2025年9月13日土曜日

2025.9.13 33年間連れ添ったFZR-1000との別れ

 
私が21歳の時に購入した ’92年式FZR-1000

33年間連れ添った愛車と別れの時が訪れました。

YAMAHAのデザイン、コーナリング性能が好きで昔からのYAMAHAファンのワタシ。
20歳の時に、大型免許(当時は限定解除で合格率は3割程度)を取得して、翌春に迷わず最新型のFZR-1000をショップで予約。
イタリア仕様のフルパワー145psの逆輸入車を購入しました。
バリバリ伝説を愛読していた私は、当時から峠へ良く走りに行ったものです。
峠で知り合った仲間とサーキットの走行会へ行ったり、草レースに出たりして、FZR-1000の性能を試したりしました。
メーター読みで276km/h、十勝スピードウェイで1分35秒フラット近くのタイムで走れるFZRは、旧式にしては速いね、などと言われたりもしました。

YAMAHAからYZF-R1が発売されたり、SUZUKIからハヤブサが出たり、各メーカーからも最新型のスーパースポーツバイクが出そろい、2000年代になると私のFZRは一昔前のバイクになってしまいましたが、今でも最新のSSバイクを追い回す事が出来る、素性の良いバイクでした。
フルバンク近くから、更に倒し込むことが出来る、コーナリングの懐が深いヤマハ。
旋回性能がとても良くてワインディングロードを自在に走り回る事ができました。
アクセルを捻るとグイグイとリヤタイヤが旋回して加速していくシャシ性能は、バイクを操る楽しさに溢れていました。

直近では、近所の峠やニセコのパノラマラインへ時々ツーリングなど走りに行って、FZR-1000を愛でていました。

時が過ぎ、現在の趣味は山スキーがメインの生活。
夏は、毎週末トレーニングの為に山登りに時間を費やしています。
バイクにも乗って遊んだりしますが、登山口までのアクセスに便利な、XLR250BAJAの方が走りに行く割合が増えてしまいました。
のんびりトコトコツーリングをして、林道を走り抜け登山口に辿り着くスタイル。

今のスタイルにピッタリでオールマイティに使えるであろう、Tenere700 2024年式の新車を購入。
今年、Tenere700を購入した時、バイクショップではFZR-1000は古すぎて下取り価格が付かず、買取業者に出した方が良いと言われました。
FZRの車検も来年まで残っているし、しばらくは二台持ちで様子を見ることにしました。

初めのうちは、テネレが意外と難しく、オフ車なのに250のバハを比べると重たい車体に手こずり、もしかしてテネレ乗りこなせないかも!?と不安になる時もありました。
慣れるまで足つきが悪く不安定で怖かった。
3か月ほど乗り込み、テネレ700にも慣れて、オンロードでもFZR-1000と比べて遜色なく自在にスイスイっと走れるようになりました。
慣れたせいか、それとも脚が伸びたのか足つきの悪さも気にならなくなりました。
フラットダートの林道も問題なく走れるくらいになったので、オンもオフもテネレで回せると判断。
名残惜しいけど、今のワタシに大型バイクを二台も維持していくことは難しく、テネレ一本に絞ることにしました。

FZR-1000は買取業者に査定してもらい、引き取ってもらいました。
下取りで新車と入れ替えで手放す時とは違って、愛車だけがトラックに積まれて引き取られていく姿には、何故か悲しく万感の思いが込み上げてきました。

二年前に息子が二輪の免許を取り、
長男NutsさんのYZF-R25と親子ツーリングも叶った。
私にとって、FZR-1000は青春そのものでした。
沢山の思い出をありがとう。

2025年8月30日土曜日

2025.8.30 2024年モデルのテネレ700にフェンダーレスキット装着

テネレ700が納車されてから約3か月が経ちました。
これまで登山のお供にテネレで楽しみながら ツーリングをしてきました。

慣れてきたところで、気になっていたテネレのノーマルフェンダーでも交換してみようか。
やはり、ノーマルは少々野暮ったい感じのデザインだったので、以前からフェンダーレスキットをネットで探していました。
中華製は穴が合わないから加工が必要とか、すき間からテールカウルに泥が浸入するとか、色々レビューを見ていて躊躇していました。

