2020年7月25日土曜日

夏の羅臼岳 岩尾別からの雲海ハイク

連休なのにねぇ、天候がグズグズ。
初日は低山ハイクで足慣らし。(神居尻山よ)
2日目と3日目をどうしようか。。
何度見ても、悩ましい予報であった。
最初は、2日目も近場で済まそうかと思っていた。
2日目の朝、目覚めてGPV予報を見ると、3日目の土曜日に知床が晴れそう。
連休は、普段だと中々行けない所へ行きたい気分だったので、急遽予定を変更。
2日目の金曜日は移動日にして、土曜日は知床の山を登ろう。


ウトロの道の駅で車中泊。
朝目覚めると、駐車場は満車。スゴイね。。

岩尾別に移動して4時すぎに到着。
クルマは道路脇に停めた。
出発時は、雨に近い霧雨。ホントに晴れるんかいな。。
と、思いつつもGPV予報を信じて4時半に入山する。

ガスガスで景色も見えない中、良く整備された登山道を進む。

大沢に入ると、ガスの上に出て青空が見えてくる。
頭上は、ピーカンの快晴。
もしかしたら、当てちゃいました?
もう、ワクワクしてくっぞ!

羅臼平まで2時間半、羅臼岳が「おいでおいで」と手招きしている。

前日からお泊りしていた方々。

3時間で山頂に到着。
眼下に広がる雲海に知床半島が浮かんでいるようです。

知床半島の先っちょ側。
素晴らしい眺め。
とってもヘブンチックです。

斜里岳側。
知床峠の上を北から南へ雲がゆっくりと流れていく。

あまりにも気持ちが良いので、1時間ほど山頂でまったり休憩。
幸せな時間が過ぎて行く。
暫くすると、続々と登山者が登ってきた。

羅臼平まで降りてから、反対側の三ッ峰までチョイと散歩。
反対側から羅臼岳を望みます。
こちら側は人が少なくて静か。
ここでも、のんびりヘブンチックな眺めを満喫。

下山すると、ズラリと停められた登山者のクルマでイッパイでした。


2020年7月19日日曜日

大雪山 クチャンベツから沼の原と五色岳 お花畑をヘブンハイク

数年ぶりにクチャンベツの林道が開通したとの情報を聞きつけ、以前から行きたかった沼の原へ。
オフロードバイクを走らせ、ピョーっと林道を走り抜け、駐車場の一番良い場所に駐車。

穴場だと思っていたら、人気スポットだったのね。
駐車場は、クルマで満杯です。。

笹が払われていてとても歩きやすい。

1時間程で、沼の原へ。
ここからヘブンチックなハイキングの始まりです。

木道が整備されていて、良いペースで進む事が出来ます。
トムラウシ山をずっと眺めながら歩くので、楽しくてたまらない。

五色ケ原までの道のりも、お花が沢山咲いていてメルヘンチック。

進むたびに綺麗な花と景色が現れ、つい立ち止まってしまう。



3時間20分で五色岳に到着。

忠別岳もこちらから眺めるとカッコ良い。

化雲岳は、この次来た時に繋ごうかねぇ。

ヘブンチックでメルヘンチックなルートでした。
久しぶりに帰りたくない気分になっちゃいましたよ。


2020年7月11日土曜日

マイナーな夕張岳金山コースでヒグマの親子と出逢っちゃったのよ

夕張岳は、この時期お花が綺麗に咲いているので人気の山だ。
昨シーズンも夕張側から登って、お花を眺めながらメルヘンチックに登山を楽しんだ。
しかしだ、人が多くて人間社会から脱出した気分になれなかったのだ。

ということで今回は、マイナーな金山コースから登れば、人間社会から隔離された大自然を楽しめるのではと思い、バイクを走らせ金山登山口へ。

5時50分出発。

小夕張岳までは、やや放置された感じがあるものの、登山道は明瞭で快適に歩けた。
ただ、この区間はダニがしつこくて、10分に一度はダニのチェックをしないと、服のあちこちにダニが引っ付いて生き血を狙って登ってくるので大変だった。

小夕張岳を過ぎると、笹薮ラッセルの始まりです。
残りの区間は殆ど笹が覆い被さっていて、行く手を阻む笹に体力を奪われる。

ずーっと夕張岳の東斜面を眺めながら登れると思っていたのに、登山道は微妙に尾根の北側に付いているのと、背丈以上の藪で視界が遮られて全然景色を楽しめなかった。。
一瞬だけ夕張岳の東面を望めるポイントがあった。
お楽しみはこれだけ。。

そして、まだまだ藪との闘いは続く。

何のお楽しみも無く、気付くと山頂。
9時49分に到着。
少し休憩。
夕張側からは沢山登ってくる人がいる。

まあ、今日はロングハイクの準備運動と思って登ったので良しとしますか。。
憂鬱だけど、分岐からまた藪の金山コースへ戻る。
10時25分下山開始

小夕張岳の手前付近で、踏み跡を見落とさぬ様に足元に気を取られて歩いていたら、目の前に黒い塊が。。
気付いた時には既に遅し。
すぐ目の前にヒグマがいたのだ。
距離にして10mくらい。
近すぎて、逃げたくても逃げられない。
クマが襲って来ないように願いながら、クマをじっと見つめカメラを手に取り、ヒグマとの対峙を撮影しました。
親熊と先に遭遇したのが幸いしたのか、親熊は大きく興奮することなくその場を去ってくれた。
5~6分間ほどの出来事だったけど、無事に済んで良かったぁ~
ヤブヤブ登山で終わるかと思ったら、マイナールートならではのアトラクションにドキドキな山行でした。

登山口には、私の帰りを待っていてくれたバイクが佇んていた。
14時15分到着。
本日の成果。
エゾシカ5頭。ヒグマ2頭。ヒト0人。(金山コース)
大自然を満喫したし、お帰りもバイクのツーリングを楽しみながら戻るのです。