1992年 私が21歳の時に納車されたFZR-1000。
33年間連れ添った愛車と別れの時が訪れました。
YAMAHAのデザイン、コーナリング性能が好きで昔からのYAMAHAファンのワタシ。
20歳の時に、大型免許(当時は限定解除で合格率は3割程度)を取得して、迷わず最新型のFZR-1000をショップで予約。
イタリア仕様のフルパワー145psの逆輸入車を購入しました。
バリバリ伝説を愛読していた私は、当時から峠へ良く走りに行ったものです。
バリバリ伝説を愛読していた私は、当時から峠へ良く走りに行ったものです。
峠で知り合った仲間とサーキットの走行会へ行ったり、草レースに出たりして、FZR-1000の性能を試したりしました。
メーター読みで276km/h、十勝スピードウェイで1分35秒フラット近くのタイムが出ました。
その後、YAMAHAからYZF-R1が発売されたり、SUZUKIからハヤブサが出たり、各メーカーからも最新型のスーパースポーツバイクが出そろい、2000年代になると私のFZRは一昔前のバイクになってしまいましたが、今でも最新のSSバイクを追い回す事が出来る、素性の良いバイクなんですよね。
フルバンク近くから、更に倒し込むことが出来る、コーナリングのヤマハ。
アクセルを捻るとグイグイとリヤタイヤが旋回して加速していくシャシ性能は、バイクを操る楽しさに溢れていました。
直近でも、近所の峠やニセコのパノラマラインへ時々ツーリングへ走りに行って、FZR-1000を愛でていました。
時が過ぎ、現在の趣味は山スキーがメインの生活。
夏は、毎週末トレーニングの為に山登りに時間を費やしています。
バイクにも乗りますが、登山口までのアクセスに便利な、XLR250BAJAの方が走りに行く割合が増えてしまいました。
今年、Tenere700を購入した時、FZR-1000は古すぎて下取り価格が付かず、買取業者に出した方が良いと言われました。
FZRの車検も来年まで残っているし、しばらくは二台持ちで様子を見ることにしました。
初めのうちは、テネレが意外と難しく、オフ車なのに250のバハを比べると重たい車体に手こずり、もしかしてテネレ乗りこなせないかも!?と不安になる時もありました。
3か月ほど乗り込み、テネレ700にも慣れて、オンロードでもFZR-1000と比べて遜色なくスイスイっと走れるようになりました。
フラットダートの林道も問題なく走れるくらいになったので、オンもオフもテネレで回せると判断。
FZR-1000は買取業者に査定してもらい、引き取ってもらいました。
下取りで新車と入れ替えで、愛車を手放す時とは違って、愛車だけがトラックに積まれて引き取られていく姿には、悲しく万感の思いが込み上げてきました。
息子が二輪の免許を取り、
長男NutsさんのYZF-R25との親子ツーリングも叶った。
私にとって、FZR-1000は青春そのものでした。
沢山の思い出をありがとう。
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