2024年3月31日日曜日

2024.3.31ミラクルパウダーの余市岳

最近は雨が降ったりして、すっかり春らしくなってきてしまいましたね。
土日の両日とも爆風予報。
雨が降った土曜日は、地元の小樽天狗山でザラメヒャッホー。
半分諦めモードで、日曜日もザラメ狙いで山を選ぼうかと思っていた。
夜中に山では雪が降るみたいだけど、あまり期待せずにいたのだ。
しかし、ふたを開けてみるとミラクルパウダーに当たって結果オーライな一日となりました。

朝、目覚めてから気象情報をチェック。
後志地方の各峠で降雪が記録されていた。
当初の予定を変更して、札幌近郊で標高が高い余市岳を目指す。
雪の付き具合で斜面も選べるし勝手知った山なので何とかなるでしょ。

森の中を進んでいると、中々良い感じで新雪が積もっている。
雪もサラサラ。

天候はというと、相変わらず上空は爆風。
これから雲が抜けるかどうかタイミングによる感じだ。
余市岳のコルに出るとやっぱり風が強い。
しかし、風に飛ばされて東から南東面には雪が溜まっているようだ。
ガスが掛からない視界が有るところから東面へ一本ドロップ。
上部は流石に雪が薄い個所もあったが、全体的には新雪が溜まっていて気持ち良かった。
天気もアレだし、適当に滑りながら下山しても良かった。
しかし、登り返していると、雲が少し切れてきて時折り青空がチラリ。
視界が有れば北斜面も滑れるよねぇ。
欲を出して、北斜面も滑りましょうか。

登る時に、上部は風の影響を受けている様に見えていたので、前半は捨てて下部の新雪パウダーに照準を合わせてメローにかっ飛ばしましょう。
ドロップすると、前半のノールになっている所で、やっぱり割れた。
流下速度は遅かったので、そのまま気を取り直して後半のメロー斜面を堪能。
やはり、北斜面は気持ち良いですね。

予定取りの時間に下山して、午後からは車検整備が終わったクロスビーを引き取りにディーラーへ。
5年で192,200km。走った走った。
お気に入りの愛車なので、また色々な山に連れていってもらいますね。

2024年3月24日日曜日

2024.3.24爆風の無意根山でジブ遊び

お久しぶりに長男のNutsさんを連れて親子BCスキー。
本日は、愛車クロスビーが2回目の車検。
夕方にディーラーへ持っていくので近郊の山で遊びます。

ダラダラロングハイクとは知らずにウキウキのNutsさん。

しばらく経つとこんな感じ。
素直で良い子です 笑



宝来小屋を過ぎて、尾根に取り付くと新鮮な春羆の足跡が。。
山を下って行ったようです。

直ぐ近くには寝床?
雪が汚れているので、穴から出てきて間もない羆でしょうかね。

大斜面に取り付く頃、予報よりも早めに曇りだして風も出てきました。

とりあえず山頂まで行きましたが、爆風&視界不良でメイン斜面をデラがけ。
無意根小屋の方へ避難して遊びました。
小屋の前にはパイプがセットされていて思わず笑ってしまった。
フリースタイルの血が騒ぐ。
Nutsとパイプで遊びました。

小屋の前で休憩していると、中から宿泊していた若者が出てきた。
万蔵さんを見て「わぁ本物の万蔵さんだ!」と大騒ぎ。
取り囲まれてアイドル並みの質問攻めに 笑

今日は大斜面を滑らせてあげれなかったけど、色々と楽しい親子スキーになりました。

2024年3月23日土曜日

2024.3.23美瑛岳メロー&ロングライド

ピーカンの十勝岳連峰。
本日のまんぞうさん、とてもハイペースでハイクして行く。
マラソンに例えるなら、ジョギングではなくランニングペース。
もう、付いて行くだけで精一杯だ。息が上がる。
たまらず苦情を申し入れると、にこやかに振り向き少し抑え気味に歩いているとの事。
単純に私の体力が戻っていないだけでした。。
こんなに素晴らしい景色なのに、絶景を楽しむ余裕がない。
イマムーさんが振り向くたびにバテているアピールをしてペースを更におさえてもらう。

