2022年12月30日金曜日

2022.12.30長伯稜ドライパウダー

 ようやく寒気が戻ってきてサラサラな北海道らしい雪が復活。

久しぶりに帰省した次男のTOYさんを連れ出して親子でバックカントリーです。

このエリアでは昨日から40cm以上の降雪がありバフバフです。
時折り陽が射すのですが、それがタイミング悪くハイクしてる時ばかり。。

そして、実家が偶然ご近所という@TomahawkSki氏をゲストに迎えセッションです。
知識と技術が豊富。いろいろと刺激を受けました。
ていうか、膝上のディープラッセルなのにグイグイラッセルして進んで行きます。
この方もバケモノですね。
まんぞう氏も小樽出身という事もあり、ハイク中はローカル談義で盛り上がりました。

もう少し光が欲しかったですが、視界は十分。
バフバフのパウダーで何度も登り返してヒャッホー。

TOYさんも立派なラッセル要員に成長して何より。
父親としては嬉しい限りです。

2022年12月25日日曜日

2022.12.25幌加内南浅羽山パウダーライド

北へ。
北へ向かうのだ。
北海道の12月にしては暖かい天候の週末。
玄関を出ると、激しくみぞれが降っていて足元はビチョビチョ。
これでは近郊の山でもパウダーは望めない。

荒天予報の地元を抜け出して氷点下の幌加内へ。
到着すると盆地の中は放射冷却でー12℃。
ちょっと寒すぎやしないかい。。
ようやくメジャー山を滑れるのねー
と、ワクワク。
前日に積もった雪も生きている。

シワシワの山を眺めながら晴天ハイク。
さて、ようやく私もメジャー処を語れるBCスキーヤーになれるのかと思いきや、いつもの如くメジャー斜面は眺めるだけ。
今回もメジャー斜面は滑らせてもらえないのですね。
「あれがメジャー斜面ですよー」的な解説のみでスルー。

前日まで風が強かったみたいで、斜面によってはパックされた状態になっている。
柔らかい雪が溜まっているノートラックの斜面を見つけた隊長。
ドロップポイントへ移動し、針葉樹ツリーランからのオープンバーンへ

視界が開ける瞬間が最高に気持ち良いのよ。

何故かこちらの斜面はノートラック。
我々の貸し切り。

折角なので登り返して、このエリアを滑り倒しますよ。

二本目は尾根ラインをメローに。

更に登り返して、残りの斜面も頂きますよ。

メジャー処を全てノートラックで滑走出来ちゃいました。
いやー、満足満足!
この週末は半ば諦めていたので、この晴天パウダーは最高のご褒美でした。

2022年12月17日土曜日

札幌国際から朝里岳周辺BCスキー

 本日は国際から入山。

低温&風雪予報。
昼頃には回復しそうなので様子を見ながら朝里岳周辺を散歩。
飛行場はビュービュー寒風が吹き付けてきて凍傷寸前です。
このまま飛行場を歩いていても楽しみを見いだせないので、
雪が溜まっていそうな斜面で遊ぶことにしましょう。

雪質はとても軽くて良い感じでバフバフ。
スピードが出て最高です。

登り返して、もう一本。

お帰り斜面もロングにバフバフ。

さて、お帰りの沢でアトラクションを楽しんでいきましょうかね~
と、いつもの感じで進んで行きます。
でも、普通に行ってもつまらない。
我々の他には誰も入山していないので、ノートレース。
刺激を求めて、より際どいルートを選択する隊長。

ユーフレ谷ばりに脆く雪が乗ってるだけのポイントを通過。
しかし、流石に攻めすぎたみたいです。
雪まみれの隊長。
これを目撃したあと滑落の恐怖に怯えながら、私も同じルートを進まねばならぬのですよ。
難易度を上げすぎですよ。
こわいよう。。

いつもとは違ったピリリとしたルート取りで、スリルとサスペンスを体験。
アドベンチャー要素があるから、BCは楽しくて止められないのよね。

2022年12月11日日曜日

ホカイドーの豪雪地帯でパウダースキー

 雪が少なかった北海道にも12月に入ってから、ようやく本格的な雪が積もりだしました。
とは言えココは豪雪地帯。10日間で1m以上の積雪が。。

ポールを刺すとズブズブ埋まっていきますね。
これ、転んだりしたら起き上がれないヤツです。

深い雪と書いて、深雪。
ディープなラッセルをヒイヒイ言いながら満喫します。

地形が出ているオモロー斜面を先ず一本。

晴れると思っていなかったので、何とも嬉しい限り。
太陽の光と、視界があるだけでテンションが全然違いますね。

登り返して3本滑りました。

流石にこのエリアをオッサン二人では食いきれませんわ。
もうお腹いっぱいです。

お帰りにもポコジャンで遊ばせていただきました。


ちなみに、地形が複雑。
地形図には無い深い沢が無数にあるので、雪が深いと尚更大変なのよ。

下山すると、また雪が降り出してきました。
豪雪地帯なので、ハイシーズンには駐車スペース苦慮しそうです。


2022年12月10日土曜日

尻別岳 ニセピークメジャー斜面

尻別岳は、いままで何度も登って滑ってきたけど、ニセピークからのメジャー斜面は初めて。
そんな事を万蔵さんにカミングアウトしたら、「えっ!?マジ?」てな感じで驚かれた。
いつもエクストリームな斜面ばかりを選んでいたからでしょうか、メジャー斜面をまだ滑らせてもらっていなかったのですよ。。

