大多数のみなさんは、この週末から年末年始の休暇に。
ワタシは29日仕事ですけどねー
この休暇を利用して、イマムさんもようやくシーズンイン。
金曜の夜に成田から飛行機で、すっ飛んできて北海道に上陸。
金曜の夜に成田から飛行機で、すっ飛んできて北海道に上陸。
朝には普通に、いつもの集合場所にいる。
低山は積雪が少なく藪も多い。
せっかくなので、藪の突破力を取り戻してもらわないとねぇ。
想定していたよりはマシな感じでした。
とは言え、低山でもマイナス13℃。結構寒い。
登り返して5本ほど滑ったところでシールの粘着力が終了。
伝統芸能の「シールふぅふぅ」で何とか粘着力を復活させて、何とか帰還することが出来ました。
伝統芸能の「シールふぅふぅ」で何とか粘着力を復活させて、何とか帰還することが出来ました。
シールに息を吹きかけて、ディープキスをするようにして復活させるアノ儀式です。
帰宅すると、骨折のケガをしていた万蔵さんから、まだ完治していないのに「スキーがしたい」と入電。
大丈夫かな、と思いつつも、
是非とも、友人のリハビリは全力で支援したいと思ったのでした。
優しめの山を選択して、翌日集合した。
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翌日
朝は浮かない表情の万蔵さん。
どうやら、昨日は酔った勢いで気が大きくなり、スキーが出来る気になっていたらしく、まだ激しく患部が痛むんですってよ。
私も、骨折の完治前にスキーをしていたクチなので、気持ちはよくわかる。
特に笑ったりすると患部が激しく痛むようだ。
とは言え、闘病生活で落ち込んでいた彼を励ますのも、友人の役目なのである。
今日はなるべく、楽しい話をして笑かしてやろう。ニヤニヤ。
雪はバフバフで良い感じ。
気遣っているフリをして、なるべく緩いトレースで、かつ登りやすいルートを選択しながらラッセルして登る。
万蔵さんは「今日は、いつもの半分くらいのところでいいよ」と、言っていた。
登っているうちに、万蔵さんから隣りの斜面も見てみますか。と、なった。
これは、もう少し上から滑るチャンスだ。
ここで、私の作戦を悟られてはならない。
ラッセルは交代せず先頭を死守。
談笑しながら林の中をジグジグ。
目的の斜面が見えた時には、もう少しで山頂のところまで来ていた。
気付いた時には、すでに遅し。
計算通り。
ここで、イマムさんにラッセル交代。
苦笑いされながらも、せっかくなので山頂まで行きましょう、となった。
出発時には、浮かない顔をしていた万蔵さんも、山頂直下からのドパウ斜面を覗き込むと生き生きしてきた。
ホレ、これがリハビリですよ。
沈んでいた気持ちも明るくなる。
斜面にはバフバフの雪が溜まっている。
「イタイイタイ」言いながらも滑り込んでいく万蔵さん。
ジャンキー以外の何物でもない。
やっぱ漢だよ。
ワタシは、テレでは思ったように滑れない。
それでも、バフバフの柔らかい雪に救われました。
何はともあれ、今回は万蔵さんのリハビリになって良かったですねぇ。
沢山笑って、これだけ登って滑れたから、ムリしなければ大丈夫ですよ。
めでたし、めでたし。

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