2022年1月30日日曜日

キロロ イレブンデルタフェイスで雪崩体験

朝一でイレブンに入山。

雪はとても深い。そして重い。
ラッセルもキツイ。交代で進む。

いつもの様に肩から登りました。
ドロップポイントで簡易的に雪のチェックもしました。
衝撃を与えても、切れずにダラダラとゆっくり崩れる感じ。
大丈夫かな。。と思った。
とは言え、頭の隅に雪崩れた時のことを考えつつドロップイン。

数ターンしたところで、雪が割れて伝搬して行く様子が視界に入った。
ヤバいと思い、咄嗟に回避行動をとりました。
少し足元を引きずられてバランスを崩しかけましたが、雪崩の走路から何とか回避出来たので助かりました。

仲間には無線で、雪崩の状況と安全なラインで降りてくる様に伝えて、事なきを得ました。
雪崩れて当たり前の斜面。
慣れから慎重なチェックを怠ってました。反省。


2022年1月29日土曜日

札幌国際周辺バックカントリースキー

風雪予報の時はスキー場の側で遊ぶのが安全です。
国際スキー場からチョイとばかりラッセルをしてパウダー斜面へ。
のハズが、バフバフのパウダーで膝ラッセルです。

ラッキーな事に、薄日が差していたので視界も良好。
登り返して四本滑りました。
途中、晴れ待ちをしていると、いつの間にやらキッカーが製作されています。
いつもの事ですが、悪いクセですねー。

オッサンになっても若いころと変わらぬスタイルで、投げっぱなしエア。
バフバフなので、転んでも痛くありません。

お帰りコースや沢には、深い穴が所々に開いていました。
数メートルの積雪があります。
転落すると脱出できなくなる可能性があるのでご注意を。

2022年1月23日日曜日

ピーカン定天エクストリームスキー

本日、目指すのはこの山。
朝日に照らされ、威風堂々と輝いている。

早朝、某ショッピングセンターでアラマンに偶然拉致されてしまったオジサン↓
隊長の甘い誘惑に釣られて、ついてきちゃいました。
リゾートスキーに行く予定が、気付くと緊張感たっぷりのエクストリーム山に。。

稜線に出るとオラ顔をきかせた岩峰が目の前に現れる。
まるで、ヨーロッパの山みたい。

ホントに登れるんかいな。
てなくらいの急斜面を登ります。

怖くて足元は見たくないけど、この斜面を滑ります。

滑りだすと、何とかなるもので雪も柔らかくて気持ち良いのです。

拉致されたオジサン。
エクストリームからのパラダイス斜面に満足してもらえたようです。
さて、これだけで隊長は満足するわけも無く、この急斜面を登り返して隣の沢も滑るのですよ。

目的の為なら、何としてでもドロップポイントへ進んで行く隊長。
もう中毒ですね。キチガイですね。

そして、ドロップ!
テレで行く斜度ではないと思うんですけど。。
イカれてますわ。。

二本目の斜面はスラフ跡で硬め。
滑り終えると、沢底はデブリだらけ。
前日?それとも前々日?
直近で発生した雪崩と思われます。
隣の沢から雪崩れてきたデブリは、遥か下流まで続いていた。
その威力は、凄まじい。
想像するだけでもゾッとします。

下山して、ようやく恐怖と緊張から解放されたオジサン。
お付き合いいただき、ありがとうございます。

2022年1月22日土曜日

2022.1.22尻別岳 北東斜面

いつも通る道から眺めていて、アソコを滑ったら気持ち良いだろうなぁ。
滑ったラインも市街地からも見えて目立つし、滑ってみたいなぁ。
と、思っていたアノ斜面をようやく滑ることが出来ました。

