春の恒例 西暑寒別岳へ
今回もAM5時到着。
駐車場は比較的余裕があった。
それでも朝早くから入山準備の人で賑わっている。
なんか、駐車場の雪壁が異常に低いですね。
川の流れる音も響いている。
いやな予感がする。。
例年なら開通したての時期は、ポンショカンベツ川も雪で埋まっていて楽勝で進めるのに、GW並みに融雪が進んでいる。
スノーブリッジは見渡す限り完全に落ちていて、轟々と流れている。。
丸太橋は渡りたくないし帰りのルートの確保もあるので、少し戻って暑寒別側からGWに使っているルートから沢を詰めることにする。
台地から沢に降り、いつもなら余裕で渡渉出来る個所も今回は首の皮一枚。
選択の余地はなく、際どく残っているココだけ。
とりあえず、西尾根に取り付くことが出来るので、ひと安心。
沢の中は、氷河の様な大量のデブリで埋め尽くされている。
尾根に上がっても、いつもの様にはいかない。
ここでもハイマツが融雪によって起き上がり、行く手を阻む。
このハイマツ漕ぎをしたくないから、開通直後のこの時期を狙ってきているのにね。。
空中浮遊しながら進みます。
ここで、かなりのタイムロス。
斜面を観察しながら。
相変わらずカッコイイ眺めです。
9時20分西暑寒別に到着。
日射で雪が緩み始めて丁度良い感じ。
今回は気持ち良く滑りたいので、お気に入りのど真ん中ラインで落としましょう。
デカイ斜面はデカイラインで滑るとカッコよく見えるでしょ。
対岸尾根を登っているギャラリーに魅せつける感じで滑っちゃいましょう。
ココの景色も連休後半みたい。
とはいえ、標高差550mをこの時期にノーストレスで滑走出来るのは素晴らしいですね。
さて、お帰りの渡渉ポイントが落ちていないか心配なので、下山しましょう。
谷の中を埋め尽くすデブリは、滑走斜面のボトムから始まり延々と続いていた。
ブルでも通ったのかと思うような、異様な眺め。
下山時にもスノーブリッジは何とか繋がっていたので、苦労せず帰還できました。
たぶん、明日には落ちてるでしょうね。
11時下山。
時間が余ったので、帰りにテイネパークに寄って遊んでから帰宅。
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