2023年6月24日土曜日

2023.6.25北鎮岳 残雪スキー

さて、今回は北鎮岳で残雪スキー。
残雪期に訪れるのは、初めて。
当初の雨っぽい予報から晴れそうな予報に変わり、家でじっとしているのも勿体ないので、大雪山へ向かって出発。

最初は銀泉台から残雪スキーを楽しもうと思っていたのですが。。
いつもより2週間ほど融雪が早い今シーズン。
さらに1週間遅れで銀泉台が開通。
それでも毎年通っているところなので、少しぐらいの残雪は残っているでしょ。
って甘い考えで第一雪渓まで行ってみると、絶望的に雪が無くなっていた。

第三雪渓を100mくらい滑ったくらいじゃ満足出来ない、引き返して黒岳ロープウェイ乗り場へ向かった。
普通に登山でも良かったけど、まだ滑りたいモチベーションが強かったのですよ。
北鎮岳の雪渓なら、まぁまぁの滑走距離を滑れるでしょ?

今日は山開きみたいだけど、朝6時台の時点では比較的空いていました。
スキーを背負っているのはワタシだけ。
チョット照れながら、五合目駅舎を出ようとすると、スタッフのオジサンに「山開きで他の登山者もいるからスキーでの行動は配慮してね。」と囁かれた。
ん?ナニかあるのかな。

黒岳を越えると、北鎮岳には安定の雪渓が残っていた。

石室の横から下りて雪渓を繋いで北鎮岳まで行けそうだったけど、念のため石室のスタッフに聞くと、ここから雪渓まで雪が切れているので遠慮するように言われた。
数十mの距離ですが、今日は山開きで環境省の方も来るそうです。
そういう事でしたか。それは配慮が必要ですね。
ココは素直に登山道を進んで北鎮岳の取り付きから雪渓に入ることにしましょう。

お花を楽しみながらのんびりハイク。
お鉢平展望台を過ぎた所から雪渓に乗ってシールで直登します。
さて、どのラインを滑りましょうかね。
上川岳側に向かって滑るラインの方が縦溝が浅いようです。
斜度もこちらの方が面白そうですね。
先ずは、一本。
雪が柔らかくなっていて、中々気持ち良い。

登り返して、メロー斜面をもう一本。
この時期としては、長く滑走出来る斜面で満足満足。

ちょいと登り返して、登山道に復帰。
シートラで、戻ります。
行きはウキウキだったのに、帰りのシートラはしんどかったりする。。

貸し切りの斜面にラインを刻んできました。

いままで、シートラで歩くのが面倒だったので避けてた感があるけど、滑走中毒系の皆さんが残雪期に北鎮岳に集まるのに納得です。
思っていた以上に、満足度が高い雪渓でした。

帰りに、五合目駅舎のスタッフが私を見つけてくれて、また声を掛けられた。
今日の感想を話すと、ニコニコしながら私の話を聞いてくれてチョット嬉しかった。

他のスタッフさんも親切で、心が温まった一日でもありました。

2023年6月17日土曜日

遥かなる山 残雪期の忠別岳

 高原温泉開通直後の残雪期にしか使えない限定ルートを使って忠別岳へ。
夏期ルートだと遠くて気合を入れないと中々辿り着けない、遥かなる山として大雪山のなかでも人気のお山です。
残雪期だと比較的短距離なルートが期間限定で使えるという事なので、行ってみることにしました。

今日は色々な景色を眺めるために、寄り道しながらたくさん歩こうと思って早めに出発します。
まだ駐車場はガラガラです。

沼めぐりをしながら進みます。
朝のうちは天気が良かったのよ。

鹿さんも朝の散歩中

お花に癒されるメルヘンおじさん。

まだ、天気は良い。

登山道脇には可愛いお花がいっぱい。
ホント癒されます。

お花に見惚れてのんびりしていると、何だか曇ってきちゃいました。

そして忠別岳に到着するとガスー。

頭上は爆風が吹き荒れているんだけど、西側の崖で風が巻き上げられ、不思議と山頂は無風で快適。
食事をしながらのんびりしてると、少し晴れてきました。

それでも、怪しい感じなので雨雲レーダーを確認してみると、西の方から雨が降ってきそうなので引き返すことにします。
今日は当初よりも良い方に予報が変わってきたのでここまで来たのに、元の雨雲が通る予報に戻ってしまいました。

忠別岳から見たゼブラ。

とりあえず、忠別沼の雪渓を滑ってみる。

下山まで間に合わず、途中で雨雲に追いつかれてしまい、まあまあ強い雨に打たれてしまいました。
遠回りをしながらアチコチのんびり散歩のつもりだったのに。。
当初の予定はキャンセルして戻ることにしました。
また次の機会にしましょう。

沼まで雪渓を繋ぎながら下山しました。

2023年6月11日日曜日

2023.6.11大雪山高原沼BCスキー

シーズンも終盤。
高原温泉線が開通したので恒例の高原沼で残雪スキー。
この時期になると行き場が限られてくるので、同志とも言える「しつこく滑ってる仲間」が大集合です。

ここも例年より融雪が進んでおり、ヤンベタップ温泉まで殆ど雪が無い状態。
登山道に沿って行かないとダメかなぁ、と覚悟しつつも残雪を繋いで行く方が好みなので登山道から離脱するタイミングを模索しつつ進みます。
ヤンベタップの分岐から400mほど登山道に沿って進むと雪が繋がりだしてきた。
前日の滑走痕があるので、この辺からならシールで進めるんでないかい。
林道を離れ、いつもの様に高原沼に向かって直進。

例年よりも融雪が進んでいるとは言え、まあまあいつも通り雪があったので楽ちんでした。
のんびり歩いていると、沼の手前に出る。

壁を登っていると、丁度エェ感じの雪塊を発見。
これぞ自然が創り出した奇跡の造形だ。

スコップを出して、朝も早よからシコシコとシェイプしてキッカーを製作。
試しジャンプを2回ほど。
4~5mの飛距離で飛びやすいように手直しします。
傍から見てたら怪しいオッサンでしょ。

良い感じに完成したので、壁を登って本番よ。
まだ、誰もいないので壁の上でマッタリしながらギャラリーの到着を待つ。

やっぱり、ポンドスキムも含めて、トップtoボトムを通して滑らないとね。
チラホラ、登ってくる人が増えてきたのでドロップ。
1本目はストレートジャンプでセーフティ。
2本目は、ギャラリーも増えてきたのでチョット調子に乗って360を入れて。

ポンドスキム広場では仲間が集まってきて大盛り上がり。
とても楽しい時間を過ごしました。

まあ、流石にキッカーでは遊んでくれる人はいませんでしたけどね。

お帰りも雪が切れるところまで滑って下りてきました。
ここは楽ちんお手軽BCなのよ。

今日は他にも、忠別岳まで行かれた方や緑岳や白雲岳に登られた方も。
ここは色々バリエーションがあるので、それはまたの残雪期にとっておきましょう。