2024年3月20日水曜日

2024.3.20芦別岳本谷スキー滑走

 お久しぶりの芦別岳。



ピーカン予報だし、エクストリームな斜面を滑りたい気分。
夜明け前に出発。麓では‐12℃なかなか寒い。

前日の降雪で良い感じ。
イマムさんが力強くラセッルして行く。

樹林帯を抜けると別世界。
何度、訪れてもこの景色には、うっとり。

本日の予報は北風、最初はAルンゼに行こうと思っていたけど、ルンゼの中は上半分がガリガリ。
もう少し、雪が付いていればと思いつつ断念。
本谷の方へ向かう。

私は高所恐怖症なので、「山頂はパスしますよ。」とイマム氏に伝える。
しかし、イマム氏は折角来たんだからとボッコに向かう。
仕方ないので、私も恐怖に怯えながらイマム氏に付き合う。

本谷の上部はガリガリだったが、少し中に入ると雪が溜まっていた。
上からガツンと落としたかったけど慎重になりすぎて、何度も状況確認しながらの滑走。
BCスキーを始めた頃だったら、何も考えず滑ってたかもしれないけど、この歳になると余計な事を色々と考えすぎてしまって思い切って滑走出来ない。
何とも歯がゆい。

谷の中は、良いコンディションだったのでホッとした。
後半の緩斜面はロング&メローにノンストップで流してみた。
この谷へ滑り込んだ者だけがこの絶景を眺めることが出来るのだ。

そして、お帰りのユーフレ谷は相変わらず険悪。

渡渉は1回で済ませたけど、その唯一の渡渉で脚を踏みはずしてドボン。
イマム氏は難なく濡れずに渡渉。
悔しー!

険悪な谷を脱出して林道に戻り、ようやく生きて帰還した気分になる。

夢の様なエクストリーム斜面の記憶が、いつも険悪なユーフレ谷の突破で全て消え去ってしまうんだよねぇ。

4 件のコメント:

  1. やったね!この動画みれて最高です  私もこの命あるうちにいきたいです 
     羨んでも仕方ないから思いっきりスキー楽しんで色々頑張ろう! 
    芦別岳は一番好きな山でした
    本谷は4月に10年前に行きましたがスノーシュウsでした
    いつもありがとうございます

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    1. ありがとうございます。
      何度も通い続けていますが、ここの景色は素晴らしいですね。
      本谷に挑んだものだけが見ることが出来る景色だと思っております。

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  2. 無事帰還できて良かったです

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    1. ありがとうございます。
      経験を積むほどに慎重になってしまうものなんですね。

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