今回、
ティーピーアウトドアデザインから発売されている
リヤヒーターコントローラーを取り付けることにしました。
ハイエースのリヤヒーターは、
後部座席下にマイクロバスの様な吹き出し口が付いていますが、
これがなかなかの高性能すぎるのですよ。
三段階の風量切り替えしかない上に
スイッチを入れるとLoでも室内が暑くなりすぎ
スイッチを切ると寒くなってしまうという、
丁度良い温度に保つことが出来ない困り者のヒーターなのです。
仕方ないので、最初のうちはリヤヒーターを手元のスイッチで
ON、OFFを繰り返し使用してきました。
この動作が運転しながらだと、まぁ~面倒くさいんですよ。
これを解消してくれる部品を探して見つけたのが、リヤヒーターコントローラーです。
設定した温度に無段階で風量を調節して保ってくれる優れものです。
まず後部座席を外し、ヒーターのカバーも外して作業しやすい状態にします。
そして、ヒーターに来ている配線にコントローラーの配線を割り込ませ、
水温・室温センサーを所定の位置に取り付けます。
新たに設置したスイッチは、センターコンソールに取り付けしました。
ここが、作業的には一番簡単!
イルミネーションの配線を引っ張り、接続して完成。
最初、コントローラーのアースをヒーターの固定ビスにつけてみましたが、
ボディー側のビス受けが樹脂製だったのでうまくアースされませんでした。
とりあえず今回は、近くのアースが取れる固定ボルトを利用しておきました。
電工ペンチと普通の工具を用意して
説明書通りに作業をするだけで簡単に取り付ける事が出来ました。
水温センサーがミソで、水温が冷えているうちはファンが回ることはありません。
エンジンが暖まってくると、ファンが回りだし、暖かい風が室内を温めてくれます。
これでこの冬から快適に移動できます。
◆追記◆
室温センサーの取り付け位置は、説明書通りの場所(送風ファンの吸い込み口上部)だと
設定室温になった後、ファンが停止状態になると温水の熱が上がってきて
センサーが暖かいと勘違いしてしまいます。
すると、室温が適温に維持出来なくなるため、同乗者が寒い思いをしたりします。
そのため、ヒーターユニットからの放熱の影響を受けない所に設置し直しました。
移動後は適温が維持されて快適になりました。