2025年11月29日土曜日

2025.11.29 裏山で朝活

腰を痛めてしまった。
先日、仕事中に90kg越えの機器が納品され、その際、運送業者の運転手と私の二人で搬入したのですが、そこまでの重量物だと思わず油断をしてヒョイと持ち上げてしまった時に、腰に負担を掛けてしまい、それから少し違和感を感じていたのですよ。
その後、痛みが次第に増し金曜の夜になってMAX腰痛に。。
安静にして横になろうが、如何なる姿勢をとってもイタイ。

今週の金曜日から土曜日にかけて強風予報だが降雪あり。旭岳ではゴン降りの降雪が観測されているけど、この状態では長距離の運転は危うい。
それでも、チョットで良いから週末は少しだけでも滑りたいのよ。
近所の裏山で朝活だけでも、と思いスキーの準備をする。
こんな時に役立つ、常備してある腰用のスポーツサポーターを装着してみる。
それでもダメだったら、近所なのですぐに帰ってこよう。

現地に到着すると、低山なので下地はガリーの上に、サラっと新雪。
緩斜面を、ゆる~く流してみる。
板は走って気持ち良い。
モードチェンジする時も姿勢よく、腰に負担が掛からない様に慎重に。
ゆっくり登り返して、短い斜面を3本。
運動をして少し筋肉が解れた気がするけど、まだ腰の奥のほうに鉛のような重い感じが残る。

今回は無理せずに切り上げて、サッサと帰宅。

12月4日からは本格的な冬の寒気がやって来るので、来週までには腰を治したいなぁ。

2025年11月23日日曜日

2025.11.23黒岳 麓から登って滑るのよ

 週末は気象データと睨めっこ。
週末にかけて降雪があり、モリモリ積雪が増えている大雪山と十勝岳。
とはいえ、強風が吹いていたので、今回は風の影響が少ない斜面を選択。
どちらにしようか考え、今回は黒岳に。
ロープウエイが整備期間で運休中なので、麓から登る。
登るのに時間はかかるが、逆に麓からわざわざ登って滑ろうとするスキーヤーは希少なので、人気のお山を独り占め出来るんじゃないか、という下心もね。


今日は昇温予報で、出発時に麓ではプラス2℃。深夜から早朝は霧雨も降っていました。
登山道入り口から登り始めの壁は、降り積もった雪の表面が湿雪で、シールに雪がベタベタと張り付いて下駄状態に。
足元が滅茶苦茶重たくて、早々にリタイヤしようかと思ったほどだった。
尾根まで登ったところで、気温も下がり氷点下に。
雪もサラサラになってきたので、気を取り直して登ることにする。
見慣れたこの景色も、人の気配も無く閑散としている。
二日前から積もった雪でドパウですよ。  

気象予測では、9時から10時ころ大気の入れ替わりと共に、少し雲が抜けるハズなのですが、ハイクしている最中も濃いガスが掛かっていて抜けるかどうか分からない状態だった。
まぁ、ダメだったら視界があるところから適当に滑って遊ぶことにして、欲張らず気楽に登ることにしました。
斜面は予測通り、雪が溜まっていて柔らかい。
風の影響も少ない。
いつもならカチカチで苦労するポイントも、雪が柔らかくてシールで楽ちんハイクが出来ました。

9合目付近では真っ白。
そろそろ、ここいらでドロップしようか悩んでいたら、視界が開けてきて山頂が見えてきた。
とりあえず、もう少しだけ登ってみよう。
あっという間に山頂へ到着。

いつでも滑れるように、滑走準備をしましょう。
ダメかなぁ、どうかなぁと、少し待っていたら、下の方が見えてきた。
これなら行けそう。
面ツル斜面へドロップ。
ノーストレス、ヒャッホゥ!
貸し切り斜面は、気持ち良いですねぇ。

滑走後、横移動してスキー場まで一気に滑り降りました。
もう最高でした。

後から、スノーシューで登ってきた登山者もいましたが、滑走目的はワタシだけ。
今日は、満足チョイスの一日でした。

2025年11月16日日曜日

2025.11.16大雪山旭岳 ご来光ハイク&ライド

 アーリーシーズンの晴れ予報の休日。
厳冬期だと、なかなか条件がそろうことが少ない旭岳へ。
まだ11月だし、麓の予想気温は8℃だし、快適に登ってご来光ライドをしようじゃないか。


ビジターセンターの気温はマイナス5℃。
昨日にサラっと雪が降ってサラサラのコンディション。
山麓の積雪は65cm。藪漕ぎ無く普通に滑って戻って来れる積雪量だ。
予報では山頂でマイナス10℃くらい。
いつもの感じで行けると思っていました。

数年前は、この時期に麓から山頂まで5時間ほど掛ったので、念のため早めに出発。
満点の星空を眺めながらハイクアップ。
前日のトレースが残っており、快適に歩みを進める。
お陰で、石室まで残雪期と変わらない所要時間で登れちゃいました。
しかし、これでは予定よりも早く山頂に到着してしまう。
寒風の中でご来光を待つのはチョット酷かな。
時間調整で、ここからはゆっくり登る。
ところが、石室から上部は予報通り、風が強く、深夜から早朝にかけてマイナス15℃近くまで冷え込んでいた。ゆっくり歩いていると、メチャクチャ寒い!
久しぶりに耐寒フル装備で登る。
岩影で風が弱い9合目付近で、少し待機して時間調整をしました。
しかし、気温が低いので立ち止まると、すぐに体が芯から冷えてくる。
日の出に合わせて山頂へ移動。
山頂は風が強くて、ゆっくりできません。
サッサと滑る準備をしましょう。

