2026年2月22日日曜日

2026.2.22恵庭岳オコタンシュート

 2月だっていうのに、4月並みの陽気。
しかも、サラリーマンにとって貴重な連休だっていうのにね。

仕方ないので、こんな時こそはマッタリとテレでザラメ雪をメローに楽しもうと思って、万蔵さんを誘ったら、恵庭岳に行こうってさ。
しかも、オコタンシュート。
コンディションが良くないときは突然、ヤバイ思考回路になる万蔵さん。
てか、最近スティープ斜面ばかり誘われている気がするんですけど。
でも面白そうだから、当然の如く同行させていただきますよ。


人のトレースなのか、シカのトレースなのか、分からないほどアチコチ踏み固められている。
とりあえず入山よ。

至る所に、シカの糞だらけ。
こんなのは、かわいいもんです。
後から、閲覧注意レベルの鹿糞地獄を味わうことになる。

そして、山麓は雪が少ないのか、枯れ笹が行く手を阻む。
ポキポキ折れるわ、折れた笹が刺さってくるわで、切り傷だらけになりました。

絶妙なルート取りで1200m付近まで高度を上げる。
この辺は、雪が良ければイイ感じの疎林です。

振り返ると眼下には支笏湖。
こちらは天国のよう。

シュートを覗きこむ。
入口からシュートに向かって曲がっていて、先が良く見えない。

そしてその先は、デスゾーン。
地獄のシュートでした。

最近こんな所ばかりなので、慣れちゃった感  があって、逆にこわい。

なんと、ここも標高差600mも滑れるロングスロープ。
エクストリーム感があって楽しいところです。
急斜面を満喫したら、あとは帰るだけ。

しかし、ここからがホントのデスゾーン。
閲覧注意レベルの鹿糞地獄。
雪が解けて、土が露出しているのではなく、この茶色い部分は全てシカの糞。
肥溜めか?
これが、行くところ行くところに何度も現れる。
しかも異常に臭い。
至る所、糞だらけで、間違って転倒でもしたら、糞まみれになってしまう。

山麓の枯れ笹エリアは下りでも悪さをする。
枯れ笹さえ無ければどうって事ない斜面も、笹が有るせいで行く手を阻まれ、スムーズに通り抜けられないのだ。
地形図には無い崖エリアに行く手を阻まれるわ、滑落しそうになるわ、ウエアは破れるわ、楽しかった記憶が全て吹っ飛んでしまいました。

たかが片道4km程度の山行なのに、とても濃いアドベンチャーでした。
こうやって色々な山を登ることで、経験値が上がるんですねぇ。

2026年2月21日土曜日

2026.2.21ニセイカウシュッペ山 大槍ドロップ

 以前、この山に訪れたのは8年前の3月。
だいぶ時が経ってしまった。
その時は、硬いバーンにサラっと積もった底突きパウダーで、テクニカルなコンディションだった。
もう一度、パウダーコンディションで滑りたいと思っていた場所。


今回、天候と休みが合ったので、再チャレンジ。
南から暖気が流入して昇温予報でしたが、上空の寒気が残っているうちに登って滑走してしまえば、標高も高い場所だし大丈夫そう。
雪が腐る前に大槍からドロップするのだ。

今回は、ごく標準的なルートで登ってみました。
雪が柔らかく、シールで登ることが出来たので快適ハイクでした。
強風予報でしたが、尾根でも前日からの深雪が飛ばされずに残っていました。

夏道に合流すると、ガスがグイグイ抜けてきました。
ピーカン、眺めも良い。
大槍を目指してテクテク。

大槍から歩いてきた稜線を振り返る。
流石に、尖がった槍の上は、高度感がある場所なので少し怖い。
10時20分。
気温は、まだ寒いくらいだ。
雪も、まだ生きている。
南東斜面には、良い雪が溜まっている。
早速滑走準備をして、ドロップ。
標高差600m以上。
荒井川まで一気に滑り降りる。