とは言え、デザイン的にもやっぱりノーマルフェンダーはカッコ悪い。
という事で、とりあえずネットで中華製のフェンダーレスキットを購入。
6,600円程度だったので、ダメだったら諦めも付く価格だし、まぁいいかな。

よく見る、この形のやつね。
今回は、これを取り付けしてみます。

テールカウル類を外して、配線が見える状態にします。
トルクスレンチT30とT40を使ったりしてボルト類を外しました。
荷かけフックが結構キツく締まっていたので、ねじ山にキズが付かない様に、ここは慎重に緩めました。

左側にあるソケット4か所を外します。
取り付け時には間違えないと思うけど、念のためソケットにナンバリングして印をつけておきました。

純正フェンダーのねじも外して、サブフレームから分離。

フェンダーからテールランプ、テールランプブラケット、ウインカー、ナンバー灯を外します。(ナンバー灯はソケットから15cmくらいの配線部分だけを使います。)

フェンダーレスキットに、テールランプ、ウインカーを取り付けます。
付属のLEDナンバー灯に純正の配線ソケットをコネクターで接着して加工。
唯一、ナンバー灯のネジ穴のピッチだけが合いませんでした。
片側だけ、落ちない様にボルトで固定して、あとは超強力両面テープで接着。
他のネジ穴はピッタリ。車体への固定がしっかり出来たので満足。
特にこれで問題無さそうでした。

配線を繋ぎ直して、動作確認。
元通りテールカウルを装着して完成。

スッキリしたデザインになりました。
競技車両みたいでカッコよくなりましたね。
テールカウル裏のすき間も無く、フィッティング良好です。
暫く、これで様子を見てみようかしら。

2025年6月21日土曜日

2025.6.21北鎮岳 残雪雪渓スキー

 大雪山国立公園の北鎮岳。

ここも、この時期定番の残雪スキーエリアです。
今期は、黒岳ロープウェイでトラブルがあって、夏山の営業が遅れて6月18日からの開始だったので、最初の週末に早速ロープウェイとリフトを利用して入山。

リフト下は、お花が咲き始めていました。
登山者よりも観光客のほうが多い感じです。

黒岳の山頂に出ると、涼しい風が吹いていて快適。
北鎮岳にも安定の雪渓がありましたよ。

雪渓の上をずっと歩いていけるので、楽チンですわ。


高曇りで薄曇り。
油断していたら結構日焼けしちゃった。

本日は、ほぼ貸し切り。
1本滑って登り返していると、@takeshi_endo81さんが滑走してきました。

スキーヤーズライトの斜面は縦溝が強く、2本目にかっ飛ばして滑っていたら縦溝に負けて板が吹っ飛んでしまってトマホーク状態に。
外れた板が斜面にぶっ刺さっていました。
2本で切り上げる予定だったけど、このままでは悔しいので、登り返して3本目を滑走。
ど真ん中の斜面は、縦溝が弱くて滑りやすかった。

