2021年3月27日土曜日

東斜里岳南東斜面&パンケニワナイ沢 春パウダースキー

すっかり春ですねぇ。
と、いつも利用している気象予報を何気に眺めていたら、知床方面が金曜日に雪予報。
ミラクルパウダーのチャンス。
そうなると、もう予報が気になっちゃってしょうがない。
金曜日は根北峠のライブカメラと睨めっこ。
時間を追うごとに路面が白くなって、夕方までには5cmの降雪アリ!
こりゃ、行くしかないっしょ!

仕事が終わってから、真っすぐ斜里町に向かってクルマを走らせる。
「道の駅しゃり」で仮眠を取って休憩。
5時に起きて朝食をとり、ルンルン気分で根北峠に向かう。

峠に到着すると、登る準備をしている人が沢山いるではないか。
6時前だっていうのに。。
慌てて準備をする。
ツアーだったみたいで、出発前にミーティングしているのを横目にササッと出発。
いやー、焦った焦った。

ややハイペース気味に平らな尾根をテクテク。
沢に降りる頃には、予報通り晴れてきました。

沢の中には10~15cmくらい新雪が溜まっている。

ニヤニヤしながら斜里岳を目指します。
何しろファースト確定ですからねぇ。
「どこを滑ろうかなぁ。」なんて考えながら、雪が溜まっている斜面を確認しながら進んで行く。

ホントは、この斜面群をパウダーの時に滑りたかった。
南斜里岳と1508は上の方がガリガリっぽくてテカテカしてる。
下の方だけ滑っても面白くないので今回はパス。

ピーカンだし、斜里岳のピークで写真を撮ったらSNS映えするかな。。
と、思ってコルに出るとそこは荒涼とした爆風の世界。
ガリガリですべての新雪がぶっ飛んでいる。
ジェットストリーム!立っているだけで体力を奪われる。
さすがに斜里岳まで行く気は失せてしまった。

っつう事で、ゲレンデみたいに整っているパンケニワナイ沢をピョーっと気持ち良くクルージング。
滑りきったところから登り返して、東斜里岳を滑る事にします。
南向きなので雪が腐る前に滑りたい。
急いで登る。

雪が溜まっているだけあって、ここは穏やかです。
さっきの爆風が嘘みたい。
面ツル斜面にドロップ!

春っぽいクリーミーなパウダー。
なんとかありつけたので満足でーす。
遥々行った甲斐がありましたねぇ。

2021年3月21日日曜日

支笏湖 幌平山で朝活スキー

本日、荒天。
午後から雨降り予報なので朝活。

普段なら多くの登山者で賑わうパーキングスペースも当然の事ながらガラガラ。
私のクルマだけ。

フレッシュスノーが積もってます。
登山口から入山。

鹿。
多すぎ。。
凄く見られている気がする。。

で、あっという間に山頂到着。
そしてドロップ。

ザラメの上に薄めの新雪ですが、どんなコンディションでも、いつもと同じく楽しむのが我々のスタイルなのじゃ。

程良い疎林で、なかなか良いんでないかい。

こんな天気の時くらいしか来れないので、何かと時間を上手に使って満足のゆく朝活でございました。
雨が降り出す前に帰宅。

2021年3月20日土曜日

富良野岳 南斜面とホコ岩シュート

今日はピーカン予報。
富良野岳の南斜面を滑りましょう!
ということで、万蔵さんのエクストリームツアーの始まりです。


こちらから眺めると、ホコ岩シュートの上部には雪が溜まっているようで気持ち良さそうですよ。
万蔵さん達にとっては、お帰りコースに成り下がってしまったホコシュー。
まだ、まともに滑った事が無いので、出来れば帰りにでも良いから寄ってもらいたい。
エクストリーム風に滑りたい。

まずは南斜面を滑るため、最短距離で富良野岳を目指す。

ロケーション最高、ここは何回来ても登っていて楽しい!

