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2025年5月31日土曜日

2025.5.31 旭岳と熊ヶ岳 クロスビーは24万km到達

 もう、ホント週末に限って、ずーっと愚図ついた天気予報。
午後から雨っぽい予報で半分諦めモードだったけど、天気が好転したので、予定を変更して大雪山へ。
薄曇りでお日様も見える良い天気になりました。
ラッキー!

丁度1年前、6月1日にクロスビーのの走行距離が20万kmに。
そして本日、1年間でぴったり4万km走行距離が増えて24万kmになりました。

ビジターセンターから500m程歩くと、雪が繋がっている。
登山道からスキーコースにスワップ。
昨年と比べると、約1週間残雪の寿命が延命されている感じ。
(右がスキーコース、左が登山道)

また来ちゃいましたね、旭岳。
まだ、雪はタップリ。

金庫岩まで雪が繋がっているので地獄谷を進む。

雪も緩んでいてグリップが良い。
金庫岩の手前までシールで登れました。

8時すぎ山頂到着。
そして、滑る準備をしていると、Goproを忘れてきたことに気付く。
動画に収めたいラインを狙っていただけに、テンション駄々下がり。
何でだよぅ、今まで忘れた事など無かったのによぅ、チキショー!

という事で、動画なし。
1本目東斜面。

登り返して、熊ヶ岳へ。
いつもと違う感じで岩場を歩いていたら、足を滑らせて両肘を擦りむいてしまった。
今日は何かとツイていない。

ゆうたんから、ポンコツ軍団の認定をうけてしまいましたw
このステッカーねw↓

お気に入りの斜面を滑って2本目。

テンションが上がらず、ダラダラと登り返してもう一度旭岳。
北斜面を落とします。
白いところはストップ雪。
茶色いところは、板が走ってくれました。
ラインを選びながら滑走、

ウチのクロスビー、24万km走ってもまだ全然調子良いですわ。


2025年5月24日土曜日

2025.5.24 大雪山後旭岳の裏側

今回のメインは後旭岳の東斜面。
等高線が混んでいて、しかも東向き。
以前から気になっていたんですよね。
今回は調査を兼ねて裏側まで探検してきました。

このエリアで東斜面といったら、膨大な残雪が溜まっている場所だ。
滑走しようと思っているラインは、地形図だと岩がゴツゴツ系。
普段遊んでいるところからは見えない方向なので、ワクワクしちゃいますね。

AM5時ビジターセンターから出発。
50mくらい歩いたら、雪が繋がっている。
今年はここ数年の中では、雪が多く残っているのでありがたい。
500m程進んでから忘れ物に気付き、いったん引き返す。

6時過ぎ、姿見の池まで到着。
予報通り、朝のうちは雲量が少ない。

金庫岩まで雪が繋がっているので、地獄谷から登ります。

サラっと降雪があったので、シールのグリップが良い。

旭岳ピークにはAM8時着。
以前なら4時間掛けて登頂してましたが、ワタシも3時間で登れる男に成長しました。
雲量が増えてくる前に、南斜面をメローにロングに滑っちゃいます。

降雪があったので、ストップ雪も覚悟してましたが、気温と日射のバランスが良かったお陰で、前半は柔らかくて走る湿雪、後半は日射で緩んだ走るザラメ雪のミックスでとても気持ち良かった。
標高差420m、滑走距離1kmのオープンバーンは最高でした。

ここから後旭岳へ登り返します。
ゴツゴツ岩斜面だったり崖だったらどうしようか。
ドキドキしながら覗いてみると、たんまり雪が溜まっていました。
これなら全然滑れますな。
せっかく来たので、滑れるところまで滑ってやろうとドロップしたら、こちらは朝からの日射で白いところがストップ雪。
重力の加速度に任せて滑り込みました。
緩斜面は滑っても面白くないので、今回は壁だけ滑って終了。
いくつかラインがあって、組み合わせることで色々楽しめそうでした。

予定より浅く済ませたので、熊ヶ岳へ登り返します。
視界はあるけど、雲量が増えてきました。

熊ヶ岳の北斜面は、日射の影響少なく、上部の雪は生きていました。
下部は、走るザラメ雪。
この斜面も当たり!
デカいターンを刻んでヒャッホー!