お日様が登ったところで、オレンジに染まった斜面へドロップ
風の影響で波打っていましたが、雪面は柔らかく気持ち良く滑走出来ました。

登り返しでも寒くて、ウエアを着込んだままハイクアップ。

二回目のピーク。
だいぶ明るくなりました。

気を付けてはいたのですが、油断をしてしまい、寒風に吹かれた足の親指が凍傷になってしまったので、今回は遊び回らず、地獄谷を落として戻る事にしました。
早く足を温めたい。。
今日の地獄谷は、上部がアイスミックスでスリリング!
下部はサラサラパウダーで気持ち良かった。

お帰りのパウダー斜面で遊んで、ようやく寒さから解放されました。
数年前も、12月上旬に冷え込んだ時に登って、凍傷になったことを忘れていました。
一度雪が降れば、大雪山は厳冬期です。
11月とはいえ、油断は禁物ですよねぇ。

2025年11月8日土曜日

2025.11.8 朝活テイネ

週末に合わせたかのように、金曜日に寒気が入って北海道ではまとまった降雪があった。
しかし、土曜日は午後から予定が入っていたので、プレオープンの黒岳まで遠征する時間が取れない。
積雪深のデータを見ていると、テイネでも中々強い降雪があったようなので、朝のスキマ時間を使ってテイネで朝活をしてきました。

シーズンインを待ちわびていた人たちが、朝も早よから集結してました。

麓でもこの雪。
これだけあれば十分ですよ。

先行者のトレースは、女子大から迂回路へ。
早く登って滑りたかったので、直登トレースを付けてショートカット。
というよりも、とにかくラッセルがしたかったのだ。
お久しぶりのラッセルが楽しすぎる。
自分で付けたトレースを登り返して女子大を4本滑ってきました。


朝イチはクリーミーな雪でやや重め。
最初はスピードがあまり乗らなかったけど、何本か滑って荒れてきた頃になると、板が走って楽しかった。
滑り終えたところで丁度9時過ぎ。
スキマ時間を有効に使えて満足ですねぇ。

そして、帰宅してからは自宅のリフォームに備えて片付けと事前準備などを。
食器棚をよけたりしてたら、裏側に隠れていた汚れた壁から昔懐かしのシールが出現。
多分、45年以上前のものですね。
この頃は、小樽駅のバスターミナルから、中央バスの日帰りツアーバスに乗って滑りに行ってたよなぁ。
昼食とリフト一日券が付いたやつで、まだ、お手軽な価格でスキーが出来た時代だったよね。

2025年11月3日月曜日

2025.11.3 初冬でこの仕上がり!十勝岳で朝焼けライド

少しずつではあるが、順調に積雪が増えてきている、大雪山と十勝連峰エリア。
先週に引き続き、今週も十勝岳に向かう。
天気予報では、日の出直後の時間帯が一番雲量が少ないと予測。
この時間帯を狙って、朝焼けライドをしようと目論む。


今回は、以前からSNSで交流があった「Lodge Raven@斑尾の#ヤベー宿」のオーナーさんと合流。セッションする運びになった。
AM3:30の待ち合わせ時間にも快く承諾いただき、望岳台を出発。
テクテクと順調に登り、サンライズに合わせて稜線に到着。

ワクワクするような楽しい一日の始まりです。

ドローンで撮影していただけるという事なので、朝陽に向かって滑り込む映像を撮影。
朝陽でオレンジに染まった斜面に滑り込む最高のシチュエーション。
登り返しながら、良さそうなラインを観察。
次はあのライン、その次はあそこを滑ろうか。
初見なのに、話が尽きない。
雲量が少ないうちに、このエリアを二人で食い散らかしてやりました。

反対側のボウルに滑り込むころには、ガスが湧いてきた。
こちら側は少々視界が良くなくて、ガリガリ急斜面ですが、ヤベー人からは反対意見もないので、このままドロップ。
予定取り、お次の斜面を目指します。

スリバチ火口では、釜の中に雪を待ちわびていたジャンキーたちが集結していました。
色々な方に声を掛けられ、シーズンインの喜びを分かち合う。
shirogeくんも居たけどニアミスでしたね。
声が届く範囲には居たんだけどねー

まだまだ滑り足りない、ヤベー人と登り返して北向火口へ。
こちらは、今まで滑ったことが無いライン。
ドローンで斜面を確認してからドロップ。
画像で確認して事前情報があったので、アイスミックスの斜面でしたが、安心して滑り切ることが出来ました。

ボトムからこのままトラバースして戻っても詰まらないので、ヤベー人と登り返してもう一本滑ることにしました。

ガスが定期的に通り過ぎていく。
段々と晴れ間の間隔が少なくなってきた。
ガスが切れるタイミングを見計らい昭和火口斜面へドロップ。

滑りに貪欲、良い斜面、良い滑走を求めて山で遊ぶスタイルは共通ですね。
今回、沢山撮影もしていただき素敵な映像も残すことが出来ました。
Lodge Ravenのオーナーさんには本当に感謝!
また、一緒にセッション出来る機会を楽しみにしています。

下山後は、上富良野のカレー屋さん「ハピカリ」へ
美味しいスパイスカレーを食べながら、ハピカリさんとヤベー人にも共通の友人がいらっしゃって、スキー談議に花が咲く楽しい時間を過ごすことが出来ました。