2020年12月30日水曜日

ブルマンパウダー 親子でバックカントリー

 正月休みで帰省した次男のToyさんを連れて、いわゆるバックカントリースキーへ。
とは言え、スキー用具一式持たず手ぶらで帰省したToyさん。
万蔵さんに本日の行き先を聞くと低山へ行くらしいので、寄せ集めの用具でBCへ。。
まぁ、何とかなるものです。

ラッセルは若者にしてもらい、おじさん達は楽をさせてもらいますよ。

一本目、
ドロップすると何故か明後日の方向へ滑り降りて行くテレ村さん。
「さようなら~!君の事は忘れないよ~!」
と、少し待っていると、悲しむ間もなく間違いに気づいたテレ村さんが戻ってきた。
リベンジをすべく、2本、3本、4本と登り返して低山をギッタギタに滑り倒してやりましたよ。


青空も見えてきて、とても気持ち良いですねぇ!


フカフカのパウダーでした。
Toyさんにも満足してもらえた様で何よりです。

Toyが小さな頃から、ずっと一緒に遊んでくれてる愉快なオジサン達に感謝!

2020年12月27日日曜日

風雪の強い週末は近所の山で遊ぶのだ 長伯稜934峰

再びやってきた寒波により風雪強しの週末。

土曜日は、最近始めたテレの練習。
テイネ山で、テレ村さんの熱血指導を受けてきました。
これまた褒め上手な教え方なので、ついその気になってテレ魔界に入信してしまうところでしたよ。
アブナイ、アブナイ。

そして日曜日も、山の上は風が強そうだったので、風が当たらない安全地帯で遊んできましたよ。

前日から積もった雪は深い。
藪を突き抜け、ハゲ斜面を目指すオジサン。
相変わらず、藪を突破するときは目をギラつかせてルートを切り開いてゆくオジサン。
もう、ハゲ斜面より藪の方が好きなんじゃね?ってくらいに。。


駐車スペースには結構な台数のクルマが停まってたけど、雪が深かったせいか、奥まで足を踏み入れるものは少なかった様だ。
目的の斜面は貸し切りですよ。フフッ。

多彩なアトラクションがあってオモローな斜面。
オッサン三人でギタギタにしてやったぜ!

転んでも全然痛くな~い。
ストレスフリー!
雪と戯れてきました。


低温の中、何回も登り返していたら、雑にシールを扱ったせいで最後にシールが死亡。
テムレスの魔法を使っても復活せず。
今回新品のシールを使用したんだけどねぇ。
ツルツルな糊面より、使い古しシールにチューブのグルーを塗りたくったデコボコな糊面の方がトラブル無かったような気がするなぁ。
とりあえず、帰ってからブラックダイヤモンドのチューブ式のグルーを塗って粘着度UP!
次回からは、注意しよう。。

2020年12月20日日曜日

山の天気は変わりやすい 尻別岳

 強~い寒気が居座っているのでメチャクチャ寒い。
早朝にクルマを運転していたら表示されてる温度は倶知安でー22℃。
この日、喜茂別では最低気温-25.7℃を記録している。
と、いうことは、
山にはサラサラのドライパウダーがたんまり溜まっているのです。

ビリビリと刺すような寒さの中、出発。

ワクワクしちゃうくらい晴れています。

目的の斜面は仕上がっておりますよ。
陽光が射して、ダイヤモンドダストがキラキラと美しく輝いている。

さぁて、ドロップしましょか。
と、思ったら西から怪しげなガスがやってきた。
慌ててドロップ!


