりと体力を奪ってゆく、少し沈む柔らか湿雪。
有難く先行者のトレースを泥棒させていただきました。

尾根で先行者に追いつくと、噂は聞いてましたが初めましてのまぁさんでした。
一度はお会いしたいと思っていたので、嬉しい限りです。
まぁさんは浜益岳まで行くそう。
最初は手前の斜面を調査する予定でしたが、雄大マジックと気持ちが盛り上がってしまったせいで、「うちらも、ちょっと浜益岳まで行っちゃう?」てな軽い感じで予定変更。

ちょっとそこ。。の浜益岳は、遠かった。。
ダラダラ尾根をいくら歩いても、中々山頂が近づかない。
景色良いのが救いだった。

幌天狗と群別岳。
ヨダレが止まらない。。

暑寒別と群別岳。
雄大な山に雄大な漢たち。カッコいいね。

浜益岳のビック斜面は緩む前で、まだ硬くて難しい雪だった。

滑り終えて談笑していると、後ろで雪煙が舞い上がっていた。
アレレ?
と、よく見てみると自然発生湿雪雪崩が目の前のシュートで発生していました。
雪庇下の破断面から、表層の湿雪が川の様に流れ落ちていた。

下流部にはデブリが堆積している。
急斜面の近くは油断大敵ですね。
沢の底を歩いていたら巻き込まれる可能性もありますからね。

少し登り返して、目的の斜面へ。
こちらは程よく緩んでいて、一安心。
予想以上に長く滑走できる斜面を見つけたので、収穫ありの山行でした。
本日もテッテレー!

お帰りの林道を歩いていると、来るときには無かったデブリが道を塞いでいた。
あぶないねぇ。

ドローンイマムーさんに撮影していただきました。

2025年2月24日月曜日

2025.2.24 P739東斜面

10年前に踵の骨を骨折したことがあって、その時は手術をして治ったのですが、足首の関節も損傷していたので、今でも運動をした後には足が痛んだりするのです。
普段でも歩き方にクセがついていて、小指の付け根も連動して足の着き方を油断すると
痛みが走るのです。
ここ1か月前くらいから親指の付け根も足の形が変化してきたのか、ブーツに当たって痛むようになってきた。
そして、この2週間は特に痛みが増して、耐え難いレベルに。。

でも、スキーには行きたいのよね。
近場の低山で軽く1本だけでもと思い、山へ向かう。
ということで、以前下見をしたときに美味しそうに見えてた疎林の味見をしてきました。

山に取りつくと、やや険悪な細尾根をひたすら登る感じになる。

途中、斜度45度の藪尾根もある。尾根が細いので逃げ場無し。
細かくジグを切って登ります。
雪も深くて、ポールがズブズブと1mくらい刺さっていくので、力が入らず中々めんどくさい感じです。

2時間半程で739ピークに立つ。
どれどれ、予想通りの急斜面かなぁと覗いてみる。
あれれ?正面から見たより緩いですね。。
エクストリームどころか、安全スロープ。
まあ、それはそれでストレスなく滑れるので、ドロップしちゃいましょ。

標高差350mの疎林。
程よい斜度で気持ち良かった。けど、ちょっと物足りない。
沢の下まで滑り切りました。

お帰りは、沢の穴に落ちないようにややトラバース気味に下山。
安全なところまで降りて山ランチ。

少し無理をしたせいか、今日は足がMAXイタイ。

帰宅してからブーツを焼き直して、調整してみようかしら。

2025年2月22日土曜日

2025.2.22 芦別岳Aルンゼスキー滑走

前にAルンゼを滑ったのは2017年。もう8年前だ。
当時は自分に自信をつけたくて、スリルを味わいたくてビックマウンテンの急斜面に挑んでいた。
時が経ち、少し落ち着いたオッサンになったかもしれないけど、54歳になった今でも基本的に変わっていない。
ビック斜面を滑り降りる快感に憑りつかれた中毒患者のままだ。
滑走する時は、斜面を高速かつノンストップで滑り切ることに拘っている。
そして、滑走動画はなるべくノーカットで編集せず証拠として残すようにしている。

前回初めてAルンゼを滑った時は、硬い雪面とスラフにビビリながらの滑走だったので、2回ほど途中で止まっていたし、ターンもお粗末だった。
その後、何度か訪れた事があるけど、条件が合わず急斜面にビビッて断念していた経緯があった。

今回の天気予報を見て、今日はここしかないとAルンゼ滑走を決意。
あの頃より歳をとってしまったけれども、今シーズンは体力的に充実している。
経験を重ねて、あらゆることを想定しながら滑れるようになった今なら、いい結果を出せそうだ。


日の出前に入山。冬尾根を登る。

半面山まで休まず快適にハイクアップ。
雲峰山もいつもならカチカチな部分も、雪があって過去一快適に登れました。

Aルンゼまでアイゼン無し、シールで快適に登れる良コンディション。
とは言え、ここまで登ってきた冬尾根とは別世界の急峻な景色に、チョット緊張してきた。

矢印の辺りからからエントリーよ。
ここまで来たのだから、覚悟はできている。

ドロップするまでの1分間、雪の状態や滑走ライン、雪崩れた時の回避など、あらゆることをイメージして精神を統一する。
そしてドロップ。

標高差約440mの急斜面を一気に滑り降りる。
本谷と合流して開けた時の解放感は言葉に出来ないくらい素晴らしい気分だった。
雄たけびも上げず、唯々ジワジワと沸き起こってくる充実感を噛みしめていました。

緊張が解けてから、ユーフレ谷のメロー斜面をクルージング。
これも、三月とは違って光が当たらない谷底には上質な雪が溜まっていて最高でした。

さてここから先が核心部。
ゴルジュが埋まっていなかったら、登り返して戻る覚悟で先へ進んでみる。

所々、穴が開いていて、とても深い。
落ちたら助からないよなぁ、と思いながら、絶対落ちないように慎重に。。
かなり際どいトラバースを繰り返してなんとか突破。

ユーフレ小屋前でようやく休憩。
しばらくボーっと時間を過ごす。

ここから下部も、危険個所が多く、ソロで来て正解だったかも。
二人目が通ったら崩れるような場所ばかり。

途中、7mくらいある崖上の岩場に雪が少し乗っかっているだけのトラバース箇所も多数。
多分落ちたら死ぬね、くらいの場所もありました。

繋がっていない渡渉ポイントは数知れず。
下から登ってきて、突破できずに引き返したトレース跡も対岸にあったりしました。

林道に復帰して、生きてて良かった、と安堵する。

今回、色々な条件が整って満足できる滑走が出来ました。
ユーフレ谷ですべての記憶が吹き飛んで、もう二度とくるか!
ってなりそうだったけど、今日の山行は素晴らしかった。

最終的には良い結果が残せたかな。