2022年一発目は低山でまったりとパウダースキーのハズだった。
前日は暴風だったが、風が収まってから新たにフカフカの雪が積もっていた。
気温も低く天候も穏やか。
ウキウキしながらハイキング気分で森の中を進む。
いつもの斜面は仕上がっています。こりゃ楽しみだ!
尾根が非常に細くなっているではないですか。
ちょっと話が違うんじゃないのぉ?
両脇は崖。雪は柔らかいけどナイフリッジ。
脚を踏み外したら50m以上の滑落は必至。
低山だと思ってナメていました。
もう、怖いよぅ。
本当にヤバいところは写真を撮っている余裕は無かった。。
もう、緊張感がハンパないっす。
ボトムまで下りてから登り返します。
安全なところまで戻り、お帰りメローパウダー斜面を二本滑りました。
何とか目的の斜面に辿り着いたけど、40度から60度まで選び放題のエクストリームウネウネ斜面ばかり。
初めての斜面なので、ワタシは一番緩めの端っこのラインで滑りますよ。
上から覗くのと、滑った後に下から見上げるのでは全く感覚が違う。
滑りだすとバフバフのバウダーで気持ち良い!
初見の斜面なので、安全ラインで滑走して途中で横に回避したけど、なかなかスリリングで楽しい場所でした。
というか、ココを登り返せるんですねぇ。
最初、上から覗いた時は、滑ったはいいけど登り返せるんかいな?
って、思うほど急峻な地形でしたが、このイカれたオッサン達は難なく突破していきます。
「登れる所は滑れる。滑れる所は登れる。」の法則 だそうです。。
先程までの緊張感から解放され、やっと穏やかな雰囲気になって、ホッと一息をつく。
低山だからと言ってナメてはいけませんね。
冬山は何処でも我々に様々なスキルを要求してくるのだ。
でも、このエリアの山は、プラス1000m以上嵩上げされたくらいの難易度と、景色を味わう事が出来る特別な場所ですね。
新年早々、ハラハラ・ドキドキのアドベンチャーでした。
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