2023年4月29日土曜日

2023.4.29羊蹄山喜茂別

高曇りから午後には雨予報。
パッと晴れる感じではない。
こんな時でも、私の欲求を満たしてくれるのがヨーテイさん。

本日のモノ好きさんは私を含め3組。

林道上部の沢から雪が繋がっているので、シール装着。

のんびり4時間かけてボッコ。
1500mから上部はガスー。

デラがけして視界が有る所まで降りて、七号の沢中間部から落とします。

尾根にシフトしてザラメヒャッホウ!

800m付近まで気持ち良く滑れた。
ここでヤマランチをして、残雪終点まで適当にツリーラン。

下山して振り向くと山頂のガスが抜けてました。
せっかちなワタシは、独りで爆風の山頂では2時間も待てませんよー

融雪は進んでいますが、ハイシーズンの降雪量が多かった分、ココは昨年並みに雪が持ち堪えているほうでしたね。

2023年4月15日土曜日

2023.4.15西暑寒別 北東斜面

 春の恒例 西暑寒別岳へ

暑寒別公園線が、冬の通行止め解除となったので早速向かってみた。
今回もAM5時到着。
駐車場は比較的余裕があった。
それでも朝早くから入山準備の人で賑わっている。
なんか、駐車場の雪壁が異常に低いですね。
川の流れる音も響いている。
いやな予感がする。。

例年なら開通したての時期は、ポンショカンベツ川も雪で埋まっていて楽勝で進めるのに、GW並みに融雪が進んでいる。
スノーブリッジは見渡す限り完全に落ちていて、轟々と流れている。。
丸太橋は渡りたくないし帰りのルートの確保もあるので、少し戻って暑寒別側からGWに使っているルートから沢を詰めることにする。

台地から沢に降り、いつもなら余裕で渡渉出来る個所も今回は首の皮一枚。
選択の余地はなく、際どく残っているココだけ。
とりあえず、西尾根に取り付くことが出来るので、ひと安心。

沢の中は、氷河の様な大量のデブリで埋め尽くされている。

尾根に上がっても、いつもの様にはいかない。
ここでもハイマツが融雪によって起き上がり、行く手を阻む。
このハイマツ漕ぎをしたくないから、開通直後のこの時期を狙ってきているのにね。。

空中浮遊しながら進みます。
ここで、かなりのタイムロス。

斜面を観察しながら。
相変わらずカッコイイ眺めです。

9時20分西暑寒別に到着。
日射で雪が緩み始めて丁度良い感じ。
今回は気持ち良く滑りたいので、お気に入りのど真ん中ラインで落としましょう。
デカイ斜面はデカイラインで滑るとカッコよく見えるでしょ。
対岸尾根を登っているギャラリーに魅せつける感じで滑っちゃいましょう。

ココの景色も連休後半みたい。
とはいえ、標高差550mをこの時期にノーストレスで滑走出来るのは素晴らしいですね。
さて、お帰りの渡渉ポイントが落ちていないか心配なので、下山しましょう。

谷の中を埋め尽くすデブリは、滑走斜面のボトムから始まり延々と続いていた。

ブルでも通ったのかと思うような、異様な眺め。

下山時にもスノーブリッジは何とか繋がっていたので、苦労せず帰還できました。
たぶん、明日には落ちてるでしょうね。

11時下山。
時間が余ったので、帰りにテイネパークに寄って遊んでから帰宅。

2023年4月8日土曜日

春の羊蹄山 留産の沢トップtoボトム

気圧の谷が次々と通り抜け、いまいち天気の週末。
と、思っていたら天気予報をみると土曜日の午前中だけピーカン予報に。
海岸部は早い時間から強風に。 
内陸部は午前中は穏やかに経過しそうだ。
これは久しぶりにヨーテイですね。
予報を信じて、9時から10時に合わせてドロップ出来るように出発。

気温はプラス。
雪は緩んでいる。
1200mくらいになると、途中で雪面がやや硬くなってきたけど、ガスが抜けてきたので陽が当たり登っているうちに雪が緩んできた。
シールがグリップして登りやすい。
ポコの区間だけツボ脚でやり過ごし、あとは山頂までシールで登れた。

振り返ると雲海。
幻想的で癒される。

9時半。予定通り山頂のボッコに到着。
ピーカン。空が碧い。

滑走準備をしていると、眼下の雲海も抜けてボトムまで視界が開けてきました。
程良く緩んだザラメ雪を山頂からボトムを目指してドロップ。

ノンストップで滑り切ろうと思いましたが、長くてムリ!
4回くらい休んで滑り切りました。

2023年4月2日日曜日

十勝岳グラウンド火口から滑走

前日の調査で疲労困憊だったため、今日は軽めに午前中で切り上げる感じで。
こんな時も優しく付き合ってくれるオジサン達。

下地はガリっているけど、その上に薄っすらパウダー。
天気が良いので気持ちよい。
グラウンド火口の上まで登って滑走準備。

上はガリガリでしたが、前十勝まで降りると、ゲレパウみたいに滑りやすい雪質。
雪が腐る前に滑り終えることが出来ました。


滑走後はおんせ~ん!


2023年4月1日土曜日

2023.4.1札幌近郊 狭薄山東斜面スキー滑走

以前、空沼岳に登った時に見えていたハゲ斜面。
気にはなっていたけど、近いようで遠い狭薄山。
中々足が向かずズルズルと先延ばしにしていたんですよね。
今回、隊長が調査に向かうということで同行させてもらいました。
望岳橋の駐車スペースにクルマを停めてスタート。
スタート直後に密林を250m下ってから林道を2kmほどテクテク。

登山者には人気のお山みたい。
沢山のツボ脚トレースが残っている。
広い尾根に取り付き、ダラダラの登ります。

たかが7kmほどの距離のユルユル登山と思って舐めてましたが、1036mを過ぎると細いリッジ状に。。
細かいアップダウンがあって以外と疲れる。

3時間ちょっとで山頂に到着。
裏側を覗くと、予想よりも迫力ある斜面がドーン。

標高差300m。
上部はガリガリ、中間部からザラメに。

滑ってみると、なかなか気持ち良い斜面でした。

お隣にも良さげな斜面ありましたよ。

裏側に滑り降りてしまったので、登り返しましょうね。

春の雪がシールに張り付いて、体力を完全に奪われヒィヒィです。

北側にも程良い疎林あり。

収穫多めの良き調査となりましたが、最後はその記憶を消し去る地獄の登り返し。

汗だくになり駐車場に辿り着いた時には、苦しい思い出しか残っていませんでした。。