2017年4月5日水曜日

ビンディングが破損しちゃったのよ

最近相次いでビンディングトラブルに逢っていまったので、私が使用している、マーカー(Marker)のバロン(Baron)のビンディングの破損について個人的な記述を残しておきます。

最初に購入してから、6回目の使用で右側のトゥーピースがグラグラになり、ショップで診てもらったところ、トゥピースのプラスチック側の回転部が異常摩耗していたとの事。
これは購入して間もなかったのですぐにクレーム対応して頂きました。

そして、問題が左側。
購入してから1シーズンと2か月くらい経った時に、ウォークモードと滑走モードを切り替えるレバーとトゥーピース側を繋いでいる金属のプレートが破断した。
この時は、1年以上使用している為クレーム処理はしてもらえず、新品の片側分の金具一式を仕方なく購入した。

それから、2か月しか使用していないのに、つい先日また同じ部分が破断した。
今回は流石に交換してから少しの期間しか経っていないので、クレーム対応で無償交換していただいた。

個人的な考察であるが、この細くて薄っぺらい金属プレートだけで、板と金具の前後に掛かる荷重を支えているので、使用に耐えられなく破断したのだろうと推測。
どう見ても、こんな細いプレートじゃ心細いですよ。
しかも破断した部分はスポット溶接の形に沿って割れているので、この部分の強度が最初から不足していて破断に至ったものと思われる。

反対側の金具も時間の問題で、いつか破断するのではないかと不安である。
雪山の奥深い場所で金具のトラブルに逢うという事は、場合によっては生死に係わる事態に陥ることでもあるから。

今回のトラブルでは仲間が機転を利かせて応急処置を施し、歩行と滑走ができる様に対処してくれました。
金属プレートが破断した状態だと、金具が前後に簡単にスライドしてしまう(スライドし過ぎると板から外れてしまう)ので、行動できなくなってしまうのだ。
スキー板に固定されているヒンジ部と金具のトゥーピースを歩行位置または滑走位置に合わせてヒモで固定することで応急的に移動が可能となります。

歩行モード
ヒンジを歩行側にしてヒモで縛って固定。
クライミングサポートを立ててヒンジを踏みつぶさない様に注意して歩行します。
滑走モード
ヒンジを滑走側にしてヒモで縛って固定。
ポジションが数センチずれますが、多少の事は無視すれば滑走可能です。
無理な力が掛からない様に注意して丁寧に滑走しましょう(笑)
まあ、本格的な人はもっと良い金具を使うのでしょうけどね(笑)

以上、あくまでも個人的な見解ですのであしからず。

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