早朝の羊蹄山。
ピーカンだ。昼前から天候が崩れるとは思えないほど美しい。

羊蹄山も良さげだな~ と、思いつつも尻別岳へ向かう。
麓の街では積雪が60cmを越えているので標高が低くても雪は問題なさそうです。

奥のボウルにはポヤポヤと笹が点在していますが、ワタシには面ツルに見えます。
滑走するには問題なしですわ。
メローで滑りやすそうな斜面ですね。

ニセピークに到着すると、怪しいガスが掛かり始めてきました。
やはり予報通り雪が降ってきそうです。
あわててセットしてドロップ!

何とか晴れているうちに一本滑走出来ました。
登り返して二本目を滑る時には、もう青空はどこへやら。

雪質も良く、尻別岳らしい地形遊びも出来て中々良き斜面でした。
やっとの事で、メジャー斜面を滑る事が出来て満足ですわ~

2022年11月23日水曜日

2022.11.23 大雪山 初冬の旭岳 地獄谷滑走

 今回はロングに滑走したくて大雪山の旭岳へ。
何度来ても、この眺めはたまらん。

とは言え、まだまだ初冬なので、4合目までは藪こぎ個所がたくさん。
先行者のトレースを励みに笹を掻き分けていく。

姿見から先は、昨年訪れた時よりも雪は多かったので、山頂までシールで楽ちんハイクで行けました。

夏尾根は風が強い。
昨日降った雪は吹っ飛ばされています。
それでも青空の下、眺めが良いのでカムイミンタラな景色に癒されながら登ります。

山頂に到着すると、ご来光を拝んで既に三本も滑り終えてしまったという@makochan009さんが登り返してきた。
ワタシは5時30分出発だったのに、一体何時から登ってたんすかねw
恐るべし。。

折角お会いできたので、地獄谷でセッションしちゃいましょう。

斜面はガリガリでしたが、エクストリームなロケーションの滑走を楽しむことが出来ました。

お帰りは、藪漕ぎジェットコースターダウンヒル!
逃げ場の無い登山道を滑走。
スリル満点でした。




2022年11月20日日曜日

2022.11.20初冬の十勝岳BC 平岳ボウル滑走

昨日に引き続き十勝岳エリア。
気温が下がって、雪質はより良い状態だ。
とは言え、雪が少ないことに変わりはない。

それでも、望岳台から雪が繋がっているので、シールで登る分には問題ないですよ。
前回よりは全然ラクチン。

ありがたいことにピーカン!
グランド火口に出てからは別世界。
何度来てもココは素晴らしい。

目的のスロープは面ツルです。
しかも、誰もこちらへは来ないので貸し切り確定ですよ。

平岳に登って良さげなラインを選びます。
少し風が強く吹いてきた。

十勝平野側は、一面の雲海。
絶景を一望してからドロップしますよ。

横にトラバースして、もう一本。
更に風が強くなってきたので、ここらで止めておきます。
サラサラのドライパウダーを滑走出来たので満足です。
ごっつあんです。

お帰りのチョコチップ斜面をイケるところまで滑ってから下山します。

天候に恵まれて、良きスキー日和となりました。


2022年11月19日土曜日

2022.11.19初冬の安政火口夫婦岩斜面

降雪が少なく冬の訪れが遅い今シーズン。
それでも私にとって、週末の山行は何よりもの楽しみなのです。
夜間に降雪があり、10時頃に晴れそうな感じだったので、少しだけ期待を込めて十勝岳温泉へ向かいます。

いつものオッサンにも、スイッチを入れてもらおうと思い、同行してもらいました。
何かとシーズン初めは忘れがちなものですが、片方の板に肝心のヒールレバーが付いていませんねぇ。。
普通、忘れるモノではないと思うんですけどねぇ。。

スタートから躓きこのまま温泉へ直行か?と、思いきや、
このオジサンの滑走意欲はハンパではなく、アームを無理やり調整して持ち前の知恵で問題解決。
何事も無かったかのようにスタートして登って行きます。

目的の斜面が見えてきました。
例年より雪は少ないようですが、登ってみます。

上部には、まあまあ雪が溜まっています。
少しだけ期待してドロップ。
でも油断してはなりませぬ。
気持ちが良かったのは、最初の数ターン。
その後は底突き系。
普通のお方なら諦めてしまうレベル。
それでも、気にせず滑っちゃう漢アラマン。
吹っ切れてしまえば、楽しいもんよ。

その後は予報通り、晴れてきて気持ち良く滑走出来ました。(雪の下は石がゴロゴロ系ね)
この状況でも、楽しむ気持ちが大事なのよ。

滑り終え、出発前より滑走面がキレイになったと喜んでいるオッサン。。

このエリアはロケーション最高ですねぇ。
晴れて良かった!とても清々しい。
遊んだ後は、温泉に浸かってマッタリしてから帰りましょうね。