2020年1月26日日曜日

道北トリップ ウネウネ地形でパウダー三昧

寒い寒い道北へ。
誰も来ないマイナースポットだと思っていたら、先行者のトレースが。
有難く使わせていただきます。
迷いなく進むそのトレースは、このエリアの熟練者とみた。

ちなみに、ワタシはウネウネ地形の斜面が大好きなのです。
なぜなら、滑ってオモローなのはもちろんだけど、何てこのない斜面でも難易度がグイっと上がるので楽しいんですよ。
簡単には攻略出来ず、よく失敗も。。
それだけにフリーライドの色々な要素がギュッと詰まっていて面白いのですよ。

尾根を越えると第一斜面。
ツルツル&シワシワ。

一本目、シワシワ斜面のマッシュを狙うも、痛恨のミス!
大きなうねりで死角となったマッシュを見逃し横目に通過してしまう。。
周囲から失笑が降り注がれる。
下からの眺めと、上からドロップした時の差が激しい。
ラインを見失わないように、視界が開けた時のイメージを脳裏に焼き付けておかないとダメなのよね。。
せっかく鉄塔にまで登って撮影してくれた、高所恐怖症のアラマンに申し訳ない!
しかし、こんなトコよく登ったね。。

気を取り直して、二本目のウネウネ斜面。
今度はイメージに近い滑りが出来た。


地形マニアには、たまらん!
まるで遊園地。

三本目も、これまたウネウネが楽しい斜面。

裏側にも無限に広がるウネウネ山が連なっておりました。
今度、脚を伸ばして行ってみたい。

トライ&エラー。
色々考えながら滑れて、最高に楽しい一日だった。
ゲフゥ。

2020年1月25日土曜日

トサカ~イレブンまわし

今日は、愉快なオジサン達とお馴染みのローカル斜面まわし。

一本目。
ウネウネ地形がオモロー。
ノールの先に向かって、飛び越すべし。
気合で突っ込まないと、ハマってしまうので注意。

二本目はメローに。

更に登り返して三本目はエクストリーム斜面。
外人さんが沢山登ってきていて少し焦ったけど、覗き込むだけで誰も滑らなかったのでノートラでございます。


崖好きテレマーカー、アラマン。

四本目はお帰りデザート斜面。

今日も楽しいエピソードを提供してくれたキチケンさん。
いつもありがとう。
今度は迷子にならないでね。

2020年1月19日日曜日

待ちに待った週末晴れのビック斜面 上川岳

晴れ予報の週末。
土曜日は仕事の当番。
ガマン、ガマンなのじゃ。

とは言え、とてもガマンしきれず、仕事が終わってから土曜日のうちに目的地へ移動。
宿にin!
アラマン、イマムと合流して、ビック斜面を目指す。

風も無く穏やか。雪も安定。
前日に入山されていた方のトレースを有難く使わせていただいた。
この一帯は崖だらけ。
ルートを誤ると、とっても危険な場所なのよ。

太陽の光が当たっている内に目的のポイントへ到着できた。

反対側を眺めると、岩に張り付いているクレイジーな人がいた。
自分が立っているリッジでも命の危険を感じる程怖いっつうのに、とても信じられませんわ。

前日のトラックも残っているけど、ここは広~い斜面。
全然気になりません。

光が当たっているうちにドロップ。
良く走る雪。ノーストレスな斜面。
気持ち良くかっ飛ばしちゃいます。


お帰りも、タマヒュンポイントを通り抜けて行く。

ここら辺は油断して滑ってはいけません。
ノールの先は、崖や滝になっているので要注意。
尊敬するシェーン・マッコンキーなら、何てことなくパラシュートを開いてクリアするんだろうけどね。

2020年1月13日月曜日

静かなる目国内岳 フカフカ羽毛パウダー

ウエアを忘れたオジサン。
ウエア無しでも登頂すると言い張っている隊長。
山頂で裸の舞いをする部族もいる事だし、でぇじょうぶ じゃね?
と、私も考えた。(ネタ的にも。。)

こんな時に頼りになるイマムさん。
ドラえもんのポケットの如く、イマムさんのクルマから出てきた高級ウエアが隊長に支給される。

長い林道を抜け、沢へ入ると地形図から想像した地形とはかけ離れた崖地形へと導かれた。
あやしい。。
最初、隊長は我々を細い丸太橋で渡らせようとしたが、ワタシらは断固拒否!
「安全な所を渡らせろ!」と、声を荒げて何とか雪の繋がっている場所を渡らせてもらった。
「でぇじょうぶ、でぇじょうぶ!」じゃないって。
パパラッチの餌食にだけはなりたくないのだ。

その後、平坦でありながらアップダウンの激しいラビリンスを探検。
探検は楽しいけど、今回の地形は激しく体力を消耗する。

目的の斜面に取り付くまで7km弱。
長かった。。
話し相手がいないと挫けていたと思う。

山頂から南斜面を落とします。
下地は硬め。その上に羽毛の様なパウダー。
板が良く走って気持ちいい!