滑り込んだところで、@mashos_804さんたちとバタリ。
旭岳の裏側を滑ってきたところでした。

ここで、一休み。
山ランチをしてから、旭岳へ登り返し。
北斜面を滑って、お帰りデザート。
と、思ってたんですけど、時間の経過とともに北斜面でもストップ雪。
厳しい滑りとなりました。

そろそろ、雲が厚くなってきたので下山。
下山後、雨が降ってきた。
天気読みバッチリ。

旭岳周辺は、残雪期でも色々とデカい斜面の選択肢があって、ポテンシャルも高くて大好きです。

2025年5月6日火曜日

2025.5.6 GW最終日に新雪スキー 大雪山旭岳と後旭岳と熊ヶ岳

 GW最終日。ようやく一日中晴れる予報がやってきた。
もう、遅いよー、ずっと天候不順だったので、半分諦めモード。
でも、せっかくの晴れ予報なので、旭岳周辺で雄大な景色を楽しみましょう。

山頂でマイナス2度くらいの予報。
カチカチだったら緩むのを待とうか。
とにかく、行動の選択肢を増やしておくためにも早めに出発。(AM4:30)
麓のスキー場エリアは氷点下でカチカチ。
姿見の池で朝食のカップめんを食す。
結構、寒かったりする。
サラっと雪が積もった跡がありますね。

降雪があったみたいで、ここから山頂まで新雪が積もっていた。
おかげでノーアイゼン、シールだけで山頂まで登れました。
辺りを見渡すと、新雪が溜まっている。
気温もそれほど上がらず、雪が生きている。

一本、東斜面を滑って、後旭岳へ移動。
雪が溜まっている北斜面のボウルを滑りました。

この時季、こんなに良いコンディションは滅多にない。
凄く気持ち良かったので、この辺の美味しい斜面を滑り尽くしてやろうと思い、コルまで登り返します。

熊ヶ岳の北斜面へ移動するついでに、後旭岳の北斜面をチョロっと滑走。
熊ヶ岳のシュートがガリガリだったらどうしようか、とドキドキしながら覗くと、熊ヶ岳も良い雪が溜まってました。
いつもより雪が多く、岩場がまた雪に隠れていた。
ドロップポイントへのトラバースもラクチン。
そして出だし急な斜面にドロップ。
雪面の感覚を確かめながら、ターン毎にグイグイ加速。
徐々にターン弧を大きくしていく。
これがとても気持ち良い。

結構満足してるけど、このまま裾合平をトラバースして下山するのは勿体ない。
もう一度、旭岳へ登り返して地獄谷を滑走。
他の斜面よりは新雪が薄かったけど、谷のボトムでも板が走って爽快でした。

合計五本滑って、スキー場のコースを流して下山。
とても充実したGW最終日となりました。


2024年5月18日土曜日

2024.5.18大雪山旭岳と熊ヶ岳フリーライド 残雪スキー


例年よりも。というより雪解けが早かった昨年よりも更に早く融雪が進み、この時季にして旭岳を楽にハイクアップ出来るのも時間の問題。
もう、今週末が賞味期限となるだろう。

天気予報も良いし、旭岳ビジターセンターへ向かう。

500mほど登山道を進み、スキーコースへスワップ。
残雪のコースをハイク。

コース上を快適に進むが、4合目付近は際どくなってきている。

昨日は降雪があったらしく、山頂付近は白く冠雪していた。
最初は夏靴に履き替えて尾根を従順に登ろうと思っていたけど、これなら地獄谷からシールハイク出来そうですな。

上部はシートラに換装。
降雪があったお陰で、金庫岩の横まで直登できました。
楽ちんハイクで、白さを取り戻した旭岳山頂に到着。
すっかり大雪山の魅力にハマった、石ちゃんから入電アリ。
本日も合流して残雪スキーセッションです。

待ってたぜ!ブラザー!
最高だろう!この景色!
今日も楽しい一日になりそうだぜ。

東面は、真っ白でデカイ斜面。
まだまだタップリ雪があります。

デカイ斜面にはデカイラインが良く似合う。

フォロワーのshoさんも合流。
熊ヶ岳に登り返してスティープでロングな斜面を目指します。
熊ヶ岳の釜斜面もスティープですねん。
思わず滑り込みたくなるけど、我慢です。
反対側にご馳走斜面が待ち構えておりますからね!

