2024年5月18日土曜日

2024.5.18大雪山旭岳と熊ヶ岳フリーライド 残雪スキー


例年よりも。というより雪解けが早かった昨年よりも更に早く融雪が進み、この時季にして旭岳を楽にハイクアップ出来るのも時間の問題。
もう、今週末が賞味期限となるだろう。

天気予報も良いし、旭岳ビジターセンターへ向かう。

500mほど登山道を進み、スキーコースへスワップ。
残雪のコースをハイク。

コース上を快適に進むが、4合目付近は際どくなってきている。

昨日は降雪があったらしく、山頂付近は白く冠雪していた。
最初は夏靴に履き替えて尾根を従順に登ろうと思っていたけど、これなら地獄谷からシールハイク出来そうですな。

上部はシートラに換装。
降雪があったお陰で、金庫岩の横まで直登できました。
楽ちんハイクで、白さを取り戻した旭岳山頂に到着。
すっかり大雪山の魅力にハマった、石ちゃんから入電アリ。
本日も合流して残雪スキーセッションです。

待ってたぜ!ブラザー!
最高だろう!この景色!
今日も楽しい一日になりそうだぜ。

東面は、真っ白でデカイ斜面。
まだまだタップリ雪があります。

デカイ斜面にはデカイラインが良く似合う。

フォロワーのshoさんも合流。
熊ヶ岳に登り返してスティープでロングな斜面を目指します。
熊ヶ岳の釜斜面もスティープですねん。
思わず滑り込みたくなるけど、我慢です。
反対側にご馳走斜面が待ち構えておりますからね!

熊ヶ岳の北面。
相変わらず良い斜面です。
みんなはアッチ。俺たちは誰も滑らないコッチを滑るのさ。

誰も見向きしない山は、実は高いポテンシャルを持っているのですよ。
だって、こちら側からは斜面が見えないんだもの。わからんよね。

お帰りにもう一度旭岳へ登り返して北西斜面でヒャッホー!

最後にスキーコースも、藪漕ぎアドベンチャーを満喫してもらいますよ。
ヒイヒイいいながらも、こんな所に出れるなんていうアハ体験は新鮮でしょ?
途切れ途切れの残雪を繋いで、ビジターセンター手前200mのところまでスキーで降りていけるのよw

下山したら16時半。
仲間と過ごした、最高に楽しい一日。  
たっぷりと残雪期の旭岳を満喫しちゃいました。

2024年5月12日日曜日

2024.5.12大雪山安足間岳と当麻岳 愛山渓温泉から恒例の残雪スキー

毎年恒例の愛山渓開通からの安足間岳。
例年よりも雪が少なく融雪が早い今シーズン。
ここの賞味期限も、いつもより短く貴重なものとなってしまいました。

開通直後の土曜日は所用があり、今回は日曜日に入山。
前日の情報では、「麓の雪はヤバイよヤバイよ。」と私を焦らせる情報ばかり。
天気予報は午後から下り坂。
青空が有るうちにと思い、早めに出発。
林道の雪は情報通り融けてしまっていた。

しかし、いつもの取り付き部で林道を外れ森に入ると、雪が繋がっていたので特に問題なし。これで一安心。
シールで登れるなら楽ちんですよ。

沼の平から眺めると、ここも雪解けが早い感じですねぇ。

滝の雪は切れているので、当麻岳の北斜面を直登しちゃいましょう。

たぶん、その方が楽ですよねぇ。
実際、雪が緩んでいたのでこちらを選んで正解ね。

稜線に出ると風がつよつよ。
旭岳の北斜面は、まだイケますね。

晴れているうちに安足間岳に登って滑っちゃいましょう。
こちらからだと、ほぼ登りなしの平衡移動なので、安足間岳が近く感じました。

まず、東面を一本。
登り返してホカイドー三大緩斜面を滑って当麻岳へ移動します。

当麻岳の北斜面は出だしスティープな感じでボトムに向かって徐々に緩くなっていくので好きなんですよね。

午後から曇ってくるので、今回は欲張らずにこのまま下山。

林道の手前まで滑って下りる事が出来たので、楽ちん下山でした。
もっと、ルートに難儀するかと思っていましたが、いつも通りイージーに行けました。
とは言え、流石にこの週末で賞味期限切れですけどね。


2024年5月5日日曜日

2024.5.5大雪山旭岳と後旭岳南斜面ビックライド 残雪スキー

またまた来ちゃいました旭岳!

