2023年5月28日日曜日

2023.5.28旭岳北斜面 残雪BCスキー

いつもより、チョイとばかりのんびりとビジターセンターに到着。
この1週間で融雪が進んだ。
駐車場前は夏山っぽくなりましたね。
7時半出発。

板を担いで駐車場から500mほど登山道を従順に進む。
すると、すぐに雪が現れるので、そこからシールで進みます。
やはり雪があると安心する。

ロープウエイの運行開始前に、なんとかここまで登ってこれました。
天候は薄曇りで薄らと陽が射す感じ。
山頂も時折りガスが掛かる程度。

とりあえず、地獄谷から登って視界が悪ければ、そのまま地獄谷を滑って戻ろう。
今日は行き当たりばったりで良い、そんな感じでのんびりと地獄谷を進む。

地獄谷をよく見ると、金庫岩まで雪が繋がっている。
いつもだと、朝早くカチカチの時ばかり来ていたので、ココから登ろうとも思わなかったけど、ザラメ雪だと全然登れる感じですね。

このまま、金庫岩までシールで登って登山道に合流。
10時40分に山頂に到着。
大部分をシールで登ってこれたので楽ちん楽ちん。

山頂に到着すると晴れちゃったので、折角なので北斜面を滑っちゃいましょうか。
どうせなら、広い斜面をデカく滑りたいですよね。
何度訪れても喜ばせてくれる。
この時期にロングな斜面を滑れる大雪山って素晴らしい。

滑走後は、ボトムでヤマランチ。
いつもは多くの登山者で賑わう旭岳も、裏側まで来ると人の気配がない。
とても静かだ。
大自然を独り占めしているような気分。
とても贅沢な時間を過ごす。

のんびりしてたら、山頂がまたガスってきたので裾合平をトラバースして下山。
午後から天気は下り坂ですからね。
今回はサッサと下山しましょ。

下りはスキー場コースをギリギリまで滑走。
少々の藪漕ぎで駐車場の近くまで出ることが出来ました
12時40分下山。
雨に当たらずに済んだし、山頂でも晴れたし、良き一日を過ごせました。 

2023年5月20日土曜日

2023.5.20大雪山旭岳3ピク&熊ヶ岳北斜面 残雪BCスキー

 
大雪山旭岳の北斜面。
ワタシにとって、この時期お気に入りの定番残雪スキースポットとなりました。
そこに、以前から狙っていた熊ヶ岳の北斜面もオプションに組み込んで春の大斜面を滑り倒してみましょう。
という事で、仮眠もそこそこに自宅を出発。

夜明け前の旭岳ビジターセンターに到着すると、見慣れたクルマが。。
また拉致されてアチコチ連れまわされるんじゃないかとヒヤヒヤしてると、今日はトレランレディーと入山されるそうで、本日は別行動になると。
ホっとしてAM3時半過ぎ出発。

雪は駐車場から繋がっている。
帰りも滑って戻ってくる事が出来るので楽ちんよ。

石室付近でAM5時。
まだ雪はカチカチ。

一部雪が切れていたが、9合目手前まで雪庇沿いに雪が繋がっていたのでシールで登れた。

AM7時。本日1回目の山頂。
ここで、アバランチ族の石ちゃんから入山との報アリ。
あとで合流できるかも。

まずは北斜面に向かって1本目。
まだ、カチカチですが、朝陽が当たって緩み始めているので、気にせずドロップ。
まあ、板が走る走る。
とても気持ち良いですね。

ここから、熊ヶ岳へ移動。
小さな火口には綺麗に雪が残っている。
思わず滑り込みたいけど、ここは短いのでパスね。
ここを真っすぐトラバースしてから、山頂直下から目的の斜面へ乗り越える。

熊ヶ岳山頂から旭岳を望む。

2本目は山頂直下から一番長いラインの熊ヶ岳北斜面を滑走。
想像してた通りの気持ち良い斜面でした。

登り返して、旭岳へ。
本日2回目の山頂。
ここで、アバランチ族の石ちゃんの到着を数分ほど待つ。

ハードボイルドおじさん到着。

仲間の到着に嬉しさが止まらない。
石ちゃんとの合流に、斜面の状況を教えながらつい調子に乗ってしまい、「まだ、ノートラックのラインあるから一緒にセッションしようぜ」的なノリになり、一緒にもう一本北斜面を滑ることにした。
ここで3本目。
もう、この時点でワタシは疲労困憊。
旭岳へ登り返すも、超ノロノロペース。
体力オバケの石ちゃんだが、「春スキーだし、のんびり行きましょう。」と、私のペースに合わせてくれた。

ヒイヒイで本日3回目の旭岳。。

一瞬ガスってきたけど、滑り出すときに丁度良くガスが抜けてきた。
地獄谷へ視界が有るうちにドロップ!