登り返して、山頂で晴れ待ち。
このエリアは貸し切り。とても贅沢だ。
誰も登ってくる心配が無いので、斜面が明るくなるのをのんびり待つ。

反対側斜面の上部は風の影響を受けていたけど、チョイと我慢すると超絶軽いパウダーが溜まっていて、思わず昇天。


お帰りも長い道のり。
途中、フレッシュな熊の足跡が。。
小雪の影響か。この時期に、あまりクマの足跡なんて見ることなかったのになぁ。
最近、よく見ますね。。

2020年1月12日日曜日

神ルーティンで雪庇稜を攻める

ノートラックの面ツル斜面を求め、気持ちチョイ早めの出発。

当たり前だが藪は多め。
モジャモジャ。剛毛。
早く脱毛しちゃってください。

今日の隊長は、いつもの2割増しで冴えわたる状況判断能力を発揮して行く。
なぜなら、ベタベタの小汚いシールを洗ったので、下駄になる心配が無くなったからだ。

そして、現れたツルツル斜面。

ツルツル斜面を汚さぬ様に横のエクストリームポイントから登るのだ。
とってもスティープです。

核心部は貞子スタイルで。
人が手こずっている姿を笑っていたら、自分がハマってしまい、逆に隊長からパパラッチ被害に遭う。。

稜線に登ると激藪状態。

登り返して4本滑走。
全てノートラックなのよ。
雪があるところに人が集まる中、神がかり的なルーティンで回す隊長。


クリフにマッシュ。色んなアイテムがあってオモロー!
濃密なルーティンでした。

2020年1月11日土曜日

トトミンタラ

午前中に少し時間が取れたので、軽く森を散歩。
いつものサクッと遊べる斜面を滑るつもりだったのですよ。

ドロップして、ススイ~っと滑っていたら。。
やっぱり雪が少ない。。
いつものようにマッシュを楽しみながら滑るのはチョット無理。
暴走したらウネウネ地形で吹っ飛んでしまう。
滑るというよりは、デラ掛けして降りました。

あと、1~2mくらい増えてくれないかな。。 雪。

2020年1月4日土曜日

羊蹄山テラス沢 面ツルパウダー

本日もパウダーを求めて彷徨うヌキーヤー。
かなり寒いハズなのにシールが下駄になってしまう模様。
ゴリゴリの儀式を行ないア族の呪いを取り払う。

フカフカの雪が積もってキラキラしてる。
今日も期待しちゃっていいすか。いいんですか。

ラッセルを交代してもらったら、解き放たれた様に角度を上げ直登ラッセルをして行くイマムさん。
ここに来て、この角度とハイペースはキツイっすよ。

グイグイ標高を上げて行く二人。

時々、チラリと晴れ間がやってくるけど、スッキリ晴れない。
どうやら、ドロップポイントのチョイ下から晴れているらしい。

視界が開けた瞬間を逃さずドロップ。

クリーミーな面ツルパウダーとお帰りのメジャー斜面。


最高の斜面でした。今日もとろけました。


2020年1月3日金曜日

札幌国際裏  親子スキーは山スキー

本日は、次男のToyさんを連れて親子スキーです。

悪いオジサン達がToyさんをダークサイドへ導こうとしています。

このエリアはバフバフに雪が溜まっています。
オジサンの野太いヒャッホーが響き渡る。

滑ったら登り返す。
何本でも登り返すのだ。
ズリズリ滑っている息子を暖かく見守るオジサン達

登ったら、ご褒美のパウダー斜面が待っているのよ。

さいとと家の親子スキーはこんな感じなんです。


そして、お帰りはお待ちかねの藪漕ぎアドベンチャーへ。
普通のツアーじゃ満足できないカラダにしてあげましょう。

何も知らずに連れられてゆくToyさん。

ドキドキ、ワクワクスポットですよ。
カメラのご用意を。
我が子でも「ここで落ちたら面白いだろうなぁ。。」
と思い、ネタ欲しさについついカメラを構えてしまう。

走る板にバフバフのパウダー。
ご満悦のToyさん。
完全に、ダークサイドへ堕ちてしまいました。

2020年1月2日木曜日

笹パウダー

とにかく雪が少ない。
普段なら、この時期には面ツルバフバフ確実なこの山も、この有り様。。

それでも、仲間と入ればどんな山でも楽しめるものです。

ジャバジャバ流れている川を渡ったり。

川に落ちるのを心の中で祈ってみたり。
チョットしたアイテムがあるだけで山行がググっと面白くなるのです。

尾根まで登って藪を漕ぎ漕ぎ、裏側を調査してると、
クマさんの足跡。
まだ、この辺をうろついているようです。
中々大きいんでないすかね。。

引き返して、面ツル笹斜面にドロップ。

地形が出ていて、アイテムも沢山。
滑ってみると、中々滑り応えのある長い斜面でした。