2024年11月16日土曜日

2024.11.16シーズン二回目 十勝岳の斜面をしゃぶりつくし

先週に引き続き、今週も十勝岳へ。

全国的にみても降雪地域が未だ限られている状況で、雪があってスキーが出来て、お手軽に登れる山は今のところ十勝岳くらいだろうか。
気温は上昇傾向ですが、ピーカン予報の十勝岳で今シーズン2回目のバックカントリースキーを楽しんできました。

前日にキチケンさんから入電。
山慣れしておきたいと仰るので、今日は十勝岳エリアを引きずりまわしてやろうかと思っております。

一度パッキングして、さあ出発というところで、サングラスが無いと言ってゴソゴソとザックをバラし始めるキチケンさん。相変わらずですなぁ。↓

気を取り直して出発。
望岳台の雪は解けてしまったので、石がゴロゴロした登山道をテクテク。

避難小屋で休憩。
景色が良いからと言って撮影ポイントまで眺めに行って、足元に置いたテムレスを忘れて戻ってくるキチケンさん。
幸い、すぐに気付いてテムレスを取りに戻る。
ホントは少し歩いて登ったところで気づいて欲しかったんですけどね。

お日様が当たるところまで来ると天国のような景色が広がっております。
「スニーカーで全然登れるねー」と言って、シートラで登り続ける。
彼は背中が重くても気にならないようだ。
スリバチ火口でアイゼンを装着した登山者とスライドした時に苦笑いされる。。

登山者は多いが、スキーヤーは今のところワタシらだけ。
貸し切りは確定。いい日になりそうです。

日陰は雪が硬いので、ツボ足でそのまま登りますよ。

稜線を乗り越えるとポカポカ、春みたい。
十勝平野に溜まったモヤが幻想的ですね。

風の向きで雪の溜まり方が左右される。
今回も、先週と同じところで遊ぶことにしました。
まずは、雪の緩みが早い南側のボウルから滑りましょう。

起伏のあるボウルを登り返して二本滑走。
エッジが噛む足元に優しい雪質で、キチケンさんも大満足。

お日様が当たって緩んだところで反対側のボウルへ。
入口はガリガリでしたが、少し入るとナイスザラメ雪。
滑走後、斜面に刻まれたラインを見てウットリ。

途中、短い斜面を滑ってからスリバチ火口へ。
まだ雪は少ないですが、全然滑れますよ。

雪遊び大好き@kiekon19さんたちグループとも再会。
今シーズンもたくさん楽しみましょうね!

今回も引きずり回すどころか、帰るころには調子が出てきて、走って下山するくらい元気なキチケンさん。
結局ワタシが引きずり回される。。
もう少しゆっくり歩いてくれませんかねぇ。

銀世界の中で遊び尽くした一日。
全国的にみても、今日はワタシたちが一番BCスキー滑走を楽しめたのかもしれないですね。
来週から冬型が強まりそうなので、今後の降雪に期待ですね。



2024年11月9日土曜日

2024.11.9十勝岳エリアで初滑り

待ちに待っていたウインターシーズン。
ようやく、水曜日から市街地でも雪が観測されるような寒気が入り込んできた。
早く滑りに行きたい気持ちを抑えながら、平日はお仕事に勤しむ。。

土曜日の十勝岳にワンチャン賭けてみました。
寒気が居座るのは土曜日まで。
その後は、気温が上がってしまう感じ。

様々な気象情報を収集。
気象情報をを信じて十勝岳エリアにクルマを走らせる。
朝のうちは雲量が多くて風も強く、10時~11時に雲が抜けて、その後は雲量0%で穏やかになって行くピーカン予報。

6:20望岳台を出発。
積雪は問題なし!
駐車場からシールで歩いてゆく。
まだ、山の上はガスが掛かっていてどんより。

避難小屋から上部はガスに包まれ、GPSで自分の位置を確認しながら目的の斜面を目指します。
目標物も少なく真っ白な中、予定通り10時過ぎにドロップポイント到着。
気温はマイナス10度で爆風。
行動時間は予定通りだったが、まだ濃いガスに包まれている。
晴れるかなぁ。。それとも、このまま晴れないのかなぁ。。
不安になりながらも、予報を信じて待つ。

風が当たらない岩陰に避難。
後から追いかけてきているshiroge君とkeshi_168君に私の場所を教え、カップ麺などを食べながら体を温め、ガスが抜けることを信じて待機することにした。

そして、まさに11時10分。
劇的にガスが抜けて晴れてきた。

先ほどまでの真っ白ガスガスな世界が噓のようだ。

後から追いかけてきたshiroge君とkeshi_168君も、目視出来る所まで来ていた。
お互い手を振って感動の合流。
この斜面は俺たちだけの貸し切りだ。
たっぷり楽しもうぜ!

雪質は、ややパック気味だけど、今日はシーズン初めの一発目。
このくらいの方が、逆に板が走るしエッジも噛んでストレスなく滑走出来る。

チョコチップだらけのこのエリアで、石を気にしないで遊べる面ツル斜面は、こちら向きの面くらいですからね。
短い緩斜面だけど、ここを登り返して遊びましょう。

若者と一緒に滑るのは、とても刺激になって良いですね。
地形に当て込んだり各々個性を出したラインを刻んでおりました。
滑走スタイルなど色々学ばせていただきましたよ。

たっぷり遊んだ後は、チョコチップ畑を限界まで下って帰ります。
まさにエクストリームスキー!

日暮れまで、一日中遊び遊びつくしました。
最高の天気、最高の仲間。
良いイメージでシーズンイン出来ましたね。

今シーズンもよろしくお願いいたします。

Thanks! @shiroge @keshi_168