2020年11月29日日曜日

テレマークスキーは難しい

 ホカイドーのカリスマテレマークスキーヤー万蔵氏から譲り受けた伝説のテレ板。
テレ信者は、その世界に引きずり込む為に、とても親切に誘ってくる。
一度踏み込んだら、その世界から逃れられないよう執拗に。。
板の準備から、ブーツの選択まで懇切丁寧に手助けしてくれる。

気味が悪いくらいニヤニヤしているオジサン達↓

テレ屋さん達は、その魔界から抜け出せない様にワタシを洗脳してゆく。。
昨日、中古のブーツを入手したのだが、有無を言わさず早速今日からゲレンデでテレの特訓だ。
罠にハマってしまった。断るスキすら与えてもらえない。。
もう、逃げだすことは出来ないのだ。

ワタシに合わせて革靴でテレ滑走してくれているけど、そのレベルは半端ないっす。
今まで、こんな凄い人たちと一緒に滑ってたのね。

テレマークスキーは、普通のスキーでは物足りなくなった超上級者の遊びです。
とても奥深く、そして難しい。

初冬のイワオヌプリ 南東ボウル

 シーズン初めはパウダージャンキーで賑わうイワオも、まだまだ少なすぎる雪に皆さんテンションが上がらないのか、誰~もいません。
貸し切りです。

少ないとは言えども、前回と違って雪質が良い。
少々の藪なんて気にしないでヤビリンスに突入。

登ってから、北東シュートを覗きに行ってみる。
雪が溜まっていれば滑ってやろうかと目論むオジサン達。

どれどれ。と、よーく目を凝らして覗いてみると。
雪が無いと、ただの崖ですよココ。

 
キケンなので、いつものボウルを落としてヒャッホー。


下で待っていると、数ターンして隠れ岩に引っ掛かったテレ村さん。
↓初滑りの飼い主を振り切り、先走って綺麗なエアを決めて行く一本板。


お帰りは、堰堤ルートを選択。
しかし、これはアラマンの取れ高欲しさによる罠でした。
想像以上のアスレチック&アドベンチャー系に悪戦苦闘する私たち。

低山でも、この時期なら存分に冒険気分を味わえますね。。

2020年11月22日日曜日

初冬の三段山 夫婦岩でスキー

とりあえず、安政火口へ向かってお散歩。
まだ、シーズンも始まったばかりだし、軽めに行くものだと最初は思っていたのよね。

ここ最近の暖気ですっかり雪が融けちゃっいました。
山は黒々としていますが、目を凝らせば何となく滑れそうな所は有るものなのです。
贅沢は言いません、チョットだけ滑る事が出来れば、それで良いのですよ。ホント。

オジサンが目を付けたのは夫婦岩に雪が溜まっているアソコの斜面。

サラリと積もった新雪の下はカリカリの雪。
そして雪も少ないので、浮き石がゴロゴロ出ている。
気付くと、アルパインチックな険しい場所に導かれていた。。
まだシーズン二回目なのにピリリとしてきたよ~

ヤベえよ!
踏み外して滑落でもしたら、すりおろしリンゴみたいになっちゃうよ~!

それでもニヤニヤしながらパパラッチおじさんは危ない所を進んで行く。
ヤダよ~ 怖いよ~
ここまで来たら、引き返すことは出来ない。
オジサンに付いて行かなければ帰る事は出来ないのだ。。

でも、信じて登ってきて良かった。
粉レーダービンビンのアラマンはハズさないのだ!
夫婦岩の下には、雪が溜まっていて気持ち良く滑る事が出来ました。


時間も早いので、激しくヤビーな所を登り返して、細~いラインをもう一本。
さすがにガリガリでした。。

初っ端からギュッと危険なアトラクションが凝縮されていて、色々な恐怖と戦った山行でした。
今シーズンは、オジサンが青色パンツでも安心しちゃダメよ~!

恐怖から解き放たれ、お帰りは登山道をかっ飛ばします。
ピョーっと滑って気持ち良かったっすわ。

2020年11月15日日曜日

愉快なおじさんと初冬のイワオヌプリ

まだ、雪は少ないので最初は登山道から登ります。

しかし、少し進むと登山道も笹が覆ってきていて藪漕ぎ系なので、いつも通りヤビリンスへ突入してショートカット。
藪に入ると、いつものあの感覚が蘇ってきたのか、ニコニコしながら藪ジャングルを突破してゆく隊長。
やっぱり、藪漕ぎって楽しいよね~

藪を突破すると、いつもの斜面。
やや狭いラインだけど、余裕で滑れますね。

隊長もシーズンインしました。

剛毛のアンヌプリ山頂はガスっています。
低山にして正解。

登り返してもう一本。

お帰りもヤビリンスをショートカット。

今シーズンは、より素早くカメラを取り出せる様にホルダーを新調。
ワタシのパパラッチカメラも決定的瞬間を逃さないのだ。
もちろん、隊長の失態も逃さずシャッターを切るのだよ。フフッ!
今まで色々とパパラッチカメラの被害に遭ってきましたからねぇ。
数多くの被害者の思いを込めてシャッターを切りました(笑)

遊んだ後は、温泉に浸かってまったり。
今日は人も少なく、静かでのんびり出来ました。

2020年11月1日日曜日

ガスガス旭岳でシーズンイン

待ちに待った雪の便りが届きましたね。
っつう事で、雪が積もっていそうな旭岳へ。


前日入山した方の情報では、下から雪は繋がっているそうだ。
駐車場からシールで登れる。
それでもまだ降雪は少ないので、しばらく登山道に沿って登ってゆくのだ。

前日のトレースが残っているので、ノーラッセル。
楽ちんだにゃ~

あと、1メートルくらい積雪が増えると、も少し自由に歩けそうですねぇ。

山頂の方はガスっている。

石室の前を歩いていたらヤバい人たちに声を掛けられ、同行する事に。
4時半に入山して早く登り過ぎちゃったので、石室で時間を潰してガスが上がるのを待っていたそうです。

ガスが抜けるのを待ちつつ、ワタシのペースに合わせてゆっくり登っているそうですが、全然ペースが速いですよ。
ワタシはヒイヒイ言いながら付いてゆくだけ。。

色々とアチコチの冬山は登っているけど、旭岳のピークを踏むのは小学5年生の時以来初めてです。
久しぶりの旭岳だというのに、ガスっているので感動ナッシング。。
いつも登っているような山と変わらん。

神々の庭で暇を持て余す青年。
イグルー製作に勤しみます。

2時間くらい待ったけどガスは抜けず。。
仕方ないので撤退。
視界のある所までデラ掛けして下りる。
視界が開けたところでプチ滑走。

とりあえず、今シーズンの初滑りでぇす。

お帰りの登山道は、
逃げ道無し!スリル満点のジェットコースターエクストリーム!
ここが核心でしたよ。

それでも、何だかんだ言って、雪の上で遊ぶのはやっぱり楽しい!
20-21 シーズンインしました。
今シーズンも皆さまよろしくお願いいたします!