ガリガリ斜面を寿命が縮むような思いをして、ようやく山頂に辿り着く。
荒々しくも美しい景色だ。

遥か彼方の山々まで望むことが出来た。

さて数年前に良い想いをした斜面を見ましょうかね。
たんまりと雪が溜まっている事でしょうね。
期待をして覗いてみると、そこには火星のような景色が広がっていた。
全く雪が無いじゃないか!
愕然として肩を落とす一同。

仕方ないので、表の斜面に戻りメロー&ロングライド。
1.5km以上のロング斜面をノンストップで滑り切る。
最後は脚がパンパンよ。

今回はスピードが乗る気持ち良い緩斜面パウダーに救われました。

2024年3月20日水曜日

2024.3.20芦別岳本谷スキー滑走

 お久しぶりの芦別岳。



ピーカン予報だし、エクストリームな斜面を滑りたい気分。
夜明け前に出発。麓では‐12℃なかなか寒い。

前日の降雪で良い感じ。
イマムさんが力強くラセッルして行く。

樹林帯を抜けると別世界。
何度、訪れてもこの景色には、うっとり。

本日の予報は北風、最初はAルンゼに行こうと思っていたけど、ルンゼの中は上半分がガリガリ。
もう少し、雪が付いていればと思いつつ断念。
本谷の方へ向かう。

私は高所恐怖症なので、「山頂はパスしますよ。」とイマム氏に伝える。
しかし、イマム氏は折角来たんだからとボッコに向かう。
仕方ないので、私も恐怖に怯えながらイマム氏に付き合う。

本谷の上部はガリガリだったが、少し中に入ると雪が溜まっていた。
上からガツンと落としたかったけど慎重になりすぎて、何度も状況確認しながらの滑走。
BCスキーを始めた頃だったら、何も考えず滑ってたかもしれないけど、この歳になると余計な事を色々と考えすぎてしまって思い切って滑走出来ない。
何とも歯がゆい。

谷の中は、良いコンディションだったのでホッとした。
後半の緩斜面はロング&メローにノンストップで流してみた。
この谷へ滑り込んだ者だけがこの絶景を眺めることが出来るのだ。

そして、お帰りのユーフレ谷は相変わらず険悪。

渡渉は1回で済ませたけど、その唯一の渡渉で脚を踏みはずしてドボン。
イマム氏は難なく濡れずに渡渉。
悔しー!

険悪な谷を脱出して林道に戻り、ようやく生きて帰還した気分になる。

夢の様なエクストリーム斜面の記憶が、いつも険悪なユーフレ谷の突破で全て消え去ってしまうんだよねぇ。

2024年3月16日土曜日

2024.3.16春のビック斜面

 3月になり、気温も高くなる日が増えてきた。
休日と天気、休日とパウダーを当てる確率も低くなってきて悩ましい日々。
そこに今週は金曜日に降雪があった。
西から天候が回復して、天気予報を見ると土曜日はピーカンの予報だ。

今日はイマムさんにガイドをしてもらい、ついでにラッセルもしてもらったりして久しぶりにビックな山へ向かう。

体力的には、全然以前のレベルに戻っていない。
山頂に辿り着くだけで、もうバテバテ。。
今回は、登ってきた側の斜面を適当に滑って戻ろうと思っていた。

いつもなら登り返しなど気にせず、ここから反対側の斜面に滑り込むところだが、今の状況では体力もなく登り返して戻ってくる自信は無い。。

ここは、談笑しつつも南斜面を見ない様にに心掛ける。
何せ、この斜面の気持ち良さを知っているだけに、見てしまうと気持ちが変わってしまう可能性があるからだ。

しかし、イマムさんが南斜面を覗き込んで歓喜の声を上げている。
うーん、どうしても気になる。。
チョットだけ覗き込んでみる。
南斜面なのに、面ツル。
クラックもデブリ痕も無い。
丁度良い感じに雪が溜まっている。
雪質もパウダーで生きている。
ヤベえ!
滅多にないグッドコンディションじゃないか!
この時点で、誘惑に負けてしまう意思の弱いワタシ。

「滑りましょう。」
一言イマムさんに伝え、滑走準備を始める。

デカイ斜面にデカイターンを決めたつもりが、対象物が何もないのでチン毛ターンにしか見えないという、ミラクルなスケール感のビック斜面。
標高差400m。
ノーストレスでターンを刻む。
とても気持ち良く滑走できた。
大満足。

