2024年4月27日土曜日

2024.4.27 大雪山 後旭岳南斜面春スキー

GWに決行しようと思っていた企画がこのところの高温による融雪により打ち砕かれてしまった。
現地に到着すると、雪が無い。
滑ろうと思っていた斜面も黒々している。
まだAM4時。
Bプランに変更だ。


山麓から雪がタップリ残っている安心安定の旭岳に移動。
AM5時すぎ入山。

山麓から姿見の池までは残雪タップリ。
これでひと安心。

避難小屋まで登って眺めてみると、旭岳の融雪は予想以上に進んでいた。
今シーズンは標高が高い上部の雪が少なかったのか、風の影響か、とにかく融雪がの進み方が尋常ではない。

とりあえず雪庇の上を繋いで8合目くらいまでシールで進む。

お久しぶりの旭岳山頂。
まだ朝早いので貸し切りです。

本日のメイン後旭岳を目指して、旭岳の東斜面をまず一本滑走。
裏側は安定の真っ白い世界なので安心した。

軽く登り返して、後旭岳へ。

地形図ではシュートっぽいけど、メローで気持ち良く広い斜面でした。

旭岳へ登り返します。
こちらも広くて良い斜面。
次回はこちらを滑りましょう。

二回目の旭岳ピーク。
登山者が増えてきた。

地獄谷を滑って下山。

姿見の池から山麓までは、残雪タップリ。
まだ、大丈夫な感じ。
しかしながら、標高の高いエリアは融雪が進んで、5月中旬の様な景色でした。
賞味期限が切れる前に、色々遊んでおかないと後悔しちゃうかもね。。

2024年4月21日日曜日

2024.4.21羊蹄山喜茂別コース 七号の沢残雪スキー

この時期、定番の羊蹄山の残雪スキー。
天気予報では昼頃に雲が抜けそうだったので選択してみました。
ま、ガスが抜けなくても視界がある所から滑走出来れば良いと考えていた。
例年で言うと、GW並みに融雪が進んでおります。

いつもの沢には残雪が繋がっており、ここからシールで登ることが出来ました。

二合目付近まで登った所で、石ちゃんから入電。
これから入山して追い付いてくるとの事。
実際は1時間遅れの入山なのに、途中でスライドしたパクさんとコンさんに30分先に私がいると吹き込まれたらしく、30分先にいると思い込んで1200mまで走るように登ってきた。

石ちゃん待ちの休憩で体力を温存出来た私は、「ここからはのんびり登りましょう。」と油断させる作戦で。
この日、ポモカのシールを装着している石ちゃん。
ポコから上部の急な片斜面でシールトラブルにより失速。
チャーンス!ここで鉄人石ちゃんを一気に引き離す。
しかし、ズブズブと埋まるザクザク雪に体力を奪われつつも、シートラでガシガシ登ってくる。恐ろしや、ア族。

ガスも抜けちゃったし、折角なので山頂のボッコまで。

山頂まで登ったので、七号の沢も上からロングに落とす事にしましょう。
前半はカリカリ系、丁度良い所からザラメに変化して、最後の100mくらいがストップ雪。
標高差560mを一気に滑りました。
ロケーションも最高。晴れて良かった!

後半はストップ雪。
しかし、チン毛ターンでストップ雪を攻略し颯爽と滑走。
お帰りの沢を滑り切り下山。

会話を楽しみながら、最高の一日を過ごす事が出来ました。
石ちゃんありがとう!

2024年4月14日日曜日

2024.4.14西暑寒別の割れまくり斜面

さて春の恒例、西暑寒別。

前日のフィーバーも落ち着いた二日目の日曜日。
ほぼ満車に近いけど暑寒荘前の駐車場に停めることが出来ました。
駐車場でフォロワーさんに声を掛けられてチョット嬉しい気持ちで出発できました。

いつもの様に西尾根に乗っかりテクテク。
のんびりと絶景を楽しみながら散歩。

今日は、何も考えずに登っていたら、斜面の観察を忘れていた。

昨日登った群別岳。
ココから見ても割れ目が広がっています。

メインの斜面は前日のラインが残っていました。
今日は、リッジを通ってデルタ面を滑りましょうかね。

何気にドロップすると、最初のノールの先でパックリ割れていました。
咄嗟に止まってしまったので、繋がっている所を探して回避。
その先も、行くとこ、行くとこ割れまくりでした。
ここ数日の昇温で割れてしまったんでしょうね。
今シーズンは雪が多かったので、それほど融雪は進んでいないと思って油断していました。

