2022年2月13日日曜日

長伯稜 親子でBCスキー

ようやく長男のNutsさんが、いわゆるバックカントリースキーをヤル気になってくれたので、気持ちが冷めないうちに、BCの世界へ引き込んでしまおうツアーが企画されました。
息子たちが小さいころから、一緒に滑って遊んでくれていたキロロローカルの仲間が優しくNutsさんをエスコート。

Nutsが中学生の頃、余市岳に連れて行って北斜面を滑った事があった。
その時はスノーシューで歩き疲れた記憶があり、パウダー滑走が気持ち良いのは分かっていても、バックカントリーへ脚が遠のいていたそうだ。
ところが昨年、その頃から一緒に滑っていた変態スキーヤーがたくさんいる職場に、ひょんな事からNutsが就職してしまったのですよ。
もはやバックカントリーから逃れられない環境に自ら身を置いてしまったのだ。
昔だったら、親のスキー仲間っていう感覚だったのが、今や上司ですよ。
上司からの執拗な誘いに断る事も出来ず、社会人としての洗礼を受ける事に。

生まれたての小鹿ちゃんは、シールでの歩行に全く慣れていない。
スタート直後に何てことない小さな窪みで前のめりになって転倒。
オジサン達も爆笑です。

その後も、オジサンが仕掛ける鬼ジグトレーニングに翻弄されるNutsさん。
それをニヤニヤ眺めるオジサン達。
思うようにグリップさせて登る事が出来ず苦労していましたが、愚痴も言わず頑張って登っていました。
これにはオジサン達も感心していたようです。
小さいころからサイドカントリーを連れまわしていたので、親に付いて行かないと帰れなくなることが、よく理解できているようですね。

自分の脚で登り、登っただけ自然の地形を自由に滑る。
これがフリースタイルスキーよ。

雪にまみれながら、一日中遊びまくりました。
ヘトヘトになっただろうけど、少しはこちらの世界の楽しさを理解してもらえたかな。


私は、小学生の頃レーシング、中学生に基礎スキー。
決められた所を滑るスキーに飽き飽きして、高校生の時はスキーから遠ざかっていた。
大学生の頃、モーグルに出会いフリースタイルスキーの世界に入り、大会に出て調子に乗っていました。
エア台を作って練習しているうちにエアの楽しさにハマり、パークにも通うようになる。
同時に、サイドカントリーで毎週パウダーライド。
気の合う仲間とも出会って、スキーを楽しんでいた。
しかし、バックカントリーの世界に飛び出してから、スキーの楽しさが数倍広がった。
この楽しみを息子たちにも味わってもらいたいのだ。

人生フリースタイル 楽しんでいきましょう。

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