ノンストップでボトムまで滑り切った。
雄大な斜面を4本。
完全に燃え尽きました。

どんな斜面も、途中で止まりながら滑ることなら簡単だ。
しかし、どんな斜面でもノンストップでデカいラインを刻んで滑る事が私のこだわり。
登る時に観察した滑走ラインを、イメージ通りに刻めた時の快感がたまらんのよ。
ま、もちろんズレる事も多々ありますけどね。

地獄谷を滑走後、アバランチ族とヤマランチ。

いつもハードなヨーテイで戦ってきた石ちゃんを、この雄大な大雪山マジックでこちらのマッタリなユルユルペースに引き込んでみました。

調子にのって滑って登り返したので、本日の累積標高は2384m。
ワタシにとってはハードな1日となりました。。

ソロもいいけど、仲間と滑るのも楽しい。
山スキーってそんなもんですね。
そう、心に残る1日になりました。



2023年5月13日土曜日

2023.5.13安足間岳 比布岳 当麻岳 春の残雪BCスキー

愛山渓上川線が開通。
天気も良好の週末、春恒例の残雪ビックマウンテン。

5時半入山。気温はー2℃。
前日の湿雪が凍結して、雪面はカリカリ。
シールはグリップするので、ノーアイゼンでいつものルートで進みます。

快晴無風。
まだ、早朝だが歩いていると既に暑い。

8時半、安足間岳に到着。

前日の雪はパックされているが、日射で緩み始めているのでエッジが噛んで滑りやすい。
しかも、よく走る雪。
新雪が悪さをしてストップ雪になるかと思いきや、とても気持ち良い。
自分が刻んだラインを眺めながらウットリ。

休憩してると、沢の奥の方に昼寝しているオジサン発見。
ワタシでも早めに入山したつもりだったが、満天の星空の下、早い時間に入山していたmakochan009さん。
こんな所で無防備に昼寝してるなんて、ただモノではない。
ヒグマのエサになっちゃうよー

お会いするのは久しぶりなので、ご挨拶をしてから比布岳に登り返します。

北斜面を滑ろうと思っていましたが、目的のラインはデブリでガタガタ。
デブリが無いラインはユルユル。
ウーン。。って気持ちになったので、
先程滑って気持ち良かった沢を、比布岳側から落とすことにします。

浅く滑って安足間岳へ登り返そうと思っていましたが、滑ってみると、まだ走る雪。
気持ち良いので我慢できず、ボトムまで滑っちゃいました。
登り返す時に、また自分のラインを見てウットリ。

登り返すと、お昼時。
安足間岳の山頂は沢山の人で賑わっておりました。
ここで小休憩してから当麻岳のデザート斜面へ。
早起きオジサンから雪面の情報を得ていたので、今回は手前の面ツルのシュートを落とします。
奥の急なシュートはポロポロ雪が崩れて、邪魔な感じ。手前の方は、やや緩いけど斜面がキレイ。
ボトム付近はストップ雪になりかけていましたが、全体的に走る良いシャバ雪でした。

一日中ピーカン快晴。
また日焼けしてしまいました。
下山すると19℃。あちぃ。。


2023年5月5日金曜日

2023.5.5余市岳北斜面

道東トリップも満足したので、とりあえず帰宅。
今日は、休息日にしようかと思ってたけど、目覚めると思いのほか天気が良い。
ぐうたらしてるのも勿体ないので、近所の余市岳へ。
キロロの営業は終了して閑散としている。
7時半に入山。

いつもの渡渉個所は、いつも通り大丈夫。

コルを目指して沢を詰める。

10時ドロップポイント到着。

目立つようにデカいターンを刻む。
誰か見てる人いるかな?

相変わらず気持ち良い斜面です。
お出かけして正解でしたね。
ご馳走様でした。

下山後、午後からはバイクも始動。

2023年5月4日木曜日

2023.5.4 知西別岳本沢 残雪スキー

GW道東トリップ2日目は知床エリアの知西別岳。

一番乗りで知床峠の駐車場から羅臼湖の登山口へ徒歩で向かう。
登山口は駐車禁止なので、2.4kmくらいテクテク。
後方を振り返っても、誰も来ない。
こりゃ、今日は人が少ない感じで良いかもねー

って、ウキウキしながら登山口に到着すると、沢山の人で賑わっていた。
送迎されてきたガイドツアーの皆さんに先を越されていたのである。
後ろから誰も来ないと思っていたら、そういう事ねー
まぁ急ぐ山行でもないので、のんびり行きましょう。

少し進むと知西別岳が見えてきました。
あちらの方向ですね。
ツアーの皆さまは、藪を避けて遠回りをして進んでいった。
ツアーは安全第一ですからねぇ。
ワタシは関係ないので、藪を突っ切って真っすぐ進みますよ。

羅臼湖が見えてきました。
この先は、手前の沼と羅臼湖の右側を巻いていきます。
気付くと、この時点で何故か既に先頭になっていました。

ここまで標高差も少なくて楽ちん。
本沢の下部は雪が繋がっているので、上から通して滑れそうですね。

沢に取り付いて振り返ると、昨日滑った羅臼岳がニョキっとそそり立っています。
眺めが良いですなぁ。

2時間半でドロップポイントに到着。
丁度良く晴れてきたので、休憩は後回しにして滑っちゃいましょう。
ロングでメローな斜面なので、ノンストップで滑り切ります。

ポカポカ気持ち良いので、ここでのんびり休憩。
ずっと、ここに居たい気分。

ゲートクローズの時間があるので、シールを付けて平坦なルートを戻ります。
スキー板をデポして、知床峠までテクテク戻って後から板を回収。
下山したら、下界は24℃。
暑いですわ。

この時期限定、のんびりハイキングに丁度良い山でした。