2021年4月29日木曜日

西暑寒別ビック斜面 親子でバックカントリー 春のザラメスキー

 前回、ヒグマに進路を阻まれて、行けなかった西暑寒別へ。
やはりシーズンに一度は滑っておきたいビック斜面なんですよねぇ。

本日は、GW休みで帰省しているToyさんを連れ出して親子BC。
イマムさんとToyさんがいれば、クマと遭遇しても何とかなるんじゃないすかね。

海を眺めながらのハイキングは気持ちえぇっすねぇ。

GWになると尾根は融雪が進み、いつもの場所にハイマツが顔を出してきます。
ココは、いつもの藪漕ぎで突破。
ダラダラ尾根を普通に歩いているより刺激があって楽しいでしょ?
息子にも藪漕ぎの楽しさと奥深さを伝授。

寄せ集めの道具でも何とかなるもんですね。
手ぶらで帰省してもBC出来ちゃうのよ。

上部は少々ウネっていたけど、後半はナイスザラメで気持ち良し。
ビック斜面を滑ってスッキリしました。


2021年4月24日土曜日

美瑛岳 東斜面とポンピ沢 春スキー

 望岳台までの通行止めが解除されたので、テレ村さんと美瑛岳へ。
AM6:30出発。
残雪を繋ぎながら進みます。
取り付きまで1時間ちょい。

相変わらず、漢の直登を貫くテレ村さん。
「美瑛岳って山頂まで直登できるお手軽山なのね。」
と、申しておりました。
いやいや、中々の急斜面だと思うんですけど~
この方も、「今日のエビは優しい。」と言いながら、山頂のリッジをスタスタ歩いて行く。

ラッセルが無いとラクチン。3時間で山頂着。

お手軽と言っても、ココは尖がり山。
美瑛岳の洗礼を受けます。
隙間を見つけて岩場を下ります。
大人の儀式を乗り越えた者が、東斜面を落とす事が出来るのですよ。

まだらストップ雪だったのが残念ですが、メローで広~い斜面。

一本目。ごちそうさまでした。

ここから、爆風が吹き下ろしてくる斜面に向かって登り返します。
ここで体力を奪われましたよ。

そして、本日のメイン斜面 ポンピ沢へ。

ロケーションの良い、素晴らしい沢です。
ダイナミックな景色に、暫し見惚れてしまいました。

ヨダレ系の斜面群が色々とあって、宿題が増えてしまいましたねぇ。
何度も振り返りながら、余韻に浸る。

お帰りコースへ移動。
広大な景色を散歩していると、気持ち良くてたまらないのです。

登り返してメジャー斜面をもう一本。

13:45下山。
広大な山の中にいると落ち着きますね~
白銀荘で温泉に浸かって本日のミッションコンプリートです。

2021年4月17日土曜日

雨降り週末 小樽天狗山残雪スキー

土日の両日とも所用があり、今週は山に行けない。
天気予報も雨降り。
とは言え、カラダを動かしたくてウズウズしていた。
初日の用事は15時くらいで片付いた。
雨が小降りになったので、近所の天狗山までお散歩。

馬の背から旧コースの上部まで雪は繋がっていた。
シールで登れるならラクチンよ。

旧コースのドロップポイントまで登ると、丁度良い感じで小樽の街が霧に包まれ雲海みたいになっていた。

旧コースにしても、新コースにしても、こんなに緩かったっけ?
子供の頃はこの旧コースで、GWになっても雪をかき集めてジュニアレーシングの合宿で滑ってたっけなぁ。。
残雪期に滑ると昔を思い出します。

ナイスザラメ!

リフト乗り場の手前まで滑れます。
あと数日は大丈夫そうですよ。

カラダを少しでも動かすと安心するのよね~。

2021年4月11日日曜日

春の暑寒別岳 ポンショカンベツ沢でヒグマと遭遇 2021.4.11

暑寒荘までの道路が開通したので、春スキーを楽しみに行ってきました。
午後から用事があるので早めの出発。
宿泊者もいたので、AM5時でも駐車場は半分以上が埋まっている。

ポンショカンベツ沢をテクテク登って行きます。
目的の斜面が輝いている。
今日はアノ斜面でヒャッホーするハズだったのに。。
  
この先のブラインドカーブを曲がると、デカい黒い塊が動いている。
夏に続いてまたかよぉ。。
ヒグマがいるよぅ。。
クマさんがお食事にしゃぶりついていた。
クマは食事に夢中です。
こちらには気付いていない様子だったので、すぐに隠れて安全な所まで引き返しました。
場所が悪かったので早く離れたかったのと、クマに気付かれてはならないと思い、シャッター音を鳴らしたくなかったのとで、写真を撮る余裕は無かった。
帰りに撮影↑
皮しか残っていない。。

昨年見た個体と同じでしょうね。夕張岳で見た個体より1.2倍程デカかった。
何度も振り返りながら、人がいる尾根まで急いで登りました。

尾根に登って一安心。
と、思って1075ポコをのんびり歩いていたら、先程のヒグマの足跡が。
ワタシと並行して登っていたようです。
足跡は、箸別川の方に向かっていた。
チキショー!そうとわかっていたなら、西暑寒側に登っておけば良かった~

まだ、時間が早いので斜面はカチカチ。
もうヤケクソでぃ!
いつも登っている斜面と比べたら全然緩い。
シールのまま直登!