まぁ、何かとドキドキなスリルを味わえたので楽しかったっす。

ポンショカン沢も一個所巻きましたが、何とか沢伝いに下りる事が出来ました。
2月に入院して一気に体力を落としてしまいましたが、ここにきて何とか回復できた感じです。

2024年4月13日土曜日

2024.4.13群別岳 南西斜面とプチ北斜面スキー滑走

2週連続で来ちゃいましたよ。
群別岳。

今回は、山頂から直下の斜面を滑るだけなので、幌からスタート。
ダラダラの広い尾根をテクテク登ります。

朝のうちは雲海。
天空の散歩をしている様でした。

本日のメイン斜面。
山頂直下から右側に二本シュートがある。
このうち、山頂寄りの方がカッコ良いけど、雪庇のラインが邪魔で曲がったラインになりそう。
今回は、右側のシュートを落とすことにします。

二週連続で、群別岳ピーク。
リッジ上には、増毛オートルートを完遂した@sirfkinさん、パクさん、コンさんのツボ脚トレースがあった。

今回滑ろうと思っていた、もう一つの斜面。
覗き込んでみると北斜面にはクラックが入っていた。
先週は無かったのにぃ。
仮にクラックを飛び越えたとして、その後制御する自信が無かったので、センターのラインはパス。
端っこの肩から、安全なラインで落としました。

登り返して、もう一度ピークへ。
お次は、南西斜面を落とします。
こちらは登る時に、よーく斜面を観察していたので、イメージ通りのラインで落とせました。
やっぱり、ボウルに向かって徐々に緩くなっていく斜面って気持ちイイですよね。

南西尾根のコルまで登り返して、ユルユル尾根を滑走して帰ります。
尾根でフォロワーさんとスライド。
これからお泊りで山行を楽しむんだそうです。
たぶん最高でしょうね。

下山時には、尾根へ取りつきの南向きの斜面は、笹が起きて残雪も心細くなっていました。

2週連続での群別岳でしたが、距離が短かったせいか比較的楽でしたね。
前回よりも体力に余裕があったので、明日は暑寒別岳にでも行こうかしらw


2024年4月6日土曜日

2024.4.6群別岳南東斜面と幌天狗南斜面BCスキー

待ちに待ったピーカンの休日。
春と言えばロングハイク。
普段だと中々行けない雪山を楽しめる季節よ。
昨シーズン、爆風で断念した群別岳を目指してみました。

今シーズンは除雪がされておらず、墓地の除雪終点からシールで歩きます。
国道からすぐソコ。。
(↑下山した時に撮影)

スタート地点から6km進んだ広場。
昨年はここまで除雪されていたのだ。
ココで休憩する。なんだか改めてスタートする気分だ。

少し進むと、林道にデブリが堆積していた。

更に2km程進んだ林道終点。
ここで、もう一度休憩しようと思っていたが、フレッシュなクマの足跡があり落ち着かないので休憩個所を先延ばし。
ヒグマは沢の下流部へ下って行ったようだった。

熊の平まで進み、幌天狗のラインを観察。
お帰りの楽しみにしておきましょう。

奥徳富も今度行ってみたいですな。

中盤から靴擦れが発生して足が痛くなりペースダウン。
7時間かかって群別岳に到着。

見下ろすと、幌ルートから合流して南尾根から続々と登山者が登って来ています。
皆さん雪山登山装備で、スキー滑走目的のオジサンはワタシだけのようですわ。

本日の目的のひとつ。
北斜面を覗き込む。
滑れそうだった。
しかし、雪が3日前と昨日に降っており、表面が風でパックされていて硬い。
中の雪はサラサラで柔らかく、ポールが深く刺さっていく感じ。嫌な予感しかしない。
北側は日の当たりが弱くてガリガリ。まだ緩む感じでは無かった。
今回は取りやめて、次の機会の為に色々と観察しておきました。
条件の良い時に再訪しますよ。

登っている時に眺めていると、南東斜面が面ツルで柔らかそうだったので、広い斜面を一本落とす。

登り返して、南西尾根に乗り幌天狗を目指します。
尾根でスライドした登山者に声を掛けられた。
フォロワーさんだったみたいで、私の事を覚えていてくれるなんて嬉しいですね。

南西尾根から見た群別岳。
滑りたいラインが見つかったので、今度は違うルートからアプローチしてみようかと。。

そして本日のメイン!
幌天狗のビック斜面!
標高差550mの長くて気持ちいい斜面を一気に滑り降りる。

実に満足!
ようやく奥深き山のビック斜面が滑れた。
気分がいいので、久しぶりに自撮りしてみる。

お帰りは、ダラダラとした林道をテクテク。

往復28km。わかっちゃいたけど長かったわー

ログも長くてこの通り。