2023年12月2日土曜日

2023.12.2 放射冷却で極寒の旭岳で朝焼けライド

 本日の予報では、標高の高い山でも風が弱く午前中は晴れそう。
どうせ晴れるのは午前中限定だし、まだ雪も多くなくて滑走斜面も限られている。
ご来光狙いで旭岳へ。

ラッセルもあるだろうと思い、チョイと早めに出発。
月明りで周囲は明るく、状況も把握しやすかった。
更に、前日のトレースあり。
ラッキー。これは楽ちん出来そうです。
外気温は、だいたいマイナス20℃。(暗いと老眼で温度計のメモリが良く見えない笑)
早く着きすぎちゃうと、凍えてしまうので冷えず汗かかぬよう体温を調節しながらのんびり進みます。

星空を眺めメルヘンチックに歩いていたら、第二天女ケ原の入り口でトレース終了。
前日の入山者は深いラッセルにここで引き返した模様。
ここから、ソロのフルラッセル。
時間調節でゆっくり歩いてきたのに、深いラッセルでスピードダウン。
参ったね笑
ご来光に間に合うかなぁ。。

月明りで旭岳の山頂も見えていたのに、石室を過ぎ6合~7合目でガスって見えなくなってしまった。
ここでガスるとモチベーションが下がる。
何せご来光を見れなければ、ナイトハイクしてきた意味が無くなるのよ。
見上げると、お月様が薄っすら見えるので、山頂晴れの雲海であることを期待して歩みを進めます。

金庫岩付近まで登ると東の空が明るくなってきた。
なかなか良い色合いだ。

山頂がピンクに染まる。

ご来光。
何度見ても、ここから眺める日の出は美しい。
来た甲斐がありました。

しかし、今日は風が弱くても極寒の世界。
山頂も相変わらずマイナス22℃(明るくなり温度計が読めた。)
黙っていると体温が奪われてゆく。
サッサと雪が溜まっている裏旭岳の方へドロップ。
風の影響を受けてややパック気味ですが、雪面は柔らかいので案外気持ち良く滑走できました。

登り返して、地獄谷へ。
寒いので、最短距離で下山したいのです。
表側はガスが充満している。

朝陽を受けてブロッケン。

雪付きも良くないので、滑りは捨てて細いラインの下見を。
ガリガリ慎重に下ります。

石室前の雪は気持ち良かったですね。

スキー場コースは、まだまだ雪が少なかったです。
笹は埋まってますが、藪がまだポヤポヤ生えていて滑走には邪魔な感じでした。

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