滑り終えると、あっという間にガスで斜面が隠れちゃった。。
仲間を待っている間は、下の方で登り返してポコジャン遊びをして体を温めていました。

そして、視界のある所を登り返してウネウネ斜面をおかわり。

アトラクション色々。
遊園地の様な斜面でした。

山は静かで貸し切り。
落ち着いて楽しむことが出来ましたよ。

2020年12月12日土曜日

12月だけど、まだまだ雪が少ない羊蹄山

 諸事情により、お昼までに自宅へ戻らなければならぬ。
しかし、ビックな斜面も滑りたい。
ということで、早起きをして羊蹄山へ

この一帯は、一度纏まった雪が降ったけど、その後大きく積雪を増やすような降雪は無し。
今日は、気温も程良い感じで中の雪はサラサラなんだけど、
南向きの斜面なので、程良い感じで表面がモナカ雪になっております。。

朝日が射してくると、目的の斜面が藪の中からチラっと私を誘惑してくる。

見た目はとても良い。
サラっと朝の雪が降り積もり、ツルツルの面ツルでござる。
しかし、その下には数センチのモナカ雪が潜んでいるのよ。

もうすぐドロップポイント。
モジャモジャの尾根の方が良い雪だったりする。。

それでも、今日はアトラクション目的で来たので、気にせずドロップ。

ソフトモナカだったので滑りにくい感じでは無かったけど、
ストレスを掛けてあげないと、グイグイ加速してゆくのでコワ~い!
気持ちがディフェンスモードになって、アトラクションも慎重になっちゃった。

何だかんだで、ゲレンデを滑っているような感じでしたけどね。
これはこれで気持ち良いのだ。

お望み通りお久しぶりにビックな斜面を滑れたので、とりあえず満足。
さて、お家に帰りましょ。

2020年11月29日日曜日

テレマークスキーは難しい

 ホカイドーのカリスマテレマークスキーヤー万蔵氏から譲り受けた伝説のテレ板。
テレ信者は、その世界に引きずり込む為に、とても親切に誘ってくる。
一度踏み込んだら、その世界から逃れられないよう執拗に。。
板の準備から、ブーツの選択まで懇切丁寧に手助けしてくれる。

気味が悪いくらいニヤニヤしているオジサン達↓

テレ屋さん達は、その魔界から抜け出せない様にワタシを洗脳してゆく。。
昨日、中古のブーツを入手したのだが、有無を言わさず早速今日からゲレンデでテレの特訓だ。
罠にハマってしまった。断るスキすら与えてもらえない。。
もう、逃げだすことは出来ないのだ。

ワタシに合わせて革靴でテレ滑走してくれているけど、そのレベルは半端ないっす。
今まで、こんな凄い人たちと一緒に滑ってたのね。

テレマークスキーは、普通のスキーでは物足りなくなった超上級者の遊びです。
とても奥深く、そして難しい。

初冬のイワオヌプリ 南東ボウル

 シーズン初めはパウダージャンキーで賑わうイワオも、まだまだ少なすぎる雪に皆さんテンションが上がらないのか、誰~もいません。
貸し切りです。

少ないとは言えども、前回と違って雪質が良い。
少々の藪なんて気にしないでヤビリンスに突入。

登ってから、北東シュートを覗きに行ってみる。
雪が溜まっていれば滑ってやろうかと目論むオジサン達。

どれどれ。と、よーく目を凝らして覗いてみると。
雪が無いと、ただの崖ですよココ。

 
キケンなので、いつものボウルを落としてヒャッホー。


下で待っていると、数ターンして隠れ岩に引っ掛かったテレ村さん。
↓初滑りの飼い主を振り切り、先走って綺麗なエアを決めて行く一本板。


お帰りは、堰堤ルートを選択。
しかし、これはアラマンの取れ高欲しさによる罠でした。
想像以上のアスレチック&アドベンチャー系に悪戦苦闘する私たち。

低山でも、この時期なら存分に冒険気分を味わえますね。。

2020年11月22日日曜日

初冬の三段山 夫婦岩でスキー

とりあえず、安政火口へ向かってお散歩。
まだ、シーズンも始まったばかりだし、軽めに行くものだと最初は思っていたのよね。

ここ最近の暖気ですっかり雪が融けちゃっいました。
山は黒々としていますが、目を凝らせば何となく滑れそうな所は有るものなのです。
贅沢は言いません、チョットだけ滑る事が出来れば、それで良いのですよ。ホント。

オジサンが目を付けたのは夫婦岩に雪が溜まっているアソコの斜面。

サラリと積もった新雪の下はカリカリの雪。
そして雪も少ないので、浮き石がゴロゴロ出ている。
気付くと、アルパインチックな険しい場所に導かれていた。。
まだシーズン二回目なのにピリリとしてきたよ~

ヤベえよ!
踏み外して滑落でもしたら、すりおろしリンゴみたいになっちゃうよ~!