テレ村さんの背後に見える十勝岳は、いつもより噴煙が激しい。
霞んで何も見えない。

南斜面は雪が溜まっていて良さげです。
期待が高まります。ワクワク。
ところが滑ったら、パウダーと硬いバーンのミックス。
テクニカルでした。
それでも、いつもと変わらぬスタイルの滑りを心掛ける。

いつもの様に、ボトムから滑ったばかりの斜面を山頂まで登り返します。
ヒイヒイの直登。。

ピーク。

そして、万蔵さんはワタシの気持ちを察してか、ホコ岩シュートを滑らせてくれるそうですよ。
この、細いリッジを渡ってね。。
やだよぅ。
怖いよう。。
↑「今日のエビは優しい。」と、訳の分からんことを何度も呟きながら、ニヤニヤしてスイスイ進んで行く万蔵さん。
「今日のシュカブラは柔らかいので、でえじょうぶ。」の意らしい。

とにかく、めちゃくちゃ怖かった~
ガクガクのプルプルでした。
「おーい!待っておくれよぅ!」
テレ村さんもスイスイ進んでゆく。。
この人たちアタマがオカシイんだわ。

そしてホコシュー。
上はガリガリ。
中間部は雪が溜まっていて気持ち良し。
シュートの中に入ると、デブリやら何やらで硬かった。
それでも、コントロールしながらノンストップでボトムまで滑り降りました。
途中で止まりながら滑るのは簡単。ノンストップで降りることに意義あり!
と、勝手に決めつけてガリガリ斜面のスリルを楽しみました。
滑った後、対岸から撮影すると、やはりトラックが薄かった。
あまり目立ちませんなぁ。。  
ガリガリだったので、ホントにエクストリーム気分を味わえましたよ。

ぐるりと富良野岳を一回り。
内容の濃い一日でした。

2021年3月15日月曜日

赤井川三角山 低山ハイク

 昨日のニペの疲れを引きずっている。
でも、天気が良いので黙っているのはもったいない。
軽く近郊の山をハイク。

轟滝の沢川沿いの林道を2.5kmくらい進んで尾根に取り付きます。


奥の方にはアイテム系の崖もあります。

山頂は低山ながら眺めが良い。
東の方に余市岳と無意根山

南には尻別岳と羊蹄山。
ぐるりとニセコ連峰や積丹の山々も望める。

今日はテレ村さんに借りたスーパーチャージャーでテレハイク。
やっぱり、テレは難しい。
とてもまともに滑れない。

ゲレンデでもうちょい練習して、滑れるようになってからでないとテレは楽しめませんねぇ。

お帰りは、ほとんど傾斜の無い林道をテクテク下る。
国道脇の駐車スペースは2台ほど停めれます。



2021年3月13日土曜日

ニペソツ山 ナイトハイク&デルタルンゼBCスキー

今シーズン二回目のニペ。
穏やかな予報なので、今度こそと意気込み前回より1時間半早いAM0:00出発。
気温はマイナス7度なので快適。

トレースもクッキリ残っていた。
こりゃラクチン!
と、思ってたら1km程進んだ所で別方向に向かっているトレースでした。
ウペペに行った跡だったのかな。

分岐から先はフルラッセル。体力を温存するためゆっくり進む。
折角早く出発したのに、峠まで到着するまで前回よりも1時間多く時間を要してしまった。

林道を離れてからは、前回と同じルートを進む。
こちらのルートは滑る斜面を観察しながら登れるのだ。

ニペの取り付き。
パウダーが残っている。
滑走斜面は良い感じです。
今のところ。。
期待が高まります。
今日こそガツンと滑ってやるぜよ。

デルタルンゼ入り口。
ここから稜線へ向かって登ります。
ここに来て雪質が変化。
ここから上はモナカ雪。
アレレ?これじゃ滑っても楽しめませんなぁ。。
でも、天気が良いので折角だからピークを踏んでみよう。。
そう思い、脚を進める。

ピーカン!稜線に出ると絶景が広がる。
みなさん楽しんでますかー!