終始視界も良くて、走るザラメ雪。
気持ち良い滑走を楽しむことが出来ました。

14時過ぎから降雨予報だったので、早めに切り上げて下山。

下りのリフトでは、ゆっくり進むリフトの揺れと微風が気持ち良くて、うたた寝。

安定の大雪渓。
幸せな一日を過ごすことが出来ました。

この時期限定のリフトを使って楽チン残雪スキーでした。


2025年6月14日土曜日

2025.6.14 忠別岳と高原沼

高原温泉への林道が開通したての週末。
天気も良さそうなので、いつもの様に高原温泉へ。


今年は残雪が多いので、忠別岳まで行ってみます。
植生保護のため、雪が繋がっていることが必須条件よ。

雪渓の上をテクテク登っていきます。
大きな沢の中の眺めが新鮮です。

今年は雪が多くて、まだ沼は雪の中です。
あっという間に源頭に到着。  

いつもとは違う角度から旭岳のゼブラを眺める。
雄大で美しいですねぇ。
色々な滑走ラインを観察。

お久しぶりの忠別岳。
反対側の化雲岳も滑ってみたいすね。

お花はこれからな感じです。

歩いていたら、お知り合いと遭遇。
山菜採りに夢中なオジサンたち。
何かに憑りつかれているかのようでした。

沢下まで降りて、高原沼壁で遊ぶために横移動。
この景色が好き。

雪が多いからか、沼は水溜まり程度の大きさでした。
ちょっと早かったみたいで残念。
水遊びは来週かなぁ。

縦溝が育ってきていたので、雪の柔らかいラインを選んで滑走。

このエリアは静かで心が落ち着く。
ここで、のんびり山ランチ。

お帰りは、雪渓迷路を繋いで下山。
これがまた楽しいのです。

下部は融雪が進んで少ない感じでしたが、上部は雪が多くてまだ楽しめそうでしたよ。

2025年6月8日日曜日

2025.6.8北大雪平山のメロー斜面をクルージング

 数年ぶりに北大雪の平山の大雪渓へ。
時期的には少し遅いかな、と思ってましたが全然大丈夫。
安定の大雪渓を滑ってきました。


登山口からシートラでテクテク。

ほんとお手軽、1.7kmほど登山道を歩いて、雪が繋がったところからシールで雪渓を登ります。

まずは比麻奈山方面へ
ちょいと縦溝が入っていますが、柔らかザラメなので滑走に影響は無さそうです。

緩やか斜面には、タップリ雪が溜まっております。
ボトムまで滑ってから、平山方面へ登り返しますか。

まだ朝早いので貸し切りです。
晴れてきたので、気持ち良い。


横に広い雪渓は解放感がありますね。
ボトムまで滑ると約1km滑走できる。
残雪期にこれだけ滑れるので、満足度高いですよ。

ワタシの他にも滑りに来ている人がいましたよ。
10時過ぎから入山する人も。
この時間からでも3kmも歩けばドロップポイント。
お手軽に楽しめる残雪スキースポットよ。

2025年5月31日土曜日

2025.5.31 旭岳と熊ヶ岳 クロスビーは24万km到達

 もう、ホント週末に限って、ずーっと愚図ついた天気予報。
午後から雨っぽい予報で半分諦めモードだったけど、天気が好転したので、予定を変更して大雪山へ。
薄曇りでお日様も見える良い天気になりました。
ラッキー!

丁度1年前、6月1日にクロスビーのの走行距離が20万kmに。
そして本日、1年間でぴったり4万km走行距離が増えて24万kmになりました。

ビジターセンターから500m程歩くと、雪が繋がっている。
登山道からスキーコースにスワップ。
昨年と比べると、約1週間残雪の寿命が延命されている感じ。
(右がスキーコース、左が登山道)

また来ちゃいましたね、旭岳。
まだ、雪はタップリ。

金庫岩まで雪が繋がっているので地獄谷を進む。

雪も緩んでいてグリップが良い。
金庫岩の手前までシールで登れました。

8時すぎ山頂到着。
そして、滑る準備をしていると、Goproを忘れてきたことに気付く。
動画に収めたいラインを狙っていただけに、テンション駄々下がり。
何でだよぅ、今まで忘れた事など無かったのによぅ、チキショー!

という事で、動画なし。
1本目東斜面。

登り返して、熊ヶ岳へ。
いつもと違う感じで岩場を歩いていたら、足を滑らせて両肘を擦りむいてしまった。
今日は何かとツイていない。

ゆうたんから、ポンコツ軍団の認定をうけてしまいましたw
このステッカーねw↓

お気に入りの斜面を滑って2本目。

テンションが上がらず、ダラダラと登り返してもう一度旭岳。
北斜面を落とします。
白いところはストップ雪。
茶色いところは、板が走ってくれました。
ラインを選びながら滑走、

ウチのクロスビー、24万km走ってもまだ全然調子良いですわ。