2018年2月25日日曜日

定山渓天狗岳東斜面

定山渓ダムからいつも見えてる、あのイキり立った山へ。

複雑で藪々な森の中を進む。
滑る斜面がエクストリームなら、登りもエクストリーム。

天狗岳Ⅱ峰とおじさんたち。

落ちたばかりと思われる。
スパっと切れ落ちた雪庇の断面が異常に厚い。
恐ろしや~

転げ落ちた雪塊がフォールラインに見事なファーストトラックを刻んでいた。。
この急斜面にデカいラインを描くとは中々の強者だ。

雪の状態を確認しながら登る。
Ⅰ峰とⅡ峰のコルを目指すが、尋常な斜度ではない。

とは言いつつも、滑りだすと気持ち良い斜面だったりする。
地形がウネウネ。地形マニアには御馳走斜面です。
いまむさんオープン斜面で気持ち良さげ。

至る所で雪が割れていて非常に危険。
天狗と名の付く山は一筋縄ではいかない。

2018年2月24日土曜日

パパラッチおじさんと行くトサカ&イレブンツアー

すっかり落ち着きを取り戻し、平和になったローカルスキー場へ。
他には誰も居ない。
見渡す限り面ツル。静かでとても心地よい。

本日は、愉快な爺さまたちとオモローなツアーに出発。

トサカ斜面。仕上がってます。
が、今日は何回もコケてしまい、パパラッチおじさんの標的に。

怪しい行動をしていると思ったら、違うポイントからドロップしてくるパパラッチおじさん。
流石すね、美味しいラインを知り尽くしている。

ケンさんの「ホッホゥ~」も、いただきました。
堅実な滑りで特にミスも無く、事件も起こらなかった。

登り返してイレブンへ。
いまむさんの豪快な転倒が、私にとって唯一、心の救い。。

ペスカドを手に入れ、プレミアム装備を取り揃えた安爺。
移動が楽ちんになってヒィヒィ言わなくなったので、つまらない。。
パパラッチおじさんが熱心にテムレスの実演販売をしてた。
最後の最後に罠を仕掛けてヒィヒィ言わせるパパラッチおじさん。
ホンマもんの悪ですわ。

登り返して四本滑る事が出来た。。
色々な斜面を効率的に回せるエェ所です。

2018年2月18日日曜日

爆風の大雪山東岳-赤岳 厳冬期スキー

澄み切った青空。今日は一日中晴れの予報。
しかし、山をよぉ~く眺めると爆風に煽られた雪煙が舞っている。

今日は北風。
滑走予定だった沢の中は穏やかと思いきや、地形が悪戯して完全に風の通り道となっている。
沢の上部から猛烈な爆風が沢底に集中して流れ込んできているのだ。
状況から判断して、この沢を登り切って比較的穏やかな反対側の沢を滑る事にする。

台地に出ると氷点下20度前後の環境で風速20m/sec以上の爆風が吹いている。
反対側へ回り込むまで15分程度の出来事だったが、急速に体温が奪われて行く。

過酷な環境ながらココの景色は相変わらず素晴らしかった。
東平の方から夏の第三雪渓へ向かって滑走する。
パックされた雪ではあったが、程良い締まり具合。
広大なゲレンデを貸し切りで滑っているみたいで非常に気持ち良かった。

しかも長い!夏の残雪スキーでは流石に味わえない。

滑り終え、谷間で風を避けて昼食を取る。
先程の爆風で体温が奪われ、体が冷え切ってしまい震えが止まらない。
体を動かさないと低体温症になってしまいそうだ。
サッサと昼食を切り上げ、平坦でダラダラとした長い道のりを移動してクルマまで戻った。

2000m級の山で極寒の強風が体に及ぼす影響について体験できた。
なんせ、親指が凍傷になったくらいですからね~
これも良い経験。今後の行動・装備に役立つでしょう。

また、条件が揃った時に再訪しますよ。

2018年2月12日月曜日

岩峰横の疎林斜面

寒波が入り込み、吹雪いて視界が悪い。
こんな極寒の世界、とてもじゃないけど標高の高いところへ行ったら凍えてしまう。
更に低温のせいで板が全く走らない。
低山で風の影響を受けない所へ避難。
穏やかではあるが風で飛ばされてきた細かくて重い雪が溜まっている。
深いところでは腰まで埋まってしまう程だ。
今日も鬼ラッセルな一日となりそう。
しかしながら、防風装備でラッセルをしても全然汗をかかないくらい寒い。
動きを止めると直ぐに冷えてくる。