清々しい天気。
小鳥の囀りを聞きながら清々しい気分で目的の斜面を目指す。

朝日が斜面を照らして輝いている。
実に清々しい。

尾根の雪は風の影響でズリズリでした。
雪崩れないように祈りながら登ります。
ヒイヒイ言いながら、オッサンのお尻に付いて行きました。

飛ばされた雪は、斜面全体にバフバフ溜まっています。
念のため雪崩を警戒しながら滑ります。

滑ると斜面は良い雪!
最高でした!
天気も気分も良いので、登り返してもう一本おかわり。

隣の斜面はボーダーが気持ち良さげなラインで滑っていました。

二本目は、同じ斜面を上から。
ノールの雪は少々不安定で割れてしまいました。

下山した後も、帰り道に自分のラインを見返してニヤニヤ出来る良き山です。

2022年1月16日日曜日

国際から余市岳BCへ 南東斜面などなど滑り倒しツアー

暫く続いた風雪も落ち着き、やっと晴れた日曜日。
本日は余市岳へ。

札幌国際から入山して、時速3.8km/hで飛行場を進みます。
チョット速くないかい?

キロロから入山してきたグループは遥か後ろ。
久しぶりのハイシーズン余市岳でファースト確定ですよ。

斜面は仕上がっていますね。
きっと気持ち良いんだろうなぁ。
想像するだけでワクワクしちゃいます。


先ずはファースト、ノートラックを一本いただき!

そのまま、斜面を登り返して二本目。
広い斜面、お隣の斜面もがら空きです。

ツアーの人たちは、手前の斜面をチョロチョロ。

曇って来たので、途中に一本のパウダー滑走を挟んで白井岳へ向けて移動。
流石に、このころはバテ気味でした。
栄養を補給しながら、何とか付いて行った感じです。。

それでも、合計四本滑走。ゲフゥ~って感じです。
カラダが仕上がっていないのか、それとも加齢に伴うものか、最後は燃え尽きました。。


2022年1月15日土曜日

長伯稜はオッサンのフリーライド天国

 一週間近く続いた暴風雪によって、一月の中旬だというのに仕上がってしまいましたね。
本日も、低気圧の影響が残り、稜線では轟々と不気味な音を響かせ爆風が吹いています。
こんな日は風が当たらない安全な場所で遊びましょうね。

今回の大雪でどんだけ積もったもんだか。
リング側から挿してもポールが1m以上どこまでも埋もれて行く。
しかし、雪はやや重めで板はそれほど沈まない。
滑ると足裏感覚が良い感じの雪ですね。
時折り雲が切れて青空が見えて良い感じです。

ビーズみたいな雪が沢山積もっていました。

最初は、ボコジャンをシェイプしてアイテム遊びで楽しもうという事に。
しかし、このオッサンにアイテムを与えると張り切ってしまうのは本能なのか、習性か。。

テレでバックフリップのまんぞうさん!
お気楽軍団の伝統芸、投げっぱなしエア。
昔から変わらなぬスタイルを貫くステキな漢です。

気分が盛り上がったところで登り返して別のエリアへ。
移動していると、雪が安定しているところが分かってきたので、いつもの様に遊び倒します。
まんぞうさんの手口は、一度ドロップポイントの崖を見せる。
それから、次に隣のより激しい崖を見せてから、もう一度もとの崖ポイントへ移動。
何か騙されたような気もするけど、不思議なもんで滑れそうな気分になるのです。

崖ポイントでヒャッホーしてから、更に登り返して次々とノートラックの斜面を食い散らかしてきました。
結局、5本も滑っちゃいました。

2022年1月10日月曜日

小樽赤岩山 赤黄のガレと塩谷丸山 天国と地獄のスキー滑走

一年ぶりの赤岩山。
本日は、オッサン二人が小樽観光を兼ねて来樽。

板に傷が付いても文句は言わせません。
なんせ、赤黄のガレを降りるのですから。

前回同様、天気が良ければ赤岩山までは天国の様な、のんびりハイク。

でも、その先には地獄の様なシュートが待っております。

こんな感じね。

苦笑いをしながらも、決心をしてドロップします。
昨年よりも、小樽の積雪は多くて条件は良いと思っていましたが、上部は昨年よりも雪付きが悪く、石を踏みまくりです。
中間から下部は昨年よりも積雪は多かったとは言え、下部の大きな岩を隠すほどの積雪は無く、時折り石を踏んでしまう始末。
しかし、本日のツアーはそんなことなど気にしない勇者が揃っていたので、無事海岸まで降りることが出来ました。
時折り、クレームの様な叫び声が響いておりましたが、波の音にかき消されて聞き取れませんでした。

