先週に引き続き、今週も十勝岳へ。
全国的にみても降雪地域が未だ限られている状況で、雪があってスキーが出来て、お手軽に登れる山は今のところ十勝岳くらいだろうか。
気温は上昇傾向ですが、ピーカン予報の十勝岳で今シーズン2回目のバックカントリースキーを楽しんできました。
前日にキチケンさんから入電。
山慣れしておきたいと仰るので、今日は十勝岳エリアを引きずりまわしてやろうかと思っております。
一度パッキングして、さあ出発というところで、サングラスが無いと言ってゴソゴソとザックをバラし始めるキチケンさん。相変わらずですなぁ。↓
気を取り直して出発。
望岳台の雪は解けてしまったので、石がゴロゴロした登山道をテクテク。
避難小屋で休憩。
景色が良いからと言って撮影ポイントまで眺めに行って、足元に置いたテムレスを忘れて戻ってくるキチケンさん。
幸い、すぐに気付いてテムレスを取りに戻る。
ホントは少し歩いて登ったところで気づいて欲しかったんですけどね。
お日様が当たるところまで来ると天国のような景色が広がっております。
「スニーカーで全然登れるねー」と言って、シートラで登り続ける。
彼は背中が重くても気にならないようだ。
スリバチ火口でアイゼンを装着した登山者とスライドした時に苦笑いされる。。
登山者は多いが、スキーヤーは今のところワタシらだけ。
貸し切りは確定。いい日になりそうです。
日陰は雪が硬いので、ツボ足でそのまま登りますよ。
稜線を乗り越えるとポカポカ、春みたい。
十勝平野に溜まったモヤが幻想的ですね。
風の向きで雪の溜まり方が左右される。
今回も、先週と同じところで遊ぶことにしました。
まずは、雪の緩みが早い南側のボウルから滑りましょう。
起伏のあるボウルを登り返して二本滑走。
エッジが噛む足元に優しい雪質で、キチケンさんも大満足。
お日様が当たって緩んだところで反対側のボウルへ。
入口はガリガリでしたが、少し入るとナイスザラメ雪。
滑走後、斜面に刻まれたラインを見てウットリ。
途中、短い斜面を滑ってからスリバチ火口へ。
まだ雪は少ないですが、全然滑れますよ。
雪遊び大好き@kiekon19さんたちグループとも再会。
今シーズンもたくさん楽しみましょうね!
今回も引きずり回すどころか、帰るころには調子が出てきて、走って下山するくらい元気なキチケンさん。
結局ワタシが引きずり回される。。
もう少しゆっくり歩いてくれませんかねぇ。
銀世界の中で遊び尽くした一日。
全国的にみても、今日はワタシたちが一番BCスキー滑走を楽しめたのかもしれないですね。
来週から冬型が強まりそうなので、今後の降雪に期待ですね。