そして、イマムさんにラッセルしてもらって登り返す。
だだっ広くて緩く見えてた斜面も、現実は急斜面。
イマムさんの激しい直登と滑落の恐怖に苦しめられる。
この時点でかなり後悔していた。
果たして登り返して帰る事が出来るんでしょうか。。

ヒイヒイ言いながら、1時間半かけて登り返しました。
あとは滑って戻るだけ。

標高差500mの北側ボウルもデカく滑って完全燃焼。

一人だったら、帰還出来ませんでした。
イマム隊長に感謝。
ドローン撮影もしてもらい、良い画像も撮れました。

まだまだ、体力が不十分な中でビックな斜面を滑れて幸せです。

2024年3月10日日曜日

2024.3.10 1か月ぶりに仲間と合流

体調を崩してから約1か月ぶりに万蔵さんと合流してBCスキー。

体調が戻り復活してからも、衰えてしまった体力を戻すべくコツコツとリハビリしてきた。
そろそろ迷惑を掛けず、一緒に山歩きが出来るかなと思って合流。

しかし、毎日の様に山へ入ってBCスキーを続けているスキーバムの彼には全くついて行けずにヒイヒイ。
強がって「ラッセルしますよ!」と、言ったものの直ぐに息が上がって交代してもらう始末。
まだまだ、介護してもらいながらの山行となりそうですわ。

今日の雪質は、足裏感覚がとても素晴らしく、スピードも乗って楽しいパウダー。
結局、登り返して4本滑走。


天候も晴れパウダーで滑れたし、楽しい一日でした!
まずは、もっと体力を付けなきゃならんね。

2024年3月9日土曜日

2024.3.9ホコシュー敗退

 リハビリで少し大きめの斜面へ。
いくつか候補がありましたが、風も弱くて晴れそうな富良野岳へ。
歩く距離も短く済んで、比較的長い斜面が滑走出来るので、ホコ岩シュートを目指してみます。

5時半ころ入山。
直接ホコシューの尾根に取りついて最短距離でドロップポイントを目指す。

天候は読み通り快晴。
しかも無風。そして無音の世界。
こんな天国チックな雰囲気が好きなんだよね。

昨日からの降雪は無し。
ベベルイ沢は前日のトラックが残っておりギタギタ。


マイナス10℃以下なのに、無風でお日さまが当たっているのでポカポカする。

もちろんホコシューも、もれなく無数のトラックでギタギタ。
ま、お知り合いのラインなので仕方ない。

オープンバーンは、それこそ気にならなかったけど、シュートが狭くなると流石にバーンが締まって油断をするとグイグイ加速しちゃうので、大きなターンが出来ない。
深雪パウダーの抵抗が無いと急斜面はキツイ
チン毛ターンを刻むと筋力を使ってバテてくる。
太ももがパンパンになってギブアップ。
休み休み、滑り降りました。

筋力不足、技術不足。
出直してきます。。

不完全燃焼だったので、帰りにテイネパークに寄って遊んできました。

2024年3月3日日曜日

2024.3.3近郊の山 フリーライド&ナチュラルヒットでパウダー回し

完璧ではないものの、体調も回復。
近郊の低山に出向いてリハビリ中です。


3月2日土曜日は暴風雪。
森の中の雪は良いの法則で、疎林を滑って遊ぶ。
体力回復目的でタケノコ山で朝活。
チョッと登って滑る事が出来ればそれで良い。
こんな天候でも、山へ滑りに来る同志がいると安心しますね。


暴風雪明けの3月3日。
前日は西風の暴風。
風の影響を受けた斜面や標高が高い所だとパックされているだろう。
今日は、東斜面で風が当たらない地形を選んで近郊の斜面で遊ぶ。

誰も来ない不人気スポットなので、貸し切りです。
私以外、誰もいない。

斜面に取り付いたので、右から順にいただきましょうかね。

自分の好きなタイミングで休んで、好きなタイミングで滑る。
体力はまだまだ不足しています。
のんびりと息が上がらない様に気を付けて。

二本ぐらいで止めておこうと思っていたけど、滑り終えると、もう少しイケそうな気がする。
もう1本登り返して3本滑りました。
マッシュでエアしたり、地形でも遊べて良い斜面です。

雪質は読み通り最高、足裏の感覚を楽しみながら斜面を加速して滑走。

コンパクトな斜面を回しましたが、だいぶ回復してきた感じ。
もう少しで仲間と合流出来るかな。