熊ヶ岳の北面。
相変わらず良い斜面です。
みんなはアッチ。俺たちは誰も滑らないコッチを滑るのさ。

誰も見向きしない山は、実は高いポテンシャルを持っているのですよ。
だって、こちら側からは斜面が見えないんだもの。わからんよね。

お帰りにもう一度旭岳へ登り返して北西斜面でヒャッホー!

最後にスキーコースも、藪漕ぎアドベンチャーを満喫してもらいますよ。
ヒイヒイいいながらも、こんな所に出れるなんていうアハ体験は新鮮でしょ?
途切れ途切れの残雪を繋いで、ビジターセンター手前200mのところまでスキーで降りていけるのよw

下山したら16時半。
仲間と過ごした、最高に楽しい一日。  
たっぷりと残雪期の旭岳を満喫しちゃいました。

2023年5月20日土曜日

2023.5.20大雪山旭岳3ピク&熊ヶ岳北斜面 残雪BCスキー

 
大雪山旭岳の北斜面。
ワタシにとって、この時期お気に入りの定番残雪スキースポットとなりました。
そこに、以前から狙っていた熊ヶ岳の北斜面もオプションに組み込んで春の大斜面を滑り倒してみましょう。
という事で、仮眠もそこそこに自宅を出発。

夜明け前の旭岳ビジターセンターに到着すると、見慣れたクルマが。。
また拉致されてアチコチ連れまわされるんじゃないかとヒヤヒヤしてると、今日はトレランレディーと入山されるそうで、本日は別行動になると。
ホっとしてAM3時半過ぎ出発。

雪は駐車場から繋がっている。
帰りも滑って戻ってくる事が出来るので楽ちんよ。

石室付近でAM5時。
まだ雪はカチカチ。

一部雪が切れていたが、9合目手前まで雪庇沿いに雪が繋がっていたのでシールで登れた。

AM7時。本日1回目の山頂。
ここで、アバランチ族の石ちゃんから入山との報アリ。
あとで合流できるかも。

まずは北斜面に向かって1本目。
まだ、カチカチですが、朝陽が当たって緩み始めているので、気にせずドロップ。
まあ、板が走る走る。
とても気持ち良いですね。

ここから、熊ヶ岳へ移動。
小さな火口には綺麗に雪が残っている。
思わず滑り込みたいけど、ここは短いのでパスね。
ここを真っすぐトラバースしてから、山頂直下から目的の斜面へ乗り越える。

熊ヶ岳山頂から旭岳を望む。

2本目は山頂直下から一番長いラインの熊ヶ岳北斜面を滑走。
想像してた通りの気持ち良い斜面でした。

登り返して、旭岳へ。
本日2回目の山頂。
ここで、アバランチ族の石ちゃんの到着を数分ほど待つ。

ハードボイルドおじさん到着。

仲間の到着に嬉しさが止まらない。
石ちゃんとの合流に、斜面の状況を教えながらつい調子に乗ってしまい、「まだ、ノートラックのラインあるから一緒にセッションしようぜ」的なノリになり、一緒にもう一本北斜面を滑ることにした。
ここで3本目。
もう、この時点でワタシは疲労困憊。
旭岳へ登り返すも、超ノロノロペース。
体力オバケの石ちゃんだが、「春スキーだし、のんびり行きましょう。」と、私のペースに合わせてくれた。

ヒイヒイで本日3回目の旭岳。。

一瞬ガスってきたけど、滑り出すときに丁度良くガスが抜けてきた。
地獄谷へ視界が有るうちにドロップ!

ノンストップでボトムまで滑り切った。
雄大な斜面を4本。
完全に燃え尽きました。

どんな斜面も、途中で止まりながら滑ることなら簡単だ。
しかし、どんな斜面でもノンストップでデカいラインを刻んで滑る事が私のこだわり。
登る時に観察した滑走ラインを、イメージ通りに刻めた時の快感がたまらんのよ。
ま、もちろんズレる事も多々ありますけどね。

地獄谷を滑走後、アバランチ族とヤマランチ。

いつもハードなヨーテイで戦ってきた石ちゃんを、この雄大な大雪山マジックでこちらのマッタリなユルユルペースに引き込んでみました。

調子にのって滑って登り返したので、本日の累積標高は2384m。
ワタシにとってはハードな1日となりました。。

ソロもいいけど、仲間と滑るのも楽しい。
山スキーってそんなもんですね。
そう、心に残る1日になりました。