お帰りは、海岸をトラバースしてから登り返します。

地獄から生還したオジサンたち。


こんな酷いのはスキーとは言えない!
折角だから気持ち良く柔らかい雪を滑りましょう!
ということで、癒しの塩谷丸山へ移動。

冬尾根から登ります。

低山ですが、相変わらず眺めが良い山ですねぇ。
午後から登ったのに、沢山の登山者がいました。

メロー斜面をクルージングして下山。
気持ち良く滑って、やっと平常心に戻りました。


2022年1月9日日曜日

2022.1.9イワオヌプリ南西ボウル

 早起きは三文の徳。
と、よく言いますが、とりあえず一番乗りでイワオに向けてラッセル。
本日の天気は、いまいちなので低山回しです。

でも、早起きしたお陰で良い事もあるのよ。
ボウルの上に着くと、みるみる晴れてきた。

ちょいと、いやらしく後続に魅せつけるように朝陽を浴びながらドロップ。
ギャラリーに、ナマいいね!を求めて近寄ってゆくオジサン↑

折角付けたトレースなので、登り返してグルグル回します。

その後、3ピク踏んで、晴れサイクルを待って合計四本滑りました。

全てがうまいこと回って、四本ともノートラパウダーライド。

下山すると駐車場は満車。
さすが人気スポットですね。
お帰りに雪秩父で温泉に浸かってとろけてきました。

2022年1月2日日曜日

恐怖の低山アドベンチャー

2022年一発目は低山でまったりとパウダースキーのハズだった。

前日は暴風だったが、風が収まってから新たにフカフカの雪が積もっていた。
気温も低く天候も穏やか。
ウキウキしながらハイキング気分で森の中を進む。

いつもの斜面は仕上がっています。こりゃ楽しみだ!

天気が良いので、奥地へ足を延ばしてみることに。
尾根に出ると、いつも通り風が強くて一気に体が冷えてくる。
耐寒装備で尾根を進む。
それでも、この時点では楽ちん尾根歩きだと思っていた。

少し進むと、おやおや?
尾根が非常に細くなっているではないですか。
ちょっと話が違うんじゃないのぉ?
両脇は崖。雪は柔らかいけどナイフリッジ。
脚を踏み外したら50m以上の滑落は必至。
低山だと思ってナメていました。

アラマンがルートを切り開き、細尾根をグイグイ進んで行く。
もう、怖いよぅ。
本当にヤバいところは写真を撮っている余裕は無かった。。
もう、緊張感がハンパないっす。

何とか目的の斜面に辿り着いたけど、40度から60度まで選び放題のエクストリームウネウネ斜面ばかり。

初めての斜面なので、ワタシは一番緩めの端っこのラインで滑りますよ。

上から覗くのと、滑った後に下から見上げるのでは全く感覚が違う。
滑りだすとバフバフのバウダーで気持ち良い!
初見の斜面なので、安全ラインで滑走して途中で横に回避したけど、なかなかスリリングで楽しい場所でした。

ボトムまで下りてから登り返します。
というか、ココを登り返せるんですねぇ。
最初、上から覗いた時は、滑ったはいいけど登り返せるんかいな?
って、思うほど急峻な地形でしたが、このイカれたオッサン達は難なく突破していきます。
「登れる所は滑れる。滑れる所は登れる。」の法則 だそうです。。

安全なところまで戻り、お帰りメローパウダー斜面を二本滑りました。
先程までの緊張感から解放され、やっと穏やかな雰囲気になって、ホッと一息をつく。
低山だからと言ってナメてはいけませんね。
冬山は何処でも我々に様々なスキルを要求してくるのだ。
でも、このエリアの山は、プラス1000m以上嵩上げされたくらいの難易度と、景色を味わう事が出来る特別な場所ですね。
新年早々、ハラハラ・ドキドキのアドベンチャーでした。