本日の予報では、標高の高い山でも風が弱く午前中は晴れそう。
どうせ晴れるのは午前中限定だし、まだ雪も多くなくて滑走斜面も限られている。
ご来光狙いで旭岳へ。
ラッセルもあるだろうと思い、チョイと早めに出発。
月明りで周囲は明るく、状況も把握しやすかった。
更に、前日のトレースあり。
ラッキー。これは楽ちん出来そうです。
外気温は、だいたいマイナス20℃。(暗いと老眼で温度計のメモリが良く見えない笑)
早く着きすぎちゃうと、凍えてしまうので冷えず汗かかぬよう体温を調節しながらのんびり進みます。
星空を眺めメルヘンチックに歩いていたら、第二天女ケ原の入り口でトレース終了。
前日の入山者は深いラッセルにここで引き返した模様。
ここから、ソロのフルラッセル。
時間調節でゆっくり歩いてきたのに、深いラッセルでスピードダウン。
参ったね笑
ご来光に間に合うかなぁ。。
月明りで旭岳の山頂も見えていたのに、石室を過ぎ6合~7合目でガスって見えなくなってしまった。
ここでガスるとモチベーションが下がる。
何せご来光を見れなければ、ナイトハイクしてきた意味が無くなるのよ。
見上げると、お月様が薄っすら見えるので、山頂晴れの雲海であることを期待して歩みを進めます。
金庫岩付近まで登ると東の空が明るくなってきた。
なかなか良い色合いだ。
山頂がピンクに染まる。
ご来光。
何度見ても、ここから眺める日の出は美しい。
来た甲斐がありました。
しかし、今日は風が弱くても極寒の世界。
山頂も相変わらずマイナス22℃(明るくなり温度計が読めた。)
黙っていると体温が奪われてゆく。
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