金曜日、昇温と共に激しい雨が2000m級の山々にも降り注いだ。
パウダーなんて期待出来ないし、コンディションも悪いでしょうが、休日に黙っているのも何だし、山の中にいると何かと心が落ち着くので、ドライブがてら望岳台に向かってみた。
お、貸し切りか?笑
先週から降り積もった雪も融けてしまい、望岳台から避難小屋までは岩が露出した登山道をテクテク歩く。
こんな日に、板を背負って歩いている好き者は私以外には誰も居ない。
照れるね。
照れるね。
今日は強風予報。上層の冷たい空気が山の気温を下げて行く。
1500m付近から下部はプラス気温かなと思いきや、予想よりも気温降下が進んで、避難小屋付近の雪もカチカチ。
少しくらいはザラメ斜面で遊べるかなぁと思ったんですけどねぇ。
避難小屋の正面に雪が溜まった斜面が見えるので、お帰りに滑ってみましょうね。
たぶんカチカチでしょうけど。
遮るものが無いスリバチ火口付近まで上がると、稜線は爆風。
もう、押し倒されてしまうくらいの強い風がビュービュー吹き付けてくる。
もう、押し倒されてしまうくらいの強い風がビュービュー吹き付けてくる。
安全策で風影になるグラウンド火口のボウル内を移動しますね。
これ、美しい風景からは想像もできないくらいの爆風なのよ。前十勝の影に入ると風は少し落ち着く。
縦走予定の登山者も、稜線の爆風と視界不良でピークから引き返してきていた。
滑れそうなガリガリ斜面を物色しながらウロウロするけど、何処も一緒ですね。
十勝連峰の西側は時折りガスが入ってきて、視界があまり安定していない。
手っ取り早くグラウンド火口を滑走。
普段なら何てことない斜度でも、ガリッガリだからスリル満点よ。
いつもなら好物の急斜面も、エッジが丸まったままの板では引っ掛からず、コントロールも全然出来なくてとても怖かった。避難小屋前の斜面も、デラ掛けしながら降りてきました。
エッジが掛からず抜けて滑落してしまったら、チョコチップだらけの火山岩ですりおろしリンゴになっちゃうよね。
雨で融解してからカチカチに氷結したツルンツルンの氷斜面は恐怖。
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