今回はニセではなく、ホンマもんのワラジルンゼです。
”薄氷を踏む思い”ではなく、ホンマもんの薄氷を踏んで渡渉。
足元は水量の多い川です。
少しビビりながら渡る。
森の中を抜けるとグイっと傾斜がきつくなってきます。
上から何かが転がって来そうな雰囲気。
ズリ落ちそうな斜面をジグジグ。
最後はツボります。
登り詰めると、ルンゼが口を開けて我々を待ち構えておりました。
時々、「オエェ~っ!」って感じで自然発生したスラフが上からゲロゲロ~と流れてきます。
下を見下ろしてもめっちゃ急。
怖ぇよぉ。。
いつ雪崩が起きてもおかしくない。。
一つのミスも許されない細い足場でドロップの準備。
ここは一体何度くらいの斜度があるんでしょうかねぇ。。
何でこんな所に来てしまったんでしょうねぇ。
登ったら滑り落ちないといけません。
重力に逆らわず、フォールラインに向かってドロップ。
谷に向かって落ちて行くうちにストレスと恐怖から解放され、いつの間にか快感に変わっていく。
登り返して近くのシュートにドロップ。
ルンゼだらけ、シュートだらけの恐ろしい山ですわ。
お帰りに、アイテム遊びに興じる天狗おじさん。
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