2019年5月26日日曜日

北大雪 平山 残雪スキー

すっかり雪も解け、今回は駐車場からスタート。
この時点で気温は22℃。
どうせ、すぐに雪を踏めるだろうからと思い、スキー靴のまま登山道を進む。

骨組みだけの橋を渡ります。
スキー靴では滑りそう。

滝を過ぎたあたりから雪が繋がってきたので、シールで進む。

2つ目の滝の上からは、雪がタップリ残っている。

2時間でドロップポイント。
14~15℃くらい。
涼しくて気持ち良い。
少ない労力でロングメロー斜面を滑ることが出来る。
ここの残雪を滑るだけなら楽ちん、お手軽な山ですな。

今日は藪を漕いで進む気分では無い。
気持ち良く、かっ飛ばしたいのでピョーっと滑っちゃいます。


駐車場に戻ると27℃。
下界は真夏日でした。
山の上は涼しくて良いね~。

2019年5月18日土曜日

残雪スキー 狩場山でギョウジャジンギ

隊長から招集がかかった。
山頂ジンギの儀式を執り行うと。

そういえば、今シーズンはギョウジャジンギにありつけていない。
道産子のソウルフード、ジンギスカンとギョウジャニンニクの組み合わせは最高だ。

二週間でかなり融雪が進み、入山ポイントの600m手前までクルマで入れた。
のんびりと12時ころスタート。
森の中に入ってから雪はほぼ繋がっており、大した藪漕ぎもなくスムーズに進めた。

そして、本日のメイン!
食材の採集だ。

ネギの為ならどんな苦労も惜しまないオジサン。
泥だらけになりながらも収穫を止めない。
欲望に負け憑りつかれた姿がこれだ。

タップリ収穫出来たので、山頂を目指しますよ。
鬼の直登でね。。

散々、ネギ収穫の為に寄り道しながら歩いてきたのに、目的を達すると最短距離で山頂ジンギ会場を目指すオジサンたち。。
早く食いてぇ~

てなことで、山頂にてジンギ会場をセッティング。

山頂ジンギの儀式を始めます。
北海道に生まれて良かった~と、思う至福のひととき。

満腹満腹で完食~
山の幸に感謝!

デザート的に残雪のビック斜面。
夕日を浴びながらクルージング。


今日もステキな一日でしたねぇ。

道路にはオイルがたくさん落ちているので、油汚れ注意ですよ。

2019年5月12日日曜日

残雪期のホコ岩シュート

この時期にしては寒いなぁ、と思ってたらまた雪が降ったって!
十勝岳温泉に到着すると、気温はマイナス2℃。
サラサラのフレッシュスノーが保存されてます。
サラっとだけどね。。
山の上は、まだガスガス。
予報ではこれから晴れてくるハズなのよね。。

サラサラな雪が残ってるのは良いんだけど、思ってた以上に冷え込んでいて、下地の雪はカチンコチンに凍っている。

ガスは濃いまま。
視界は50m程か。細尾根の左右が崖っぽい事だけ確認できる。
景色は見えないしアイスバーンだし。
「このままだと、
もしかしたら滑って降りれないんじゃね?
やっちまったか、俺!」
と、疑心暗鬼になる。。
視界が無い中、ひたすら登っていたら気付くとホコ岩の天辺に立っていた。
ヒョェェ~崖の上じゃん。怖えぇぇ!


少し戻って安全な場所で待機してると、予報通りガスが抜けてきた!
ハッキリ!クッキリ!視界キター!
ドロップポイントには10cmくらい新雪が積もっている。
冬に逆戻りじゃ!

完全にガスが抜けるのを待ってドロップ。
雪はやや硬いが生きている。
板も走る。
下地はアイスバーン。
暴走しない様、慎重に落として行く。



シュートはスラフ跡で、かなりデコボコしている。
ハイシーズンにハイスピードで落とすのも良いが、アイスバーンのストレス斜面を考えながら落とすのもスリルがあって面白い!

