って尋ねると、
軽~く一言、「暑寒別にしますか。」と、答えが返ってきた。
もちろん、この時期の暑寒別=西暑寒別とワタシは解釈した。
スタートは遅めに8:20入山。
先行の入山者も多数。ありがたくトレースを利用させていただきます。
暑寒荘までダラダラと進む。
しかし、この区間で雪がベタベタとシールにくっついて体力を消耗。
このまま体力を消耗するとドロップポイントまで辿り着けない可能性が出てきた。
体力計算が狂ってしまった利尻帰りのオジサンには、そこまでラッセルする体力は残されていないハズ。
遠回りだけど、このまま暑寒別に向かうトレースを利用させていただきます。
目的の斜面は遥か彼方。。
距離ばかり長くて中々高度が上がらない。
海外の様な迫力ある眺めだけが救い。
とにかく長い、直接西暑寒別に向かった方が良かったのか、
いやラッセルしていたら今日の体力ではバテていたハズ。。
ヒイヒイもんで暑寒別山頂をパス。
暑寒別を過ぎると、天候待ちをしている先行パーティーに追いついた。
よく見るとお知り合い。
こんな所で奇遇ですねぇ。
ラッセルありがとうございます。
ほぼデットマン状態のオジサンもここで復活。
若者から元気を頂いて、我々は西暑寒別を目指します。
素晴らしいロケーションの中へアラマンがドロップ。
気持ち良さそう!
続いてワタシもドロップ。
ストレス系のエクストリーム斜面から下部に向かってストレスから解放されるヒャッホー斜面へ。
変化があってオモロー!
色々と思い入れのある斜面だけにパウダーシーズンに滑走出来て良かった!
思い起こせば、山スキーを始めたばかりの頃、
単独で抜け駆けして西暑寒に登った時に、誰も来ない貸し切り山だと思っていたら、山頂手前で後続者に追いつかれたことがあった。
ファーストを奪われる!と、焦って登ったがすぐにバテてしまい、休憩してたところにニヤニヤしながら追い付いてきたのがアラマン。
その後、何度もこのエリアに通っているけど、この斜面だけは何か特別な思いがある。
今日はロングでした。
完全燃焼しました。
下山後魔法のブーツを脱いだら、一気に20歳くらい老けてヨボヨボ爺さんになってしまいました。
今回、バリアフリーについて考えるきっかけにもなりましたねぇ。。
0 件のコメント:
コメントを投稿