数年ぶりにGWの羅臼岳。
異常なまでに高温続きで融雪が進むなか、数日前からSNSの画像でルンゼの雪が繋がっている事を確認して、GWの季節限定感を味わいに知床峠へ向かった。
この日も気温が高く下界では24℃。夏の様に暑い。。
この日は9時半にゲートオープン。
峠の駐車場に到着すると、羅臼側から登ってきた危ないオッサンに捕まってしまった。
もう、観光気分で来ている私は、南西ルンゼでも軽く滑ってササっと済ませようと思っていたのに、この体力オバケのオジサンに掴まっては逃れられない。
峠の駐車場に到着すると、羅臼側から登ってきた危ないオッサンに捕まってしまった。
オーバーペースにならぬ様、オジサン達をさり気なくブロックしながら先導して行きます。
ルンゼに取り付く。
うーん、以前訪れた時よりも緩く感じますね。
オジサンを解き放つとどうにも止まらない。
シールで直登していくオジサンに付いて行きます。
振り返ると、高度感があって眺めが良い。
結局、今回はルンゼの上までシールで行けました。
さて、ここから滑走しましょうかねー、と思ってたら、
「トトさんも山頂にいくでしょ?」
「ええ、お供しますよ。」
(え?もうココは軽く済ませようと思ってたんですけど。。)
ルンゼ上部は雪が切れているので少々の藪漕ぎなんだけど、急斜面なので怖い。
藪を突破して岩頭部に出ると爆風。
風に煽られ屈強なオジサンも風に押し倒されそうになる。
「アブナイから岩頭を登るのは諦めますか。」
(ココまできたら、またアノ急斜面藪漕ぎをして戻らないといけないじゃないかぁぁ。)
気を取り直して、南西ルンゼを滑走。
雪が緩んでいて、滑りやすかった。
「トトさんも、登り返して隣の雪渓を滑るでしょ?」
「えぇ、そうしましょうか。。」
(いや、さっきのルンゼの藪漕ぎアトラクションで満足しちゃったんですけど。。)
心の声は届かず、体力オバケのオジサンのペースで進みます。
こちらはメロー斜面でストレス無く滑走出来ました。
満足していただけた様で、やっと下山することが出来ます。
ゲートクローズの16時に間に合いそうです。
おかげで、充実した一日となりました。
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