だって、昨日よりも雪が緩んで天気が良いんだもの。

とは言え、前日は所用で一度小樽に帰宅。
どうしようか悩んでいたところに寝坊してしまった
んー、でもあの旭岳のビック斜面は捨てがたい。
AM5時起床。高速道路を使えば始発のロープウェイには間に合う。
ここ最近は自分の脚で旭岳へ登るのを信条としてきたけど、今日だけは許してください。
1400円を支払いして時間を買っちゃいました。
山麓駅は始発のロープウェイがフライングスタートするくらい賑わっておりました。
この位置に並んでいたら、丁度一番ゴンドラの一番最後に乗車出来ました。
扉の前でそのまま待機。
姿見駅に到着して扉が開くと先頭で入山。
後続を振り切って、地獄谷へまっしぐら。
先に入山している石ちゃんを追いかける。

幸いにも目視出来るところに直登しているオッサンを確認。
40~50分遅れくらいか。

10時半山頂に到着。
一本滑って登り返してきた石ちゃんと合流。

すっかり私のお気に入りに登録された、南斜面へご案内。
緩んだザラメ雪はノーストレス。
縦に縦に、そしてデカイ斜面にオッサン二人でデカイラインを刻む。

せっかく来たので、こちらの斜面も滑らせてあげたくて、登り返して後旭岳へ。
斜面の変化があって面白い斜面。
途中狭くなるシュート部のスピード感がたまらない。

登り返しの文化がないという、ア族幹部も納得の大斜面。
満足してもらえたようです。
さて、このまま滑って帰る事が出来ない場所なので、更にもう一度登り返して北西斜面を滑って戻りました。
ビジターセンターから登った石ちゃんは、獲得標高が稼げたので満足の様子でしたw



2024年5月4日土曜日

2024.5.4旭岳南斜面

前回、後旭岳を滑って登り返した時に、旭岳の南斜面もだだっ広くて良い斜面だったので、今回は南斜面狙いで来てみました。
南面だと雪が緩むのも早いしね。

いつものように5時過ぎにビジターセンターから入山。
同時刻くらいにビジターセンターを出発した、26歳の好青年「ます」さんと姿見の池まで談笑しながらテクテク。

今日は気温低めで、カチンコチンのコンディション。
ここで「ます」さんと別れ、私は地獄谷へ。
金庫岩まで雪が繋がっているので、私はこちらの方が楽なんですよ。

8時過ぎ山頂着。
まだカチカチなので、日射で雪が緩むのを待つ。

9時過ぎ、南斜面へドロップ。
始めの70mくらいは雪面が硬かったけど、そこから下は緩んだザラメ雪で良い感じ。
ロングな斜面は満足度高しでした!

登り返して北西斜面。
こちらは、結構下までカチカチ。
それでもいつもと変わらない滑走を心掛けドロップ。
そして、裾合平を歩いているギャラリーへ魅せつけるように、チョット調子に乗って滑りました。

2024年5月3日金曜日

2024.5.3狩場山 北面シュートと東大斜面

数年ぶりに北面のシュートが滑りたい。
先週フモンナイから撮影された画像を見るとシュートが繋がっているようだった。
これは行くしかないですね。

この時期だと必須の果てしなく平坦な直線をテクテク歩きます。
仕方ないですね、この時季を逃すとシュートの雪は切れてしまいますから。
まだ曇っていますが、この後晴れてくる予報。
強風予報なので、東狩場の尾根を通らず風を避けて沢から詰めていきます。

狩場山の山頂からフモンナイ。
だいぶ雪が減ってますね。。
少し悩んだ末、ドロップすることに。
折角来たんだし、シュートを落としましょう。

滑り始めると「お、いいじゃん。いいじゃん。」てな感じの走るザラメ雪。
気分を良くしてると、小さなクラック。
ん、以前訪れた時は無かったなぁ。と、思いながら滑走。
こりゃ、ノールの先は割れてる可能性がありますね。
いつでも回避出来るよう慎重に滑走を切り替える。
シュートが狭くなるとやっぱり割れていた。
それ程大きくなかったので、飛び越える。
更にその先は斜度がキツく狭くなる二個目のシュート部。
手前で止まってシュートを確認。
当然割れてるよねぇ。
どれどれ、と確認。
パックリ系でした。

このシュートをかっ飛ばして滑り降りるのが快感なのに、これじゃ面白味を見いだせない。
最近の高温で割れちゃったんですね。

仕方ないので、登り返して大斜面を滑りましょう。

メローな大斜面で癒されて下山。
この時季は、人が少なくてのんびり出来ます。

下山後は、ブナ林を滑走した代償。
ベットリ汚れ。
帰宅後、リムーバーで溶かして除去。

ちなみに、北面のシュートは割れてなければ気持ち良いシュートなんですよ↓
2019年の同じ日だったりするんですけど、全然違いますね。。