山頂手前はカチカチ。
途中まで進んだけど、アイスに当たって進退窮まる。
滑落の恐怖心に負けて敗退。
やっぱり、このレベルの山になるとキチンと装備を持ってこないといけませんよねぇ。
(この後、帰宅してからピッケルを購入)

稜線でお会いした山屋さんは危なげなく登ってゆく。
羨ましい~

とりあえずワタシは滑り優先で。
先ずはルンゼから。
パウダーじゃないので、エッジを使って真面目に滑り降りる。

デルタ斜面から下の雪はパウダーが残っている。
ラッキー!
面ツル斜面をかっ飛ばしてストレス発散です。
前回と同じ感じで滑りました。
ガツンと滑るどころか、条件が揃わず斜面に合わせて滑るしかなかった。

何回か通ってみて、どんなに下の方がバフバフパウダーでも、この斜面は1700mから上が風の影響を非常に受けやすく、すぐにパックされてしまう様です。
二年前に初めて滑った時に、稀なケースのバフバフパウダーに当たったので、中々あの気持ち良い体験が今だに忘れられないでいるのです。

峠を登り返してから、盤の沢川まで自動運転。
今日は板が良く走って、ピョーっとジェットコースターみたいで楽しかった。

13:00下山。 
今回のナイトハイクは新月だったので、星空がとても綺麗でしたよ。

2021年3月7日日曜日

富良野岳ベベルイ沢 パウダースキー

粉雪を求め富良野岳へ。

出発してからも気象データの解析を続ける万蔵さんの粉レーダーが反応した!
移動途中で当初の予定を急遽変更、雪が降ったと思われる富良野岳へクルマを走らせる。

山に近づくとフカフカの雪が積もっていました。
ドライなパウダー。
気持ちイイやつです。
しかもメジャースポットなのに誰も入山していない。
ファーストも確定ですよ。ニヤニヤ。

オジサン得意の直登で1680mまで一気に登る。

雲が多いので、しばし晴れ待ち。
太陽の光が射してきたタイミングを逃さずドロップ。

上の方は、雪の下に隠れキャラが潜んでいたので慎重にライド。
下は良い感じで雪が溜まっていたのでメローに。

万蔵さんが「下まで滑り切る!」と宣言してドロップして行ったので、その後はそんなに登り返さないだろうと思っていた。
今日はマイナス20℃~15℃。
風があるのでとても寒かった。
もう、ワタシの頭の中は温泉に浸かる事でいっぱい。

そしたら、まともに500m元の場所まで登り返すのですからねぇ。
想像を超える彼の行動に、ペースを乱しちゃいました。
ヒイヒイ言いながら、やっとの思いで付いて行きましたよ。
でも、そのおかげでタップリ滑る事が出来ましたよ。

上まで登ってきたのは、我々の他には1組だけ。
結局4本滑って、貸し切り気分でメジャー斜面を満喫。
とても静かな山の中でのんびり出来ました。

2021年3月6日土曜日

粉雪を求めて山散歩 当丸山

 すっかり春ですねぇ。
金曜日は市街地でプラス12℃ですよ。
暖かすぎ。。
一転、土曜日は冬型になり氷点下。

今朝、雪が降ったと思われるエリアへ。

気温はー9℃。雪もサラサラ。
のハズなんだけど、下地の雪が昨日の暖気で暖められたまま降雪があったので、ザラメ雪のまま残っている。
更に、そのザラメ雪からの熱が上に積もった雪に伝搬してしまって、やや湿りぎみ。
日陰の雪は生きていてサラサラなのに。
でも、春の日射は強く、日光の当たる斜面の雪をみるみるうちに腐らせて行く。

デカイ雪庇も落ちていきそうです。

登り返して2本滑りました。
昨日が暖かすぎました。
フレッシュすぎる雪は、昨日の暖気に勝てませんでした。