予定を変更して暑寒別岳ピークを踏んでおきます。
9時半なので、雪が緩む気配なし。

もうね、ガリガリでも関係ないね。
ガリガリ斜面だけどデカイターンを決めて、登ってくる人に見せつけて自己満足するもんね。
遠くから見たら気持ち良く滑ってる様に見えるでしょ?たぶん。

沢まで滑ってから登り返して1225ボウルへ。
先程逃げながら登る時に、こちら向き斜面の雪が良かったのはチェック済み。
早めに滑っておけば一昨日の新雪も残っていて腐っていないハズ。
ビックボウルはデカくターンを刻む!
何だかんだで、ココの雪が良かったのが救いですわ~


10時半に下山。
午後からの用事には間に合いそうです。
時間の制約が無かったら、もう一回登り返す事が出来たのになぁ。。

今日のクマさんトレースとお食事処。↓

2021年4月10日土曜日

羊蹄山 4月のフレッシュスノー真狩コース

良いサイクルで週末に貴重なフレシュスノーが降ってくれました。

とは言え、風が強かったみたいで、いつもなら雪が溜まっている沢も雪がぶっ飛んでいて、細~いラインしか描けなさそうです。
アラマンの鋭い眼光がパウダーを捉えようと、粉レーダーの感度をビンビンにアップさせる。
ぐるりと山を回って雪が溜まっている沢を見つけ入山。
昨日は雪雲が道南方面で渦を巻くようになっていたので、いつもと雪の溜まり方が違うのよね。

気温は低い。雪もある。
風が当たっていた部分はパックぎみ。

テラスに上がると直登の始まりです。

天空に向かって登って行く感じ。
いつもの事ながら、シールだけでよくこの角度の斜面を直登していくよね~
結局、沢の入り口の高度までずっとシールで登った。(登らされた。に近い)
新雪が切れてカチカチな所をツボで横に少々トラバースしてドロップポイントへ。

ややパックぎみのテクニカルな雪だけど、比較的柔らかいのでコントロールしながらのドロップ。
沢は長いので滑り応えアリ!

一本だけでは物足りずに登り返すオジサン。

二本目はお隣の疎林パウダーをピョーっと滑ってから。
お帰りコースへ移動して、ナイスザラメでヒャッホーでーす!

4月に貴重な新雪でしたね。
ごちそうさまでした!

2021年4月4日日曜日

大雪山 黒岳まねき岩シュート ミラクルパウダー

いつもの事ながら、この時期になると週末にフレッシュスノーを当てるのは困難になってきますよねぇ。
予報を見ると、下界は雨予報でも2000mクラスの山では雪。
日曜日はベストなタイミングで新雪に当たりそう。
フレッシュスノーを求めてパウダージャンキーが黒岳に集結してますよ!
五合目駅舎を出ると皆さん登る準備をしています。

スキー場を通過してから直登の始まり、始まり~
我々を追い越して、先頭を行くo_russelさん。
オヤジ殺しの直登をキープ!
ジグを切る事無くニコニコしながらハイペースでガシガシ登ってゆく。。
この空気感でジグを切る事は許されない。
後続の我々は否応なしに直登を強いられる。
もう、オジサン達はヒイヒイですよ。

10時前に黒岳ピーク到着。
半袖で登ったけど、汗だくですよ。
1ピーク目
視界と雪が良いうちに~と、まねき岩シュートを一本落とします。


登り返して2ピーク目

高曇りと雲海の中間に居る感じです。
午後からは、また天候は下り坂予報。
まだ、視界があるので凌雲岳まで行ってみます。

この辺りのメジャーどころは中々来る機会が少ないので、この景色は新鮮ですねぇ。

目的地手前まで進んだところでガスガスに。。

このまま粘っても回復しない事は想定済みなので、サッサと下山。
お帰りコースも、ガスガスだとアドベンチャー気分を味わえます。
普通のルートでは物足りない隊長は、我々を際どい崖ポイントへと導いてヒヤヒヤのアトラクションを楽しませてくれます。
 

麓に到着する頃には小雨が降り出してきた。
温泉で汗を流した後は雨がザーザーの本降りになっていました。
隊長の早めのナイス判断でビチョビチョにならずに済んで良かったっす。

フレッシュスノーも当てたし、仲間とのツアーは楽しいですね。
程良い疲労感で黒岳の温泉もキマります!

2021年4月3日土曜日

羊蹄山 喜茂別コース朝活ザラメ

融雪が進み、駐車スペースが確保できるようになったので喜茂別から6時に入山。

お久しぶりな感じです。
気温高め。半袖でも暑い。
高曇りの予報でしたが、まあまあ天気よい。

1400mまで登ったところで、山頂の方からガスが下がってきたので、ササっと準備してドロップ。
沢の中には、黄砂が溜まって所どころ砂場みたいになっていました。
横切ると急にブレーキがかかるので注意。
茶色くなった部分は無視しちゃえば、ナイスなザラメでした。
ピョーっと滑って8:30過ぎに下山。
帰宅してから家族と買い物。
時間を有効に使って満足でーす。