今回は南斜里岳の北面山頂直下のシュートを滑ってみましょう。
2017年にここを訪れた時から目に焼き付いて離れないアノ斜面。
金曜日に雪が降り、土曜日が晴れ予報。
仕事を終わらせてから、真っすぐ斜里へ向けてクルマを走らせる。
お隣の東斜里岳の尾根には人が沢山登っています。
こちらにまで笑い声が聞こえてくる。楽しそう!
3時間半で山頂着。
細いリッジを移動してドロップポイントへ。
奥の方に斜里岳が見えます。
カリカリのアイスバーンの上に15cmくらい新雪が積もっています。
雲が切れて青空が出たところでドロップ。
コントロールを入れエッジを立てると底付きガリガリ音を立てる。
徐々にエッジを緩め加速しようとしたところで、ガリーが少し露出しているのが見えたので、エッジを立てて減速。
ここで、自分が起こしたスラフに飲み込まれて流される。
自分の不注意です。反省。
気を取り直して、後半のメロー部分を滑り切り、登り返して東斜里でも滑ろうかしら、と見上げると東斜里の尾根からヒグマが元気よくこちらの沢へ駆け下りてくる。。
やだよう。。
クマがいるところに向かって登り返す気にはなれず、このまま下山。
意気消沈してクルマに戻ると、ワイパーに何やらメッセージが書かれた紙が挟まっている。
モーグルをしてた頃からのスキー仲間からだ。
偶然、同じ山に来てたようです。
ドクターだ。
いやぁ、久しぶりで懐かしいね。依然と変わらぬ穏やかな口調で話しかけてくる。
ドクターがオススメというだけあって、とても美味しいカレーでした。
本格的なシェフが調理しているそうです。
ありがとう。ごちそうさまでした。美味しい食事と友人との会話で心が温まりました。
もう、帰っちゃおうかと落ち込んでいましたが、気を取り直して明日もパウダーを求めてスキーをする事にします。
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