ボトムは既に暖かくなっていました。
誰もいない貸し切りエリアでまったりランチ。
この広い山を独り占め。
幸せだー

さて、下山。
ここから、昇温による弊害。
ベタ雪がシールに張り付いてゲタに。
足元が重く、登り返しが大変でした。
これが無ければ楽勝だったのにね。

13時下山。
本日の入山者はワタシだけ。
光り輝くパウダー斜面を滑走出来て大満足の一日でした。



2026年2月18日水曜日

2026.2.18有給消化な休日  疎林でテッテレー

 自分で言うのも何ですが、ワタシ勤勉に働いている平均的サラリーマン。
風邪で休むこともなく、有給を一日も使わないまま日々通勤して今日に至る。
事務職で中間管理職なのもあってか、何かと周囲の都合に気遣っていると、自由に休暇を使うタイミングを逃して、そのままになっちゃうんですよね。
とは言え、この冬の閑散期を逃すとホントに休めなくなっちゃうので、流石に今シーズンはリアルに休暇を取らせてもらいますよ。
ホントなら天気と雪のコンディションが良い時に合わせて、直前に休みを取りたいけど、立場上そうは行かず、職場への影響が少ない日を選択したのが今日なのです。

本日の天候は、徐々に曇って来て、午後にかけて気温が上がり、風が強くなってその後は風雪予報だ。
なかなか悩ましい。
午前中は高曇りから曇り。プラス気温の影響を受けない標高500m以上から入山が出来る近郊の疎林を選択。

クラウドベースも考慮しつつ、視界を確保できる斜面で遊びました。
昨夜から弱いながらも雪雲が通り、このエリアでは10~20cmの降雪もあり、疎林には上質な雪が溜まっていた。

今回はテレで来てみましたが、いつもなら雪が溜まっているオープンバーンは、前線に吹き込む南風が当たり、やや雪が飛ばされていた感じで難しかった。
このくらいの斜面なら、アルペン板じゃ物足りないと思ってテレにしたけど、チョットでも難しくなると全然滑れなくなっちゃうのもテレ。
このままだとモヤモヤするので、疎林へ移動して、柔らかい雪の上で何本か登り返して遊んでスッキリ。
少しだけテレターンが出来たので、なんとか満たされて満足。
さて、天気が悪くなる前に下山しましょ。

2026年2月14日土曜日

2026.2.14狩場山北斜面スキー滑走

 先週に続き、今週末も晴れ予報がやってきた。
厳冬期の狩場山のビック斜面を滑ってみたい、それも北斜面を。
以前に、春とか3月に滑った事はあったけど、その時はガリガリだったりして、満足していませんでした。


そんな思いから、2月ならどうかと再訪してみました。
以前から、考えていたルートで、贅沢にこのエリアを回してみたい。


今回は、早朝4時に入山。
標高33mの麓から森の中を登ってゆく。

空は雲もなく晴れている。
朝焼けも綺麗だ。
山の上は気温が低く、雪もサラサラだ。
前日から風が強く、影響がありあり。
樹林帯を抜けると、パックぎみになってきた。
硬い雪にも慣れてきたので、このくらいは柔らかいうちに入る。
やっぱり上手なひとは、どんな雪質でも上手に滑る。
ワタシもそんな人になりたい。

東狩場の横を通り過ぎ、稜線伝いに狩場山を目指す。
完璧なピーカン。
テンションが上がる。
今回は、東側のパウダー面ツル斜面に用はない。

9時半ころ、ピークに到着。
稜線の風は強い。

北斜面のシュートは硬かった。
ウインドスラブによる雪崩に注意しながら滑走した。
シュート部はガリガリしていて、ピリリと緊張感を楽しんだ。
下部は雪が柔らかく、最後は緊張から解放されボトムへ滑り込んだ。

谷の底から見たパノラマは最高だった。
谷の中は天国の様に穏やか。
ここから見上げた眺めは、中々見る事が出来ないので、贅沢な気分でした。
色々と発見もあり、宿題も増えちゃいました。

貸し切り、独り占めの時間を満喫した後は、フモンナイ岳の方へ登り返し。
おまけの東斜面を滑って下山。
気温が上がってきていたので、斜面はデブリだらけでした。

麓まで降りると、春の陽気。
往復21km。
奥深い山の中まで行き、どっぷりと厳冬期の狩場山に浸かった一日。
心が満たされました。
午後2時下山。
ニペと比べたら、全然楽ちんでした。