シュートを抜けると、突然のストップ雪。
良いタイミングで滑れました。

下界はポカポカ。
春ですな~

2019年5月5日日曜日

余市岳北斜面 ヒャッホーザラメ

そういえば、今シーズンは余市岳にまだ登っていなかったなぁ。
天気も良いし雪が残っているうちに行っておいた方がいいすね。

飛行場をダラダラ歩きたくないので、沢から登ります。
2時間40分で到着。
山頂は貸し切り。
今日もポカポカの陽気。

山頂手前の雪が繋がっている所から北斜面へ向かってドロップ。
地元ローカルな例えで言うと天狗山スキー場のファミリーコースから旧コースに向かって一気に滑り降りる感じ。

前日のスーパーストップ雪とは違ってよく走るザラメ雪でヒャッホー!



2019年5月4日土曜日

西暑寒別岳 スーパーストップ雪のストレス斜面

春と言えば暑寒別ですな。
途中、数メートルほど雪が切れていましたが、駐車場からシールで行けました。

暑寒荘近くにある丸太の一本橋は恐ろしくて渡りたくないので、しばらく右岸を進む。
しかし、GW後半になってしまったからなのか、かなり上流まで進んでもスノーブリッジは全く現れず完全に落ちている状態だ。
左岸へ渡らねばならない所まで登り、いよいよ進退窮まるかと思いきや有難い事に数本の倒木によって造り上げられた立派な丸太橋があった。
これだけ体を支える場所があれば、落ちる心配をせずに簡単に渡れますわ。
今度からはここを利用させていただきます。

目的の斜面が見えてきたところで尾根に登ります。

尾根に出て麓を眺めると稜線は藪だらけ。
初めてココに来たときは、この尾根の激藪漕ぎに悩まされたものだ。
沢を進んできて正解でした。

とは言え、山頂手前にある恒例の藪漕ぎは必修。。

滑ろうと思ってた斜面は、前日に積もった新雪が悪さをして自然発生のスラフとデブリだらけ。
滑っても気持ち良くなさそうなので、いつもの安全なメロー斜面でヒャッホーしましょうかね、と期待しながらドロップ。
ところが、ヒャッホーどころかスーパーストップ雪で重力に負けて前転しそうになった。

ストレスフルな斜面も下半分はヒャッホーなザラメ雪で何とか楽しめたのが救い。
しかも偶然、対岸の暑寒別を登っていた知り合いの方に望遠で写真を撮影していただいた。
ありがたや~


ここも最初は滑ろうと思ってた所。
上から覗くと下部が何だか茶色んでないかい。
怪しいと思ってヤメておいて良かったわ~
ここを滑ってたら泥だらけになってましたね。

GW中でも日々難易度が増してゆくので、西暑寒別へ行くにはタイミングが重要ですな。

2019年5月3日金曜日

狩場山 北面シュート

数年前、フモンナイ岳に登った時、目に焼き付いて離れなかった狩場山のあの斜面へ。

賀老の滝へ向かう高原道路は、まだ除雪されておらず自然融雪に任されているので、所どころに残雪がある。
少しでも奥まで進みたいので早朝から雪割りをするハメに。。
ちなみにすでに夏タイヤに履き替えているので、クルマのグリップコントロールという機能を利用して突破。中々便利な装備です。

co365にクルマを停め、スキーを履いて6:40分出発。
登りは数メートル雪が切れている所があったくらいで、ここからずっと雪が繋がっていた。
帰りには融雪が進み、200mくらい雪が切れていた。

東狩場山経由で目的の場所へ向かう。
尾根に出ると爆風だ。

4時間20分で狩場山に到着。
ドロップポイントは緩やかだ。
徐々に落ち込んでゆく感じがたまらん。

雪質はガリガリ&ストップ雪&シャバシャバ雪と変化に富んでいてオモロー。

標高差500m。滑りごたえあり!

という事で、滑った分だけ登り返します。
狩場山まで10km歩いてきた後だけに、ここの登り返しはヒイヒイもんです。

帰りにデザートストップ雪斜面を満喫。
チョッカリで降りて来れるんではなかろうか、ってくらいのストップ雪でしたわ。

果てしなく続く直線を絶望感に浸りながらクルマへ戻りました。
14:20分下山。

帰りは融雪が進んで埋まる心配もなく楽勝でクルマが通れた。
朝の雪割りの苦労は何だったのかねぇ。。
ちなみに、帰宅してから板を見ると滑走面がオイルの様なもので真っ黒。
クルマにも油汚れがこびり付いていた。
ここを走っている雪上車かスノーモービルから落ちた油が着いちゃったのかなぁ。