2019年1月27日日曜日

羊蹄喜茂別からのマッシュランド

今日は羊蹄。
喜茂別から入山。
留産の沢は大雪崩の被害ですっかり景色が変わっていた。

下は良い雪なんだけど、上に登ると風でパックされた雪で硬~くなっていた。

普通に滑れなくもないけど、イマイチ面白味に欠ける。

サッサと降りて、パウダーのあるポイントへ移動しましょう。

鬱憤を晴らすべく、マッシュランドでパウダーを喰らうのじゃ。
メロウな斜面を行くつもりがスティープ斜面に引き込まれる。
そこがマッシュランド。

ラインを変えて降りようとしても、何故かスティープ斜面に引き込まれる。
それがマッシュランド。



さて、比較的ショートなエリアなので登り返して遊びますか~
と思って、緑のオジサンに付いて行くと、また怖ろしい程急な場所に連れていかれました。

アラマンは、このビックマッシュを難なくクリア。
テレとかアルペンとか関係ないですね。
ライダーのスキルと度胸の違いですね。
私は、ゴロゴロと転がり落ちました。

ブーツに氷が付着してキチンと滑走モードになっておらず、途中でブーツがウォークモードになってしまい、コントロール不能に。
ビビりながら焦って準備したからですねぇ。
狭い所での準備は落ち着いて完璧にやらないと失敗してしまうのだ。
今後の教訓になりましたねぇ。

とは言え、今日も粉雪にまみれ遊べて満足よ。

2019年1月26日土曜日

森の中のシュートはエクストリームチック

前回訪れた時から約1か月が過ぎ、
雪もバフバフに溜まって良い感じに仕上がったシュートへ


お好みのラインで落とす。


予想よりも積雪が増えて、狙っていたマッシュは埋まっていた。。残念。

お帰りの渡渉も不安なく戻れるようになりましたわ。
静かな森の中をラッセルして気持ち良い汗を流した。


2019年1月20日日曜日

ワラジルンゼ

今回はニセではなく、ホンマもんのワラジルンゼです。

”薄氷を踏む思い”ではなく、ホンマもんの薄氷を踏んで渡渉。
足元は水量の多い川です。
少しビビりながら渡る。

森の中を抜けるとグイっと傾斜がきつくなってきます。
上から何かが転がって来そうな雰囲気。

ズリ落ちそうな斜面をジグジグ。
最後はツボります。
登り詰めると、ルンゼが口を開けて我々を待ち構えておりました。
時々、「オエェ~っ!」って感じで自然発生したスラフが上からゲロゲロ~と流れてきます。
下を見下ろしてもめっちゃ急。
怖ぇよぉ。。
いつ雪崩が起きてもおかしくない。。

一つのミスも許されない細い足場でドロップの準備。
ここは一体何度くらいの斜度があるんでしょうかねぇ。。
何でこんな所に来てしまったんでしょうねぇ。

登ったら滑り落ちないといけません。
重力に逆らわず、フォールラインに向かってドロップ。

谷に向かって落ちて行くうちにストレスと恐怖から解放され、いつの間にか快感に変わっていく。



登り返して近くのシュートにドロップ。
ルンゼだらけ、シュートだらけの恐ろしい山ですわ。

お帰りに、アイテム遊びに興じる天狗おじさん。

2019年1月19日土曜日

雪庇稜で地形遊び

今日は風が強い。
こんな日は、風の当たらない場所で遊びましょう。

少し早めに出発

雪庇だらけの尾根を進み、
雪庇のすき間からドロップ。

地形がウネウネして面白いのよ

滑ったら登り返す。
とにかく急でも登り返す。
オッサンのケツが目の前にあるけど、ジグジグ登り返す。

登り返したら速攻ドロップ。

滑ったら登り返してまた滑る。

滑ったらまた登り返して

また滑る。

ゲフゥな一日でした。



2019年1月13日日曜日

残念大雪山&笠山アドベンチャー

天候に恵まれた連休を利用して道北トリップ。

初日は層雲峡から
層雲峡は早朝の気温が-24℃。
キンキンに冷え込んでいる。日陰は耐え難い程の寒さだ。
とても美しい景色。
ニヤニヤしながら目的の山に近づくと、ある事に気付く。
あれぇ、何か雪の表面が硬いんでないかい。。
なんと、綺麗に見えるあの斜面も、実は前日の風でパックされて一面のモナカ雪。。

快晴無風なのに、悔しいけど景色を楽しむしかないすね。

愛別岳方面。
青空がいつになく虚しく感じる。。
苦行のビックモナカ斜面を満喫。
初日はこれにて終了。。

宿を確保し、本日の反省を踏まえ2日目の作戦会議を行った。
粉雪に対する情熱が人一倍熱い隊長が、情報収集の手も、酒瓶を口に運ぶ手も休める事無く、泥酔しながらもフル回転で作戦を練った。

2日目は笠山。
隊長が、腰が痛いオッサンや、膝が痛いと訴えるオッサン達を気遣ってか、行動距離の短い山を選択してくれた。
山頂まで2kmチョイのお手軽山
のハズだった。。

前日のトレースが残っており、山頂まで体力を消耗せずに登ることが出来た。
雪も良いし作戦通りです。

1本目、太陽の光をイッパイ浴びて尾根ライド。
サラサラの粉雪がバッチリ残っているので、とても気持ち良い。

2本目はメロウな斜面

3本目は地形がオモローな斜面。

最後にお帰りデザート斜面を楽しむハズが。。

中ほどまで降りると突如険悪な地形に。。
更に沢を下ると、地形図には無い巨大な崖が出現。
尾根をのんびり滑ってなんかいると、スパッと切れた崖に落っこちてしまうよ。

険悪なV字谷が我々の行く手を阻む。
まるでどっかの天狗さんの様だ。

予想外の険悪地形に冒険気分を味わうことが出来た。
山で味わうこのドキドキ、ワクワク感が面白くて止められないのだ

そして道北の山は寒い。下山後の温泉がキマる!

2019年1月6日日曜日

ヒクタ峰&定天Ⅲ峰

いきなりマイナー山を連れまわされるハメになったウルトラマラソンランナー、約一名がシーズンイン!
シーズン初めは慣れていないから何が起こるかわからない。
パパラッチカメラの出動だ。

後ろで何か声が上がる度に速攻カメラを構えてパパラッチ。

沢は進むほどに深くなり、地図に無い滝が我々の行く手を阻もうとする。

今日の雪は非常に深い。
三人で交代してもヒイヒイもん。
この一帯には雪が溜まりまくっている様だ。
速度は普段の半分以下。中々進まない。

登っている途中で薄雲がフィルターの代わりをして偶然にも部分日食を観察できた。

ひっそりと佇む山頂看板

ヤビーな尾根を進み定天へ。

終日、薄日が差したり曇ったりの天候。


帰ってから画像を観察していると、何やら偶然バックカメラに、滑走中に二度も転倒しながらも不死鳥の如く蘇るオジサンが映っていた。

ヒクタも定天もまだ雪少なく藪多し。

お帰りはオジサンの好物、スティープ藪斜面。
林の中に奇声が響き渡る。

クルマへ戻る頃にはもう日暮れ時。
10km弱の行程なのに丸一日掛かった。
やはり定天は厄介で難易度高し。
藪が多いので舐めてかかると怪我をするよ。