2020年2月29日土曜日

西暑寒別岳 北東デルタ尾根

私にとって思い入れの深い西暑寒別岳。
今まで何度も下見をしてラインをイメージしてきた。
そして、ついにその日がやってきたのだ。

っつう事で、ハイシーズンにはお決まりのプラス4kmのおまけ付きで出発です。
まあまあ歩いたところで出現するこの看板には、いつも萎えてしまう。

渓流の森からは延々とラッセル。
片道10kmの行程なので、体力温存系でゆっくりを心掛けて歩く。
春とは違って藪漕ぎが無くて楽ちん。

あと1~2mの積雪が欲しい。
ポヤポヤした木が出ているRGO。

目的の斜面。
本日は、真ん中の尾根を落とします。

ピーカンの上に無風の条件。
早めに入山したので、斜面に光が当たって視界良好!
日陰になる前に滑る事が出来た。


ワンターン、ワンターンがドキドキ。
ストレス斜面を考えながら滑るのがたまらん。
ハイシーズンにココを滑れたので満足。シアワセです。
それにしても、雪が少ないよね~。。

2020年2月24日月曜日

道北トリップ 男前な釜尻山

本日は釜尻山。
あまり得した感の無い、国道から500mくらい中に入った除雪最終地点にクルマを停めて出発。
そこから、平坦な林道を4kmひたすら歩くのだ。
景色が変わらない、いつもより長く感じる。

林の中に入っても平坦。
しかも、日が当たってペタペタとした雪がシールに付いて雪下駄となる。
非常に重たくて体力を消耗する。。

高度が上がり始めると、気温が下がり雪下駄は解消されたが、今度は雪が深くなる。
流石、豪雪地帯だ。
ワタシの体力をどんどん奪ってゆく。

ヒイヒイ言いながら登ると、目的の斜面が現れる。
カマ・シリ と、やや意味深な山名だが、とても迫力のある男前なカッコイイ山。
まるで、海外のスキームービーなんかで撮影されているような景色です。

周囲には険しいエクストリームな斜面だらけ。
例年なら、豪雪に耐え切れず割れまくっているであろうこれらの斜面も、今年は小雪の影響なのか、未だ割れていないようです。

相変わらず、エクストリームなルートを切ってゆくアラマン。

なんとか山頂に到着。
ドロップポイントの雪庇を割って覗くと、ワクワク斜面が広がっております。

後ろから雪雲が近づいてきたので、ササっと準備してドロップ!



滑り出しこそ急でしたが、下部はノーストレス。
さっきまでの厳つさは何処へやら、色気のある斜面やないかい。
雪が溜まっていて最高の斜面でした。


そして、お帰りにデザート斜面を滑った後は、厄介な沢と、平坦な林道が待ち受けております。
ひたすら無心でテクテク戻ります。
も~気が遠くなりました。。

アプローチが長いけど、いろいろなラインを刻めるイマジネーション膨らむ山でした。

2020年2月22日土曜日

低山ハント 銀山

連休大荒れ予報の初日。
朝、集合した時点で爆風。
気温が上がって雪が腐れる前に、当初の予定を変更して低山でパウダーハント。
南から吹く爆風を避けて、北斜面狙いで。

隊長は、さり気なく我々をパパラッチポイントへと導く。

少しずつ崩れて、三人目でハマる絶妙な渡渉ポイントを選択するのよ。

目的の斜面はウネウネ&マッシュの小粒斜面。

尾根は爆風。
色んなモノが飛んで行く。。
ファーストドロップしていったヘルメットを見つめるテレ村太郎さん。

下山時には気温も上がって、ベタベタ&ストップ雪。

臨機応変に行動して、パウダーゲットでござんす。



2020年2月16日日曜日

暑寒別岳メロー斜面 おっさんずランデブー

昨日の疲れが抜けぬまま、本日は暑寒別岳。
いつも思うけど、気軽に「暑寒別行くべ」なんて言っちゃダメだって。

ゲート前の駐車スペースにクルマを停めてスタート。

最初は、上部の雪は風で飛んでいるだろうから、低めのポイントで軽く行こうぜ。
って感じだったので、気軽に考えていたんですよね。

尾根に出ると、高曇りでまあまあ穏やか。
遠くに見えるメジャー斜面が誘っている。
前日からの降雪でフカフカの雪が積もっている。

ラッセルを交代して先頭に立つと、何故かスイッチが入っちゃったのよね。
気付くと、滝見台まで来ちゃった。
ここは風の通り道。
爆風がビュービュー吹いている。

でもここまで来たら、せっかくなんでメジャー斜面をメロウに滑りたいすよね。
で、結局来ちゃった。
ここまで長かった。。

さっきまでの風も収まり、斜面に雪も溜まっている。
また当てちゃいましたかね~

デカいメロー斜面をオッサン三人でランデブー



往復19.2km。
歩いた甲斐ありました。

2020年2月15日土曜日

恵岱岳 遊園地パウダースキー

いつもピカピカにハゲて見えてて、ず~っと前から気になっていた恵岱岳。
クルマを走らせ現地に到着すると思いのほか雪が積もっていた。
アラマンの粉レーダーは感度がハンパない!
前日まで暖気で各地の降雪は殆どなかったからねぇ。
こりゃ、ラッキーですわい。

