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2025年1月4日土曜日

2025.1.4 定山渓天狗岳ニセワラジルンゼ

正月休みも終盤。
本日は、ソロ。
時間の制約があり、親戚の集まりやら何やらあるので、お昼までに片付けられるエクストリーム斜面にしましょう。

天候は今日もいまいち。
何となく雲が薄そうで、静かな山で遊びたい。
そう、見るからに険悪な山だったら誰も来ないでしょ。

スノーブリッジが繋がっているかどうか分からないので、林道をテクテク従順に進み沢を詰めてゆく。

まだ雪は少なくヤビー。

斜面を汚さぬよう芸術的にジグジグ登っていく。

稜線まであと20mのところで、斜面を端から端まで横切るようにグライドクラックが雪の下に隠れていた。
ポールで簡単に崩れて、雪の下からラックが現れる。

この後は雪雲が入ってくる。
あまり時間は無い。
視界が悪くなったら楽しめないので、ここからドロップしちゃいましょう。

ササッと準備して光が当たっている斜面へドロップ!

下地はやや硬めで少し板がバタついた感じでしたが、エッジも噛むし、思い切って落とす事が出来ました。
滑走後は充実感。

何故か、となりのルンゼでは万蔵さん。
下山後に拉致される。
別行動でも考えることは一緒ね。

2022年2月12日土曜日

定山渓天狗岳Ⅱ峰南肩 北東斜面スキー滑走

さて、本日も無限体力オジサンとバックカントリーエクストリームスキーへ。
オジサンが前に出ると解き放たれたかのようにペースアップするので大変。

どこからエントリーしても、この山はエクストリーム。

先ずは、Ⅲ峰。

日が当たらない斜面は雪が良い状態で保存されています。

まず、一本滑ってこの山にカラダを慣らしてから登り返し。
サラサラでズリズリ滑る雪なのにね、意地でも直登して行のよ。。
もう、待ってくれよう。

Ⅱ峰直下は流石に貞子登りです。ヒヒヒ。

Ⅱ峰も登頂!
山頂は平らなのに、周囲は崖に囲まれた恐ろしい山なのです。

以前から想い続けてたⅡ峰直下を滑りたくてココに登りました。

しかしいつもの様に、下から眺めるのと、上から覗くのとでは大違い。
ビビッて、デラがけして降りました。。

修行が足りませんねぇ、今まで調子に乗っててスミマセンでした。
出直してきまーす。

2022年1月23日日曜日

ピーカン定天エクストリームスキー

本日、目指すのはこの山。
朝日に照らされ、威風堂々と輝いている。

早朝、某ショッピングセンターでアラマンに偶然拉致されてしまったオジサン↓
隊長の甘い誘惑に釣られて、ついてきちゃいました。
リゾートスキーに行く予定が、気付くと緊張感たっぷりのエクストリーム山に。。

稜線に出るとオラ顔をきかせた岩峰が目の前に現れる。
まるで、ヨーロッパの山みたい。

ホントに登れるんかいな。
てなくらいの急斜面を登ります。

怖くて足元は見たくないけど、この斜面を滑ります。

滑りだすと、何とかなるもので雪も柔らかくて気持ち良いのです。

拉致されたオジサン。
エクストリームからのパラダイス斜面に満足してもらえたようです。
さて、これだけで隊長は満足するわけも無く、この急斜面を登り返して隣の沢も滑るのですよ。

目的の為なら、何としてでもドロップポイントへ進んで行く隊長。
もう中毒ですね。キチガイですね。

そして、ドロップ!
テレで行く斜度ではないと思うんですけど。。
イカれてますわ。。

二本目の斜面はスラフ跡で硬め。
滑り終えると、沢底はデブリだらけ。
前日?それとも前々日?
直近で発生した雪崩と思われます。
隣の沢から雪崩れてきたデブリは、遥か下流まで続いていた。
その威力は、凄まじい。
想像するだけでもゾッとします。