それでもニヤニヤしながらパパラッチおじさんは危ない所を進んで行く。
ヤダよ~ 怖いよ~
ここまで来たら、引き返すことは出来ない。
オジサンに付いて行かなければ帰る事は出来ないのだ。。

でも、信じて登ってきて良かった。
粉レーダービンビンのアラマンはハズさないのだ!
夫婦岩の下には、雪が溜まっていて気持ち良く滑る事が出来ました。


時間も早いので、激しくヤビーな所を登り返して、細~いラインをもう一本。
さすがにガリガリでした。。

初っ端からギュッと危険なアトラクションが凝縮されていて、色々な恐怖と戦った山行でした。
今シーズンは、オジサンが青色パンツでも安心しちゃダメよ~!

恐怖から解き放たれ、お帰りは登山道をかっ飛ばします。
ピョーっと滑って気持ち良かったっすわ。

2020年11月15日日曜日

愉快なおじさんと初冬のイワオヌプリ

まだ、雪は少ないので最初は登山道から登ります。

しかし、少し進むと登山道も笹が覆ってきていて藪漕ぎ系なので、いつも通りヤビリンスへ突入してショートカット。
藪に入ると、いつものあの感覚が蘇ってきたのか、ニコニコしながら藪ジャングルを突破してゆく隊長。
やっぱり、藪漕ぎって楽しいよね~

藪を突破すると、いつもの斜面。
やや狭いラインだけど、余裕で滑れますね。

隊長もシーズンインしました。

剛毛のアンヌプリ山頂はガスっています。
低山にして正解。

登り返してもう一本。

お帰りもヤビリンスをショートカット。

今シーズンは、より素早くカメラを取り出せる様にホルダーを新調。
ワタシのパパラッチカメラも決定的瞬間を逃さないのだ。
もちろん、隊長の失態も逃さずシャッターを切るのだよ。フフッ!
今まで色々とパパラッチカメラの被害に遭ってきましたからねぇ。
数多くの被害者の思いを込めてシャッターを切りました(笑)

遊んだ後は、温泉に浸かってまったり。
今日は人も少なく、静かでのんびり出来ました。

2020年11月1日日曜日

ガスガス旭岳でシーズンイン

待ちに待った雪の便りが届きましたね。
っつう事で、雪が積もっていそうな旭岳へ。


前日入山した方の情報では、下から雪は繋がっているそうだ。
駐車場からシールで登れる。
それでもまだ降雪は少ないので、しばらく登山道に沿って登ってゆくのだ。

前日のトレースが残っているので、ノーラッセル。
楽ちんだにゃ~

あと、1メートルくらい積雪が増えると、も少し自由に歩けそうですねぇ。

山頂の方はガスっている。

石室の前を歩いていたらヤバい人たちに声を掛けられ、同行する事に。
4時半に入山して早く登り過ぎちゃったので、石室で時間を潰してガスが上がるのを待っていたそうです。

ガスが抜けるのを待ちつつ、ワタシのペースに合わせてゆっくり登っているそうですが、全然ペースが速いですよ。
ワタシはヒイヒイ言いながら付いてゆくだけ。。

色々とアチコチの冬山は登っているけど、旭岳のピークを踏むのは小学5年生の時以来初めてです。
久しぶりの旭岳だというのに、ガスっているので感動ナッシング。。
いつも登っているような山と変わらん。

神々の庭で暇を持て余す青年。
イグルー製作に勤しみます。

2時間くらい待ったけどガスは抜けず。。
仕方ないので撤退。
視界のある所までデラ掛けして下りる。
視界が開けたところでプチ滑走。

とりあえず、今シーズンの初滑りでぇす。

お帰りの登山道は、
逃げ道無し!スリル満点のジェットコースターエクストリーム!
ここが核心でしたよ。

それでも、何だかんだ言って、雪の上で遊ぶのはやっぱり楽しい!
20-21 シーズンインしました。
今シーズンも皆さまよろしくお願いいたします!