ココは遠くから見るとモジャモジャだが、滑ってみると幾つも楽しめるラインがあるステキな疎林である。
地形が面白い。
更に樹々をすり抜けて行くスリルがたまらん。

コンディションの良い時に再訪したい。

2018年2月11日日曜日

当丸山 疎林パラダイス

本日も風雪強し。
小粒な山を探検。
山頂までの距離は近いのだが、なかなかピリリとした斜面が立ちはだかる。
ナメてかかるとズリズリ斜面の餌食となってしまう。

ジグジグしながら登ると、そこは疎林パラダイス。

またステキな斜面を発見してしまいましたね。

バフバフ過ぎて前が見えないぐらい浴びました。

しかし、ここは山の裏側。
登り返さないと戻ることはできません。

お帰りのデザート斜面も中々のエクストリーム。

出だしが急でオモローなノーストレス斜面でした。
地形も斜面も面白い。
小粒ながらもイマジネーション次第で色々と遊べる山だ。

2018年2月10日土曜日

余市岳北斜面~軍艦 ナチュラルヒットフリーライド

今日は天気が悪いみたいなのよ。
ならば、目を瞑ってでも滑れる所で遊ぶ!

まずは懐かしの北斜面へ
色々な記憶が蘇ってくる。
ココではあんなことやこんなことがありましたなぁ。。
思わず思い出し笑いをしてしまう。

滑ってみたら中々気持ち良かったので疎林をもう一本。

山の上はガスでホワイトアウト。目印が無いと酔ってしまいます。

お次は軍艦までラッセーラー、ラッセーラー

何やら緑のオジサンが雪庇の手前にキッカーを盛ってます。
もう、オジサンたら好きねぇ~

もう、バフバフで凄く気持ち良かった。
軍艦も登り返してもう一本。

予想していたほど天候が悪くならなかった。
下界では霙や雨の予報だったが、山の上は寒い。雪も良い状態で保存されている。
そして、これだけの視界があればピーカンと一緒じゃい。

でもって、帰りもラッセーラー、ラッセーラー

遊び尽くして下山したら16時30分。
もう、腹いっぱいですわ。ゲフゥ。

2018年2月4日日曜日

緑のオジサンと行くアドベンチャーツアー ガロ山

尖った山は大好きだ。そして冒険も大好きだ。
いつも、遠くから眺めていた未知なるマイナー山へ。
オジサンお勧め、選りすぐりの超マイナー山。
おそらく前人未踏と思われる場所である。
こんな山奥にわざわざ滑りにくるスキーヤーは居ないだろう。
私にとって、ちょっとした冒険です。
もう、ワクワクが止まらない。

気象庁の天気予報に反して今日の天候は素晴らしい。
風も弱く穏やか。今回もGPVの予想が的中。
このエリアに来て正解。
緑のオジサンの嗅覚は恐ろしいくらいによく当たる。

山頂から覗き込んでみる。
危ない斜面に囲まれているではないか。

ところが、今日の雪は安定している。
アラマンがドロップ!
「ヒャッホー!」叫びながら谷底へ吸い込まれてゆく。

やはり、オジサンの言う通り、来てみなけりゃ分からない、滑ってみなけりゃ分からない、私らにとって御馳走系のプレミアム斜面でした。
斜度、長さ、雪質、そして天候の全ての条件が良かった。


しかしながら、この沢の中は非常に険悪なので沢伝いに戻るのは無理である。
登り返さないとココから戻ることはできないのだ。

故に、滑った斜面を登り返して戻る。
漢の直登を魅せる緑のオジサン。

今日はステキな宝箱を発見したような気分です。
冒険って楽しい。

2018年2月3日土曜日

朝里天狗岳シュート

今日は当番。午前中は仕事なのよね。
そんな日は、午後から近所のお山でピリリと刺激的なスキーをして時間を有効活用するのだ。

天狗と名の付く山には親しみが湧きますね。
天狗岳というだけあって、ニョキっと尖がった山なので山頂からの眺めが良い。
そのかわり崖に囲まれた険しい山でもある。

この辺からならドロップ出来そう。。

と思ったら割れた。アブナイ、アブナイ。
チョットばかりココは急すぎましたかね。。

少し移動。
安全確認してからドロップ。

ここのシュートで雪崩に追われる動画を見た後なので、少し緊張した。
今日は雪崩に追われずに済みました。