下山して、ようやく恐怖と緊張から解放されたオジサン。
お付き合いいただき、ありがとうございます。

2021年1月3日日曜日

天気の悪い日は定山渓天狗岳で地形遊び

 寒い!雪が降ってくれるのは嬉しいけど、晴天率が低い今日この頃。
雪雲が薄そうな場所を選んで低山で遊んできました。
薄日が時折射してきて、視界は良好だ。

ずっと寒い日が続いているので、雪質も良好です。

遊園地の様なハゲ地帯を登り返して遊びました。
最近ウネウネ斜面にハマっているオジサン達。
アトラクション探しに余念がありません。

以前よりも大きめなアトラクションを強要してくるオジサン達。
調子に乗ってナチュラルヒットを飛んで行く。

パウダー落ちは痛くないから思い切り飛べてオモローなのよ。

お帰りは渡渉アトラクション。
足元は崩れやすいのでお気をつけくださいね。

苦手だったウネウネ斜面も、今では仲間のお陰で楽しくなってきました。

2020年2月11日火曜日

定山渓天狗岳 Ⅰ峰北東斜面

先日、小樽の天狗山へ行ったので、天狗繋がりで今度は定天へ行ってまいりました。
水位が下がったダムをテクテク渡ってから、険悪な沢へ入り込む。

登りのアトラクションは体力を消耗するので、滝などのアトラクションが少ない沢を選んで進んだ。
それでも、流石天狗さん。
入り組んだ沢が永遠と続く。
雪はまだ少ないので、川を渡るたび、すき間に落ちそうでヒヤヒヤする。

尾根に出ると、主峰がドーン。
何度来ても、ここは外国気分を味わえるね。

細い尾根をヒヤヒヤしながら登ります。
雪庇が落ちてダーーっと雪崩れたり、
木に掴まりながら崖を巻いたり、
高度が上がるごとに難易度が上がるアトラクション。

冷や汗をかきながら何とか岩峰に取り付いた。

更にドロップポイントまでトラバース。
踏み込むとズレて足元が抜けそうになるので、とても怖かったっす。

以前からの宿題斜面はキケンな予感がしたので、今回はお預け。
リスクの低そうな斜面を選んでドロップ。



お帰りの沢は、小さな滝がいくつも出現するので厄介でした。
やっぱり天狗さんは一筋縄ではいかないですなぁ。

2019年1月20日日曜日

ワラジルンゼ

今回はニセではなく、ホンマもんのワラジルンゼです。

”薄氷を踏む思い”ではなく、ホンマもんの薄氷を踏んで渡渉。
足元は水量の多い川です。
少しビビりながら渡る。

森の中を抜けるとグイっと傾斜がきつくなってきます。
上から何かが転がって来そうな雰囲気。

ズリ落ちそうな斜面をジグジグ。
最後はツボります。
登り詰めると、ルンゼが口を開けて我々を待ち構えておりました。
時々、「オエェ~っ!」って感じで自然発生したスラフが上からゲロゲロ~と流れてきます。
下を見下ろしてもめっちゃ急。
怖ぇよぉ。。
いつ雪崩が起きてもおかしくない。。

一つのミスも許されない細い足場でドロップの準備。
ここは一体何度くらいの斜度があるんでしょうかねぇ。。
何でこんな所に来てしまったんでしょうねぇ。

登ったら滑り落ちないといけません。
重力に逆らわず、フォールラインに向かってドロップ。

谷に向かって落ちて行くうちにストレスと恐怖から解放され、いつの間にか快感に変わっていく。



登り返して近くのシュートにドロップ。
ルンゼだらけ、シュートだらけの恐ろしい山ですわ。

お帰りに、アイテム遊びに興じる天狗おじさん。

2019年1月6日日曜日

ヒクタ峰&定天Ⅲ峰

いきなりマイナー山を連れまわされるハメになったウルトラマラソンランナー、約一名がシーズンイン!
シーズン初めは慣れていないから何が起こるかわからない。
パパラッチカメラの出動だ。

後ろで何か声が上がる度に速攻カメラを構えてパパラッチ。

沢は進むほどに深くなり、地図に無い滝が我々の行く手を阻もうとする。

今日の雪は非常に深い。
三人で交代してもヒイヒイもん。
この一帯には雪が溜まりまくっている様だ。
速度は普段の半分以下。中々進まない。

登っている途中で薄雲がフィルターの代わりをして偶然にも部分日食を観察できた。

ひっそりと佇む山頂看板

ヤビーな尾根を進み定天へ。

終日、薄日が差したり曇ったりの天候。


帰ってから画像を観察していると、何やら偶然バックカメラに、滑走中に二度も転倒しながらも不死鳥の如く蘇るオジサンが映っていた。

ヒクタも定天もまだ雪少なく藪多し。

お帰りはオジサンの好物、スティープ藪斜面。
林の中に奇声が響き渡る。

クルマへ戻る頃にはもう日暮れ時。
10km弱の行程なのに丸一日掛かった。
やはり定天は厄介で難易度高し。
藪が多いので舐めてかかると怪我をするよ。