平坦な林道を2kmくらい進むと渡渉ポイント。
谷へ降りると想像していたよりも広い川だった。
野生動物の足跡を辿りスノーブリッジを探して渡る。

その後、尾根をひたすら登ると目的の斜面が見えてくる。
横に広~い!
今日はオッサン三人でこの斜面をギタギタにしてやるぜ!

(動画で見ると、それほど飛んでませんがな↓)

丁度良い斜度と地形。
色々遊べて、まるで遊園地です。

邪魔者はいない。自由に滑り放題。
ヒャッホーするオジサン達。

登り返して3本イッちゃいました。
もう、お腹いっぱいです。



お帰りに、エクストリーム斜面を調査。
ガリガリ、デコボコでスリル満点。
ハッキリ言って、まともには滑れません。

クルマへ戻るには、更に谷底まで降りてから、また登り返し。
そして、平坦な林道をテクテク。
最後に体力を奪われちゃう系の山でした。

それでもパウダースノーは、あるところにはある!
まだまだ2月。諦めちゃダメよ。

2020年2月11日火曜日

定山渓天狗岳 Ⅰ峰北東斜面

先日、小樽の天狗山へ行ったので、天狗繋がりで今度は定天へ行ってまいりました。
水位が下がったダムをテクテク渡ってから、険悪な沢へ入り込む。

登りのアトラクションは体力を消耗するので、滝などのアトラクションが少ない沢を選んで進んだ。
それでも、流石天狗さん。
入り組んだ沢が永遠と続く。
雪はまだ少ないので、川を渡るたび、すき間に落ちそうでヒヤヒヤする。

尾根に出ると、主峰がドーン。
何度来ても、ここは外国気分を味わえるね。

細い尾根をヒヤヒヤしながら登ります。
雪庇が落ちてダーーっと雪崩れたり、
木に掴まりながら崖を巻いたり、
高度が上がるごとに難易度が上がるアトラクション。

冷や汗をかきながら何とか岩峰に取り付いた。

更にドロップポイントまでトラバース。
踏み込むとズレて足元が抜けそうになるので、とても怖かったっす。

以前からの宿題斜面はキケンな予感がしたので、今回はお預け。
リスクの低そうな斜面を選んでドロップ。



お帰りの沢は、小さな滝がいくつも出現するので厄介でした。
やっぱり天狗さんは一筋縄ではいかないですなぁ。

2020年2月9日日曜日

ローカルゲレンデ 小樽天狗山~松ヶ枝スロープ

本日は、自宅から5分もかからない所にある、懐かしの母校から入山。
この先、松ヶ枝スロープに繋がっているハズが、敷地を出ると何故か住宅地が。。

かつての松ヶ枝スロープも宅地化が進んでいた。
こんなオッサンがスキー履いてテクテク歩いている姿を見られるのも恥ずかしいので、住宅地を避けて林側を巻いて登る。

40分くらいで、ドロップポイントに到着。
ゴツゴツした二個岩は変わらず残っている。
子供の頃は、毎日の様にココを滑っていたっけね。
昔は急斜面だと思っていたけど、今では普通に登れる斜度なのよね。

前日のトラックが残っているけど、気にせずドロップ。

久しぶりの天狗山。
子供の頃も林の中を滑ったり、ポコジャン見つけて飛んだりしてたなぁ。

ワタシの原点ですね、ココ。


2020年2月8日土曜日

フィッシュランドシュート

午前中は仕事の当番だったので、午後から息子のTOYさんを連れて近所の山へ。
バフバフの雪が積もっている。
他に入山者も無く、貸し切りでござんす。

息子と会話をしながらのハイクは楽しい。
親のバカ趣味に仕方なく付き合ってくれているのかと思っていたら、
意外と山スキーにハマってしまったみたいで、最近は積極的について来てくれるようになった。
何ともうれしいね。

ドロップポイントに到着。
予報通り晴れてきましたよ。

雪は安定している。
程よく地形が出ていて楽しいシュート。

TOYさんにも満足いただけたようです。
登り返して、日が暮れるまで息子とスキーを楽しんだ土曜日の午後でした。
シュートは仕上がっていましたが、
フィッシュランドは、まだ藪多し!
でした。