2020年7月11日土曜日

マイナーな夕張岳金山コースでヒグマの親子と出逢っちゃったのよ

夕張岳は、この時期お花が綺麗に咲いているので人気の山だ。
昨シーズンも夕張側から登って、お花を眺めながらメルヘンチックに登山を楽しんだ。
しかしだ、人が多くて人間社会から脱出した気分になれなかったのだ。

ということで今回は、マイナーな金山コースから登れば、人間社会から隔離された大自然を楽しめるのではと思い、バイクを走らせ金山登山口へ。

5時50分出発。

小夕張岳までは、やや放置された感じがあるものの、登山道は明瞭で快適に歩けた。
ただ、この区間はダニがしつこくて、10分に一度はダニのチェックをしないと、服のあちこちにダニが引っ付いて生き血を狙って登ってくるので大変だった。

小夕張岳を過ぎると、笹薮ラッセルの始まりです。
残りの区間は殆ど笹が覆い被さっていて、行く手を阻む笹に体力を奪われる。

ずーっと夕張岳の東斜面を眺めながら登れると思っていたのに、登山道は微妙に尾根の北側に付いているのと、背丈以上の藪で視界が遮られて全然景色を楽しめなかった。。
一瞬だけ夕張岳の東面を望めるポイントがあった。
お楽しみはこれだけ。。

そして、まだまだ藪との闘いは続く。

何のお楽しみも無く、気付くと山頂。
9時49分に到着。
少し休憩。
夕張側からは沢山登ってくる人がいる。

まあ、今日はロングハイクの準備運動と思って登ったので良しとしますか。。
憂鬱だけど、分岐からまた藪の金山コースへ戻る。
10時25分下山開始

小夕張岳の手前付近で、踏み跡を見落とさぬ様に足元に気を取られて歩いていたら、目の前に黒い塊が。。
気付いた時には既に遅し。
すぐ目の前にヒグマがいたのだ。
距離にして10mくらい。
近すぎて、逃げたくても逃げられない。
クマが襲って来ないように願いながら、クマをじっと見つめカメラを手に取り、ヒグマとの対峙を撮影しました。
親熊と先に遭遇したのが幸いしたのか、親熊は大きく興奮することなくその場を去ってくれた。
5~6分間ほどの出来事だったけど、無事に済んで良かったぁ~
ヤブヤブ登山で終わるかと思ったら、マイナールートならではのアトラクションにドキドキな山行でした。

登山口には、私の帰りを待っていてくれたバイクが佇んていた。
14時15分到着。
本日の成果。
エゾシカ5頭。ヒグマ2頭。ヒト0人。(金山コース)
大自然を満喫したし、お帰りもバイクのツーリングを楽しみながら戻るのです。


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